| ■あゆ(鮎)
日本の代表的な淡水魚。
姿、形、味、香りのよさから、「川魚の女王」などとも呼ばれています。
天然物と養殖物があり、市場に出回るあゆのほとんどが養殖物。天然物は毎年6月が漁の解禁になります。
最近では、”天然仕立て”という名前で、できるだけ天然物に近い環境で育てた養殖物が出回っています。(半天然といったところでしょうか?)
天然物岩ごけをエサにしているので、独特の香味が強く、脂肪分も少ないのに対し、養殖物はその香味がやや弱く、脂肪分も多い。・・・そうですが、私は正直よく分かりません。養殖物(天然仕立て)でも十分美味しいです。逆に養殖物のほうが食べやすいんじゃ・・・? |
■旬は?(数字は月)
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■どこから来ている?
黒門三平では、滋賀県産をメインで扱っています。
たまに、活あゆ(稚あゆ)も入荷して、店内水槽でしゃぴしゃぴと泳いでおります。(琵琶湖産) |
■食べて健康!!
ビタミンA、カルシウム、リン、脂肪が豊富です。特に、内臓にはビタミンAが多く含まれており、強壮作用があります。
天然物は遊離アミノ酸が多く旨味がありますが、養殖物はえさを多量に取るため、脂質含有量が多くどうしても脂っこい味用ですが、魚自体の脂肪は他の魚よりもが少なめで、さっぱりとした味の魚ですから、夏の食卓にはぴったりのお魚ですよ!
※天然物(生) エネルギー 100kcal(可食部100gあたり)
※養殖物(生) エネルギー 152kcal(可食部100gあたり)
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![ayu_sioyaki](https://image.space.rakuten.co.jp/lg01/16/0000235016/71/img29f7a564ihgek2.jpeg) |
■調理のススメ
あゆの定番といえば、内臓を除去せずに焼いた「あゆの塩焼き」!たで酢やポン酢をかけてどうぞ。
塩焼きが残ったら、「あゆごはん」もいいですね~
ちょっと趣向を変えて、あゆの姿寿司、お味噌で魚田楽、煮付けにしても美味しいですね♪その他、面白いなと思ったのが、「あゆの一夜干」鮎を3枚おろしにして、少し塩をして風通しのよい場所で2~3時間程度干します。これを軽くあぶって完成です。
稚あゆなら、天ぷらや甘露煮もいけますよ!
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