2004/07/20(火)18:36
●7/20これこそ世界の映画をリードした傑作、トリュフォーの「突然炎のごとく」
映画史に残るエポックメイキングな作品の登場です。
トリュフォーのような人物が今の日本にいたら日本映画が世界をリードしていたかもしれませんね。
それほど、映画を愛し、観客を愛し、本当に求める物を知っていた人でした
◆突然炎のごとく BSpm8:00
原題:JULES et JIM
製作国:フランス
製作年:1962
スタッフ
監督: フランソワ・トリュフォー
製作: マルセル・ベルベール
原作: アンリ・ピエール・ロシェ
脚色: フランソワ・トリュフォー
ジャン・グリュオー
撮影: ラウール・クタール
音楽: ジョルジュ・ドルリュー
キャスト(役名)
ジャンヌ・モロー (Catherine)
オスカー・ヴェルナー (Jules)
アンリ・セール (Jim)
マリー・デュボア (Therese)
ヴァンナ・ユルビノ (Gilberte)
サビーヌ・オードパン (Sabine)
Boris Bassiak (Albert)
Christiane Wagner (Helga)
解説
アンリ・ピエール・ロシェの小説『ジュールとジム』を、ジャン・グリュオーと「ピアニストを撃て」のフランソワ・トリュフォーが脚色、演出した愛の形態を描いたもの。撮影は「女と男のいる舗道」のラウール・クタール、音楽はジョルジュ・ドルリューが担当した。製作はマルセル・ベルベール。出演者は「勝利者」のジャンヌ・モロー、他にオスカー・ヴェルナー、アンリ・セール、マリー・デュボア、ヴァンナ・ユルビノ等。
ストーリー
オーストリアの青年ジュール(オスカー・ヴェルナー)はフランス青年のジム(アンリ・セール)と知り合い、友達になった。2人とも詩や小説を書いている文学青年だった。2人はある時、幻燈を見て、アドリア海の島にある美術公園の女の顔に魅了された。
それからしばらくして、2人はカトリーヌ(ジャンヌ・モロー)という女と知り合い、胸をときめかせた。彼女は島の彫像の女と瓜ふたつだったからだ。ジュールは彼女との結婚を熱望して求婚し、2人はパリの同じアパートに住んだ。 ジムは出版社と契約ができて作家生活の第1歩をふみ出しだ。
3人で芝居見物に行った帰り、ジュールが芝居の議論に熱中すると、カトリーヌは突然セーヌ河に飛び込んだりして2人を慌てさせた。やがて第一次世界大戦が始まり、ジュールとジムはそれぞれの祖国の軍人として戦線へ行ったが、ともに生きて祖国へ帰った。・・・月日は流れ・・・・
<コメント>
フランソワ・トリュフォーといえば、当時、世界の映画の動向を敏感につかみ、ヌーベルバーグを起こし、世界にヨーロッパ映画あり!と世界に訴えかけた映画史に残る偉人とも言うべき人物です。
今夜の作品はそのトリュフォーの代表作にして映画史に残る名作の登場。
スタッフのみではなくキャストも当時のヨーロッパ映画をリードしていた名優揃いです。
ごらんになった方もなっていない方も必見の作品です。
フランソワトリュフォーを見てみよう
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華氏451
映画に愛をこめて アメリカの夜