独特の演出で、衝撃的なデビューを飾ったスティーブン・ソダーバーグであるが、最近の彼を見ていると、すっかりハリウッドの商業主義に落ち込んでしまったように見える。
個性の埋没、作りたい作品が作れないという感じで面白みにかけるというのが正直なところだ。

しかし、この初期の作品｢アウトオブサイト｣はそれなりにまだまだ彼の個性が前面に現れた軽妙な秀作である。

私は個人的にジョージ・クルーニーが嫌いなので、のめりこみにくい部分もあるが、導入部分のアメリカ映画らしい展開から、自然と続く逃亡劇はよき時代のアメリカ映画の面白さを見事に表現している

ヒロイン役は、セクシーさで日本でも人気のジェニファー・ロペス。ジョージ・クルーニーとの掛け合いがなんともおしゃれで、物語の単調さに色を添えてくれます。お決まりのラストかと思いきや小粋な終わり方をするあたり、スティーブン・ソダ＾－バーグの演出手腕の賜物でしょうね

スティーヴン・ソダーバーグ監督の個性 エリン・ブロコビッチ セックスと嘘とビデオテープ トラフィック	アウト・オブ・サイト 民放深夜1：10	[原題]Out of Sight [製作国]アメリカ [製作年]1998 [配給]ＵＩＰ スタッフ 監督：　スティーヴン・ソダーバーグ 原作：　エルモア・レナード 脚本：　スコット・フランク 撮影：　エリオット・デイヴィス 音楽：　デイヴィッド・ホームズ キャスト 　ジョージ・クルーニー　 　ジェニファー・ロペス　 　ルイス・ガスマン　 　ポール・ソリュー
	ストーリー 銃を持たずに銀行を襲うプロの銀行強盗ジャック・フォーリー（ジョージ・クルーニー）は、逃走用の車の故障で運悪くフロリダの刑務所に収監される。ジャックは相棒のバディ（ヴィンク・レイムス）と脱獄し、刑務所内で知り合った株屋のリプリー（アルバート・ブルクッス）が自宅に隠し持つダイヤモンドの原石を盗んで足を洗うと計画をした。 ところが脱獄しようとしたところを、召喚のため刑務所に立ち寄った連邦保安官のカレン・シスコ（ジェニファー・ロペス）と鉢合わせ。ショットガンでジャックの脱獄を阻止しようとするカレンだが、バディに捕まりジャックとともに車のトランクに押し込められ逃走に付き合うはめに。 ・・ ・・

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