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カテゴリ:Linux PC
スマホとUbuntu間をUSBで接続してデータを転送する
WindowsとAndroid OSのスマホを接続し、スマホ側で"ファイルを転送する"を選択すると、MTP(Media Transfer Protocol)接続が確立し、Windows側からスマホのSDと内部ストレージの双方にアクセス可能になる。 PCに接続したスマホは「メディアデバイス」と認識され、さまざまな種類のマルチメディアのデータを転送できるようになる。同時に、Android側でファイルアクセスの調停を行う。Android側がファイルにアクセス中はPC側からそのファイルを操作しようとしても、デバイスがビジー状態であることをと知らせて、ファイル操作の競合を防止する機能を持っている。 Ubuntuにおいても以下のパッケージを導入することでスマホとMTP接続ができる。 ★Ubuntu側からファイルをスマホのストレージへファイルをコピーするとタイムスタンプが現時刻になってしまうようです。Windowsでも同じ挙動でした。 [mtp-toolsをインストール] 端末から以下のコマンドを実行する。 ------------------------------------------------------------ $ sudo apt update $ sudo apt install mtp-tools ------------------------------------------------------------ [スマホとPCを接続] USBケーブルでスマホとUbuntu PCを接続する。スマホはWindows同様にソフトウェアをインストールしようとするが、ここはスマホを操作してskipさせる(あるいはスマホの設定でソフトウェアのインストールをOFFにしておく)。 スマホから"USB接続の用途"を尋ねられるので"ファイルを転送する"を選択する。 UbuntuのDesktopに(USBメモリ接続時のように)スマホの機種名のICON(自分の場合はSOV34)が出現する。 クリックして開くとSD(SDにラベルが設定してあればラベル名で見える)と内部共有ストレージの2つがあり、双方にアクセス可能である。 スマホとUbuntuのファイル共有は、WiFiで接続できるNASや、GoogleDriveのようなオンラインストレージでも可能であるが、もしもの場合にスマホに直接アクセスできる手段を準備しておくのも必要かと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.04.06 15:17:00
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