カテゴリ:本
自己啓発本かと思ったら、意外にガクジュツ的でした。 遺伝子情報のON/OFFで自己の持つ能力は発揮される。前向きな思考は、この遺伝子のスイッチをより良い方へ切り替える。 ものすごく短く言うと、そういうことのようです。 遺伝子情報のON/OFFについては実証されているそうですが、思考がこれに影響するかは著者の経験による仮説です。 文字数内容は読みやすく、遺伝子学の前知識なんか無くても楽しく読めました。 単行本の初版が1997年で、ちょっと古いです。 クローン羊のドリーと言われても今の若い方はピンとこないだろうな〜、なんて思いました。 著者が産経新聞の正論に書かれていた祈りと遺伝子の関係性についてもう少し深く知りたくて本書を手に取りましたが、その内容はなかったですね。 最近の著作をあたってみようと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.01.14 12:14:21
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