くぴくぴ　と　くりくり　の日々

我が家はいわゆる「一姫二太郎」である。

となると、周りの男の子をもつママたちからは、

「下が男の子だと、すごくかわいいでしょ～～～」と言われ続けてきている。

出産直後から、今まで。



いやああ、正直、ほんっとにそう思えなかった。

かわいいことはかわいい。自分の子供だから。

でも、それより、「なんで？そうなる？そうする？」という大きな疑問のほうが

「かわいい」よりもはるかに勝っていたのだ。


だから、言われるたびに、

「・・・・・私は何か欠けているのかもしれない」と５分ぐらいは思っていた。

このはちゃめちゃぶりを、世間様は「かわいい」と思えるのに、

私が思えないのは、心が狭いからだろうか・・・・とかね。

なので、「ペット」という立場でかわいがっていた。



しかし、このごろ、「あれ？かわいい？」と思うようになった。

心の底から「おっ、これは」と、気持ちがあったかくなるような感じ。

いや、かわいいんだ、実際に。

自分でも初めての感覚で、戸惑うぐらいに・笑


何があったのかと、特にはないのだけれど、

息子が、私と娘の大ゲンカをやめさせようと娘を押さえたり、

ワンピースのマンガを読みながら、ツボを語り合ったり、

テレビでちょっとした笑いを理解したり（男子の好きなわかりやすいギャグではなく）

そんなささいな事からだ。

もちろん、「きぃ～～～～」と怒れることもあるけれど、はるかに少なくなった。



きっと、動物から人間に成長したんだろうなああ。

もしくは、私に余裕が出来たからかもしれない。

もしくは、娘が成長しちゃって、相手にしてくれないからかもしれない。



考えれば、あと２．３年もすれば、私よりも背が高くなって、

今みたいに、ゴロゴロ甘えてくることもなくなるのだろう・・・・。
（男の子は結構長いというけれど）




いかん、このブログ書きながら、いろいろ思ってしまった。

もっと、シビアに野生動物なみに、息子に対して接すれるとおもっていたのに～～～。

情がわいたら、将来の嫁姑問題まで、想像しちゃって、いかん。

（想像だからね、あの息子も無事に結婚なんてしてるのよ）



男の子をもつママたちって、こんな感じだったのか・・・・・・なるほど。