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テーマ:最近観た映画。(40133)
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Baby, did bad bad thing …で始まる 楽曲が非常に印象的な作品。 キューブリック監督の遺作として知られるが、 だからどうだと言うのか。 『2001年宇宙の旅』も『時計じかけのオレンジ』も 観たことがない私にとっては 彼の名前はブランドたりえない。 間接照明に徹底的にこだわり、 トム・クルーズとニコール・キッドマンが主演だから 画面自体は常に美しい。 それは見事なものだと思う。 しかし、観ていて引っ掛かるものが何もない。 ただ美しい映像と音楽を味わうだけの 映画だったような気がする。 映画にメッセージ性を強要するつもりは毛頭ないし、 その訴求が強過ぎる映画はむしろ嫌いだ。 当時、難解とか、意味不明といった 評価を映画雑誌等で読んだ気がするが、 ひょっとしたらこの映画は、 まったくメッセージ性なんかなくて、 純粋に映像と音楽を楽しむための映画かもしれない。 そうなると、そもそも存在しない メッセージはいくら読み取ろうとしても 読み取れないわけで、結果として 難解、意味不明といった評価が下されるのも当然だ。 あくまで可能性の話だが、 快適な音楽と映像に身を任せ、 何度も何度も観ていて初めて キューブリックの意図が 感じられるようになるのかもしれない。 もしもそうだったらなんともトリッキー。 冒頭に述べたBaby…を歌うクリス・アイザックは★★★★★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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