2006/01/04(水)22:44
ゆめ
先日ひどい初夢を見て、すっかり気を悪くし、昼に寝なおしたら、さらに酷い夢をみました。
昔、某ジャンルやってたころ72ページもあるコピー本を(なんと個人誌)作ったことがあるのですが、その本を再版することになるという夢でした。
探したところ、版下があったとかで、母がチェックをしているようす。なにげに信用していたのですが、ふと心配になって取り上げ、自分でチェックすると、なんということでしょう、あちらこちらのページが切抜かれていて、かわりに新聞の切抜きがレイアウトしてあるのです。しかも新聞の切り抜きは随分古くなっていました。これは大変だ、全部チェックしなおさなくては、と版下の束をみる。版下の間には一万円札も挟まっていましたが、版下としてはおよそ役にたたない状態でした。なおるはなおるだろうけど、大変な手間だな、と少々憂鬱でした。でも探せば一万円出てくるしな、とも思いました。
…別に悪い夢じゃないと思うでしょ。
そうでしょうとも、この本の内容をしらなければ、
確かにそんな悪い夢とは思えないはず…。
でもね、この本はこんなお話なのです。
5人組の仲間のなかの、赤くんと水色くんがデキてるんですが、
赤くんはとても無邪気なひとで、青くんや緑くんともデキているのです。
水色くんがその状況に耐えられなくなって、赤くんにといただすと、ものすごく無邪気なお返事がかえってくる。
水色くんは耐えられなくて、赤くんの首をしめます。
騒ぎにきがついた仲間が駆け付けて赤くんは一命をとりとめますが、
仲間関係は壊滅的に。
コワレモノの水色くんを青クンが連れ出して隔離。
…赤くんとデキてた青くんが。
…のめりこんだら水色くんがやったことを自分もやりかねないと思って
一歩引いていた青クンが。
…そして勿論青くんは次第に状況に耐えられなくなって行くのです。
コワレモノの水色くんが自殺できるように一人部屋に残して、
ある日青くんは遠くの店にコーヒーを買いにいくのです。
そして青くんが部屋にもどってくると、部屋は血まみれになっていて、
水色くんは…いなくなっているのです。
目が覚めてからその本を読み返してみました。
オチが思い出せなかったので。
…完全無欠のハッピーエンドになっていて、本当に心底驚きました。
若い頃のおいらってすごいな、と思いました。
トークにこう書いてありました。
「こんな不幸な人間関係のシュミレーションばかりやっていたら、碌な人生にならない気がするので、もうなるべくこういうものは書かないようにしようと思います。」
…ぐはっ。
昔のおいらにドゲサして謝りたい…
でも昔むりして頑張り過ぎたせいで、今こうなっちゃったのかもしれないのだが…。
「こういうもの」もっとばりばりかいといたほうがよかったのかなあ。