2009/09/29(火)16:51
音読と黙読って、違うなあ。
今、息子への読み聞かせの本ジプシーをしている。先月、彼に大うけだった「ルドルフとイッパイアッテナ」が終わり、さては、次は何を読もうかと思っていたのだけれど、なかなか良いのがみつからない。「ハリーポッターがいい!」と言っていたので、読んでみたが、プリベッド通りの説明で、息子の脳みそから蝶ができてきたので、諦める。ハリーが登場する前にだ!!涙 (かろうじて、ダンブルドア校長は出てきた・・・)じゃあ、「モモはどうだ?」と読んでみるが、これもまた円形劇場の説明でアウト。カタカナに弱いことは知っていたけれど、ここまでとは・・・・・・とほほ。 私が読んで、彼が聞くだけなので、漢字が難しいのがあっても大丈夫。だから、「選ぶ基準が広がったわあ」と喜んでいたけれど、これが案外難しいことが判明。 黙読しているときには、あらすじが頭に入るのに、音読するとなかなかビビっとつながらない本があることが、このごろわかった。 図書館で私がささっと読んで、「これならウケル!」と思ったのが、音読している私が、「あれ?つまんないかも・・・・・」って途中で思ったりする。読んでる私が面白くない。黙読していると、面白いんだけれど。不思議だ。息子のつかみを勝ち取るために、虫とか動物とかが登場したり、ちょっと、不思議な世界とか、科学的なものを、必死に選んでいるのに、ガックリ。 「これは邪道なんじゃ・・・・」と思いつつも、「感動するお話 小学校2年生」とかも、借りちゃったよ。(まだ未読だけれど) 昨日は、挫折した本をやめて、星新一の「ボッコちゃん」を読んでみた。私が中学生のときには、星新一ばっかり読んでいた。(当時は、長編小説読むことがなかったんだよなあ)この本は、娘に買ってあげたら、「面白かった」と言うし、確か、小学校の教科書に「かがみの中の犬」ってあったから、小学生でも大丈夫なのねと・・・。(昨日のことは、忘れてしまってるが、はるか昔のことって、結構覚えてるよね) あの独特なユーモア音読で出せるかとか、SF的なことがわかるだろうか?と心配してたが、結果からいうと、想像よりもウケた!!ただ、星新一の主人公にありがちな「N氏」とか「Y氏」が、ピンとこないみたい。だから、私も「Nさん」とか言い換えたんだが、今晩からは「中野さん」とかにしてみよう・苦笑あと、昔の言い方もね・・・・カメラが写真機だったり・・・・・・。 さああ、これが終わったら何にしようか。図書館の名作集も考えたけれど、背表紙が日焼けしまくってる本だったし・苦笑。なかなか、頭を悩ましてくれる。楽しい悩みではあるけれど。