台風11号による雨~危機意識の薄さ

台風11号による雨で、17日から18日にかけて大雨が降った。このあたりは水田が多くあり、水もあと2週間、用水路には、まわらない時期になっている。が、24時間降雨量が過去最高記録を各地で更新することになった。 そんな中、気象に興味のある息子は、深夜11時を回ってから、川や田んぼがどのくらい増水しているのか見てみたくなり、一緒に自分の田んぼを見に行くことにした。斜め前の田んぼが増水のため、他の水が道路にあふれ、排水溝目ざしてどうどうと流れていた。夜中でわからなかったが、細い道は完全に冠水してしまっているところもあった。そのような田は、川に水を流していない、家や道に囲まれた田んぼが多い。 冠水してすぐに弱るような稲ではなくなってはいるが、50センチも水がたまれば、稲はひとたまりもない。このような短時間で多く降った雨は初めてだった。 遅い時間にもかかわらず、ご近所さんに冠水している旨を伝えた。もし、あのままほおっていたら、完全に道路は水浸しになっていただろうと思う。