いいもんもん

この頃“たっちん”は
私と会話をしているときに


そうそう。そうだよね。

ね～、おばあさん。


と、「おばあさん」に同意を求める。

自分の隣にいる人に話しかけるように
横を見ながら


ね～。そうだよね。
おばあさん


と言う。


うちに「おばあさん」は
いない。

私と二人だけのはず…

なのに“たっちん”はことあるごとに
誰かに話しかけるように横を向いて言う。


おばあさんって…
だっ、誰よ～～～～（||||ﾟ　＿　ﾟ　；）ゾ～～～～ッ


しかも、姑のことは「ばぁば」
私の母のことは「おばあちゃん」と言っている。
「おばあさん」と呼んだことはない。

“たっちん”がそう言うようになってから

家の中で黒い陰が動いたり…
誰かがいるような気配を感じたり…
見られているような気がしたりするのよね～(^^;)

まぁ～
“たっちん”がそんなことを言うから
気になっているだけだと思うけど…。

しかも気配の中に
憎悪とか寒気とかを感じないので
いたとしても、悪い感じではないらしい。

いやいや、本当にいないのかもしれないし…。
気のせいだよね～。

ただ“たっちん”が面白がって言っているだけ！

だと願いたい…