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家を飛び出している息子が墓参りに行くと言って
帰ってきた。孫2人を連れ4人,車で実家に向かう。 お墓は山の中腹にあるので,何歳まで登れるか 毎回お参りする度に体力テストをしている。 中腹に立って,下の孫と同じ年齢の時に空襲があり この山に避難したことを想い出し孫に話しかける。 「おじいちゃんが○○ちゃんと同じ年齢の時に戦争 があってアメリカの飛行機から爆弾が落ちてきて, あの先に見える市内は真っ赤に燃えていて,すごく 怖い気持ちで,みんなこの山の中に隠れたんだよ」 孫は「へえ~戦争があったん」と言って走りながら 坂を登っていく。 お花に水を差し,線香に火をつけお参りを済ませ 実家に立ち寄る。 91歳の母親は,ひい孫を見て・・・ 「名前を忘れた,大きくなったなぁ,何年生になったの?」 と目を細める元気なお袋を見てホットした。 上の孫は従兄弟と将棋をさして勝ったことに喜びを 感じている。 息子は孫に「勝ったからホクホクしているけど,負け とったらどんな気持ちになるんや?」 「大丈夫,大丈夫余裕や」と控え目に誇りを感じていた。 久しぶりに父親と一緒にいる孫たちは,どことなく無邪気 に感じられた。 ご先祖様のつながりに感謝します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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