2012/05/16(水)00:58
お国違えば、なんとやら
通っている語学学校のクラスは2か月半ごとにクラスが変わるのだけれど、
今のクラスは、ロシア系(ウクライナ、ロシア、ポーランド)が半分で
スペイン系(スペイン、エクアドル、ペルー)が半分とキッパリわかれてる。
共通言語を持たないの私だけなので、ちょっとさみしいぐらい。
日本人が同じクラスにいなくても、もうちょっと他の言語民族が欲しい・・・・・。
今、フランス語の条件法という文法を勉強しているのだが、
(前のクラスでもう勉強してたから、今回は余裕よ~~~おほほほ)
先日、「あなたの国が、こうなったらいいなあ」という例文を作って話すというのがあった。
私は
「日本でこれ以上地震がおきませんように」と言ったのだけれど、
ロシア系は、
「汚職がなくなりますように」「民主主義がもっと広まりますように」
スペイン系は
「貧困が無くなりますように」「失業率が下がりますように」だった。
そして、「国がもっと豊かになりますように」がみんなの願い!!
うーん、なかなか興味深かったよ。
「国が豊か」、その言葉がすぐに浮かばない私は、幸せなんだろうね。きっと。
昨日は、テーマについての話し合いの時に
「小さいときに、母の日もしくは、父の日に両親に何をあげたか?」という質問に
私が、お手伝い券とか、マッサージ券をあげて、
「子供がお手伝いとかマッサージしてあげるんだよ」と説明したら、
「すごい日本的~~~~」とかなり驚かれた。
あまりの驚きぶりに、こっちがびっくりしたわ!!
「こうやって、肩たたくんだよ」なんて言ったら、「ゲッ」とドン引きされたし・・苦笑
後、今回のクラスの課題で
「あなたの国の特徴のある事柄をひとつ、発表しましょう」というのがある。
私は、「きもの」と悩んだけれど、「日本語の文字」を選んで発表をした。
なるべくわかりやすく簡単にと構成を組んで、
日本の新聞を持参し、プリントも作って、クイズもやって、
なんとか、「興味深かったよ~~~」という評価をもらい、一安心。
まあね、ワイロまで渡してるから、当然よ、おほほほ。
ワイロ? ふふふふ、クラスメイト全員の名前を漢字にして、あげたのでした~~~。
たとえば、マイテというスペイン人には、「真衣輝」と!!
喜んで、みんな持って帰ってくれました。よっしゃ!
とはいえ、失敗もひとつ。
漢字、ひらがな、カタカナの歴史、形、存在する数、使い方を説明して、
3つの基礎はわかってもらったけれど、漢字の説明をしている間に
「これは、漢字?ひらがな?何?」と聞かれる、聞かれる。
すべての文字が、記号か、絵に見えるのね・・・・・・あなたたちは。
木は私にとっては「木」だけれど、「植」の字をみながら、
「なにこの右側~~~、人が立ってるみたい~~。面白い!」だって。
やっぱり、自分(日本人の)常識は世界の常識じゃないね。
勉強になりました、はい。
今、ベルギー人友達に、私のバイブルでもある、
「聖☆おにいさん」のフランス語バージョン(現在3巻まで翻訳されて発売してる)を
プレゼントしてるのだけれれど、あの「日本的笑い」を
心の底からわかってくれるかな・・・・と心配になった昨日だった。
【送料無料】聖☆おにいさん(1)
価格:580円(税込、送料別)
ちなみに、マンガのセリフの中で
「リアディゾンを一回だけ検索したけれど」は
「パリスヒルトンを・・・・」になってました・笑