紹介
「紹介」って、絶対的な信頼の元に成り立つものだとつくづく感じる。紹介者には、必ずリスクが伴う。紹介した人に、「何であんな人を紹介したの?」って、言われれば、自分の顔は潰れるし、下手したら、その後の人間関係にも亀裂が入る。意外と恐ろしいことである。お陰様で、今となっては、紹介だけで、仕事をさせて頂いているが、紹介されたお客様とお会いした際に、一番気を付けていることは、「紹介元の顔を潰さないこと」である。これは、最優先事項である。目の前のお客様だけを意識しすぎて、売りに走ったら、恐らくその商談は、上手くは行かないであろう。紹介されると言うことは、どこかに契約と言う期待が入るのは、営業マンの性である。これは仕方がないこと。しかし、目の前の人と、どう言うきっかけで会えたのか?は、絶対に忘れてはいけない。つい、そのことを忘れて、ガリガリの営業する人が多いのは、残念ながら事実であろう。色々とネガティブなことを書いてきたが、逆に、そのお客様にとても喜んで頂けたなら、どんなことが起きるであろうか?おそらく、紹介元に感謝の連絡が入るであろう。これは、営業マン冥利に尽きる話である。この繰り返しが、紹介の無限連鎖である。紹介には、必ずリスクを伴う。しかし、この場合の「リスク」とは、振れ幅のことを言い、危険度を表すものではない。資産運用で使われる、リスクと同じ語源である。だったら、良い方に大きく振れさせたら良いだけのこと。そのためには、支持をされるように、たくさん勉強し、人間力を磨き続けなければならない。