テーマ:介護・看護・喪失(5312)
カテゴリ:迷★介護記
今朝未明、市内の老人介護施設で火災があった。
朝6時、テレビを点けた途端流れたニュース。 映し出された建物は、私の父が住んでいる施設と同規模の大きさ・・・ 入居人数も同じぐらいだった。 深夜の火事、 職員の人数も少なく、避難は大変だったろうなぁ・・・・ 百歳を超えた方もいらっしゃるとか・・・ 寝たきりの方も多かったとか・・・ それでもけが人だけで済んで、本当によかった。 ご自分は外套を羽織らず、 避難されたお年寄りに、毛布をかけて回る職員さん・・・ 彼女たちのためにも、死亡された方が出ないでよかったと 父の施設ではないのに、心からそう思う。 常日頃、介護職に携わる方の大変さ、ご苦労が 手に取るようにわかる・・・ 福祉の世界に飛び込んで、一生懸命な方々が 実はとっても厳しい就労環境におかれていることを 社会は知らなければならない。 もっともっと、彼らの待遇を改善しなければならないと 父の施設を訪ねるたび、 知的障害者の授産施設にボランティアに行くたび 切に思う・・・・ 今回の火事で、職員や施設を 攻めるだけにならなければいいなと気に掛かる。 そんなことを考えながらバタバタとした朝の通勤、通学前の時間 鳴り響く電話・・・・ 「施設は危ない!!」・・・・・ 父の兄、伯父の怒声。。。。 ニュース見ましたね。 「だから私は親を施設に入れる親不孝は反対なんです!! etc・・・」 元気なことでなにより。 これだけ一方的に捲くし立てられるなら まだまだカクシャクとなさっているのでしょう。 がっ その、鬼の首でも取ったかのように 朝の七時から電話してくるのやめてほしいわ((o(-゛-;) 自分の弟の心配をするのは素晴らしい兄弟愛でしょうけど 少しは姪っ子のキモチも組んでいただけると・・・ アハハ、「鬼の姪っ子」だからなぁ、私・・・ 「火事はどこに居たって、遭う時は遭うんです。 伯父さんも寒くなってきたんでお気をつけてくださいね。」と 優しく()電話を切りました。 そして、さっき、施設にも電話を入れました。 あの勢いで、もしかしたら施設のほうにも電話を入れそうな伯父ですから。。。 「大丈夫ですよぉ。こんな時、 他のご家族の方からもたくさん電話きますから」 と「お気遣いありがとうございます。」とまで言ってくださった職員さん。 ああぁ、本当にごくろうさまです。 こころから、ありがとうございます・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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