カテゴリ:読んだ本 絵本
このごろ、篠田節子の本を図書館で借りて読んでいる。
すごーく心に残ったのが、 「仏教美術の保護のため、 ヒマラヤの小国に潜入した新聞社員が直面したのは凄絶なる政変だった」というお話 ↑楽天ブックスの紹介より(あらすじ紹介するのが苦手でごめんよ) そして、今読んでいるのが、コンタクト・ゾーン こちらもアジアの小国で起こった政変に巻き込まれるお話だ。 どちらの本も、「日本での価値観が通じない」、 「いつ殺されるか」「どうやって生き延びる」というのが同じかもしれないが、 本当にぐいぐいっと読ませてくれる本だ。 「日本の物質の豊富さって、あるときには、罪だよなあ」なんて思っていたのだが、 先日、幼馴染の子に会った。 彼女は、すごーく美人で、発想も豊かで、生活感もない女だ・笑。 小・中・高校も一緒だった。 いつもつるんで遊んでたわけでもなかったのだけど、 彼女が東京の大学に行き、就職した後も、 帰省したときにあったり、私が東京に行ったりと、ずーっと付き合いが続いている。 会うたびに、「こいつの人間の大きさは何だ~~~」と思わせてくれる子だ。 何年も会ってなくても、影響を与えてくれる子だ。 その彼女が、「インドダージリンから。結婚するよ~」というメールをくれたのが、 数ヶ月前。 で、「今帰国してるよ」と会ったのが、先日。 もともと美人な子だけれど、とってもいい顔になっていた(スッピンなのにさ・笑) 聞けば、住むところは、ガス・電気・水道もない場所だと。 でも、「豊かなんだよなあ」って言う。 うん。そう思う。顔みたら、本当にそうなんだろうなあって思う。 「息子をそこで育ててみたい」って、心の底から思った。 「時間がなくて、あれもしてみたい、これもしてみたいんだけどな」と 私がつぶやくと、 「やりたいことは、今かたっぱしからやってる」と彼女は言う。 本当だよな。口で言うだけじゃ、何もならない。 言い訳つけてちゃ、何も進まないんだよなあ。 つき物が落ちたように、私もスッキリとした。 人生、もっともっとやれることはあるはずだ。 息子と二人で、数ヶ月住むことだって、出来るっちゃあ出来るかもしれない。 住めなくても、いつかは、彼女の元をたずねてみたい。 と、帰るなり、JALのHPで飛行機調べちゃったわよ・笑。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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