2009/04/12(日)19:34
「告白」良かったよ~~~!
まだまだ、新学期の生活に慣れない。
娘が中学生になったせいで(!)、夜遅い生活が多くなり、
夜はバタンキュー(これって、死語?)の生活だ。
それでも、すっかりペースダウンしちゃってるけれど、なんとか本は読んでいる。
先月末に読み終えたのが、「告白」
これは、かなりかなりかなり良かった!!
久々に、読み始めたら止まらなくなって、一晩で一気に読んだ本。
あまりにも良かったので、本好きな人に会うたびに「読んで~~」とお願いしている。
毒がいっぱいつまっているのが気に入った。
「どうなるの?ええ?こうなのか・・・・」とひとつづつ、パズルが上手にはまる所は最高!
評判では、ラストの後味の悪さが取り上げられているけれど、
私は特に、違和感も期待ハズレもなし。(冷たい人間なのか・・・・)
ハードカバーで買っても、後悔は無い本だと思う。
告白を読んだ後に、すぐに「少女」
も買ったぐらい。
こちらは、まだ未読・・・・・。
(今、読む本が山ほど溜まっていて、うれしいけれど、いつになるやら・・・)
あとは、同じころに発売されていた「悼む人」も読んだ。
「永遠の仔」を何度も読み返しているに私は、
かな~~りこの新作に期待してたんだけれど、
う~~ん、いまいちピンとこなかった。
美しすぎるのがいけなかったのだろうか??
たぶん、一般的には、こちらのほうが「告白」より、好意的に取り上げられるような気もする。
テーマが、「この本は嫌い」と言うと、
「ちょっとどうよ?」と思われる恐れがありそうなところだろうか・・・。
個人的趣味といっちゃえば、それまでだけれどね。
ある程度の「毒」が欲しいんだよな、私は。
「毒」といえば、
先日、話の合ったマスターがいるお店に、夜飲みに行ってきた。
カウンターで隣に座った男の方を紹介してくれたときの、マスターの言葉。
「この人いいんですよ。すごく毒舌でいいんです。」と私を指して言う。
毒舌って言葉を、紹介に使わないでくれ~~!とほほ。
ステキな男性だったのにさ・・・ちっ!!
最終的には、その方とのんき父さんが盛り上がっていたのは、
マスターの言葉のせいだということにしておきたいぞ・涙。