2007/09/06(木)22:21
盲導犬サーブ
テレビ番組で、「盲導犬サーブ」の話を放送していました。泣けました今から30年ほど前の話です。まだ盲導犬の数も、今より少なかった時代。申し込んでから10年経ってから、その家にやってきた盲導犬。犬種は、シェパード(ラブラドールが多いので、珍しいです)名前は「サーブ」最初は戸惑っていたご主人も、一緒に暮していくうちにだんだんと慣れていき、外に出かける回数も増えて、サーブ無しの暮らしは考えられなくなりました何時ものようにサーブにハーネスをつけて、実家に行く途中・・・・・その日は雪が降っていて、おまけに夜で見通しも悪かった。その時カーブを曲がりきれない車が一台、サーブと飼い主の方へと。とっさに飼い主を道の端にやったサーブは、自らに体を車の前へと投げ出した。(盲導犬の訓練では、そこまでは教えていないそうです)自分の体を犠牲にしてまで、飼い主を救ったサーブ。おかげで飼い主は助かりました、でもサーブは足を一本切断することになり、その為盲導犬としては、役に立たなくなりました。結局センターに戻されることになり、飼い主と離れ離れに。この時飼い主がセンターから、車で帰ろうとすると・・・・・サーブが三本脚で必死に歩き、車の後部座席に乗り込みました。もうこの場面で、涙、涙、・・・・一緒に家に帰れると思ってるサーブが、可哀そうで可哀想で。哀願するような犬の目、犬ってこういう目をしますよね。去年死んでしまったウチの犬の顔が浮かんできて、それもまた悲しかった。人間の為に、犬本来の欲望も抑え込まないといけない盲導犬。そこまで人間になんで尽くさないといけないんだろうか?平気で犬、猫を虐待したり、大きくなりすぎたり年取ったからと平気で捨ててしまえる人間たち。そんな人間たちのために、なんで?(もう最後は、支離滅裂になってしまった)