Forest of MoonLight

2007/12/05(水)11:48

中学の三者面談で

もう12月です。期末テストも終わり、あわただしく日がたっていきますが、ヒロキの中学で三者面談がありました。 ヒロキは、2年なり、変におしゃれになり、ちょっと服装とかもだらしな系(腰パンまでいかないけど、だぶだぶパンツ好き、金刺繍好き^^;)が好きだし、私からすると、私服は清潔なスポーツマンではありません。 学校でもふざけすぎて、友達のシャツを破ってしまったり、もらったアメを食べているのを見つかり電話がかかってきたりと、ちょっとふざけ過ぎてない??というぎりぎりまで来ちゃっています。 中2は魔の中2。学校に慣れ、受験のプレッシャーもまだなく、一番緩んじゃう学年です。 中1から成績はずっと下降線。ここでネジを締めなおさないと、中3になるにあたり間にあわなくなるという危機感を抱くのは母ばかり。 面談で何を言われるか、ちょっと怖い気もして行きました。 ただ期末で担任の先生の教科である数学だけは飛躍的にのび、それだけは安心材料でした。成績については、ばらつきがあるけど、全体的に1学期よりは上がっているといわれました。 学校での生活面は、予鈴着席に遅れたりと、ちょっとだらしない所はあるけれど、授業態度はまじめと言われて、ほっとしました。 あと体調崩した別のクラスの先生が学校に復帰してきたら、「先生大丈夫ですか?」と声をかける優しさも持っているとか、いい面も見ていただけていて、面談自体は全体的にはなごやかな雰囲気で終えられました。 進路の話になり、ヒロキ自身が野球と切り離して高校を考えていないと嘆くと、担任の先生がいくつかいいアドバイスをくださいました。 野球でスポーツ推薦という話題になりましたが、所属するチームは関東大会で準優勝する位強いけど、ヒロキ自身はレギュラー一歩届かずと言いました。レギュラーもほぼ固定になっており、そこを崩すのは大変だというと、「冬はやり方によって差をつけられる季節だよ。他の人と同じことをやっていたらそこまでで、人の2倍も3倍も努力すれば、それだけのものがある。春までに力をつけて、ぜひレギュラー狙ってみたら?」 担任の先生は、学生時代サッカーと陸上をやられていて、自分自身の経験で話をしてくださいました。 私自身は、変に野球の強い私立に入ると、お金はかかるし、親の労力がまたかかるかもしれないし、レギュラー厳しいかもしれないしであまりすすめたくありません。 できれば、ある程度以上の都立で、そこそこ野球もがんばっているところをさがして、そこを目指そう~と言っています。 ある程度以上の都立に入るには、今以上に成績を上げないとだめです。勉強のしなくちゃ!と言うと、「勉強って自分の中になる可能性や選択肢を増やすためにやっているんだぞ。知らないことを知ることで、自分が活躍できる場が他にもあるのを見つけられるかもしれないんだぞ。やらされている勉強ではなく、自分を見つけるための勉強をしようよ」 担任の先生は20代半ば。中1からずっとお世話になっていますが、一年半前に最初の面談をした時は、話がすぐとぎれてしまい、私が話しをつなぐくらい、面談の内容もない新米先生でした。 それがずいぶん変わったなぁ~って、なんか先生も子供と共にいろいろ学んでいるのかなって、あらためて思ってしまいました。 「野球を楽しくやる高校を選びたい場合、単に強い所ではなく、練習をぜひ見に行ってください。いい指導者がいる学校は、みないきいきと楽しそうに練習しているはずです。偏差値や大会での強さだけじゃないものを見てください。指導者によりそのチームはぜんぜん違ってきますし、高校での3年間で違ってきます。」 野球でも勉強でもがんばってほしいという担任の先生のことばが、今回の面談ではおしつけがましくなく、いいアドバイスを受けたなぁって思えて終えられました。 終わった後ヒロキと、「先生変わったよね。ずいぶん先生らしくなったよね。いいことずいぶん言っていたね。」と思わず話してしまいました。 来年の今ごろはどうなっているか、楽しみであり不安でもあります。少しでも自覚をもって、めいっぱいがんばって欲しいです。

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