ぬこまとillust自由帳(´・ω・`)

2007/12/27(木)20:29

【大江戸ロケット】銀次郎のillustと、大江戸ロケット3話の感想

3話〔縁に縛られた銀狐〕、storyは動き出しました。早くしないとお客が逃げちゃうよ、面白い作品なのだから頑張れ。南町奉行やら遠山の金さんやらクロギヌシュウ(漢字判らん)も動き出し、サブキャラの過去話カタルシス展開もクリアか。 其れにしても南町奉行、若本節でしたか。緩急の有る「贅沢は禁止ぃっ」の所とか、いい塩梅。第1話から彼で遊ぶべきだったのではと思うのですが。因みに、私が思う1番の(言葉遊びの)コメディ作品は同じ若本節の〔ニニンがシノブ伝〕です。落ち込んだ時は此れで笑い死ぬが一番。 凄く面白いのに、第1話が普通過ぎたのかもしれません。パラレルな江戸時代設定で、同心はメガネMだし、南町は若本節だし、弟は鼻メガネの神楽ちゃんだし、過去持ちの色男と色女も居るし、不思議系宇宙人のバトルも有るし、クロギヌシュウなる歴史の影の一団も絡むし、遠山の金さんも裏で動き気味だし、長屋はアウトサイダーの吹き溜まりだし、宇宙人ヒロインは人間を学び中だし、影の薄いオカマは居るし、嗚呼、勿体無い!!! 同じ時代モノパロディの〔銀魂〕の1話は凄く上手でした。オリジナルのシナリオを用意し、主要な登場人物を全部出した上、その世界観とスタンスを余す所無く表現していました。〔大江戸ロケット〕の1話では、登場人物の紹介迄は出来ましたが、スタンスの表現迄は出来無かったのが勿体無いかなと思いました。シリアスとギャグとパロディの配合具合を1話でもっと表現出来たら、もっとお客はついて来たと思うのですが。多分、このままのクオリティを最後迄維持出来たら、作品としては良いものになると思うので、DVD狙いになるのでしょうね。 銀次郎の過去話が出てきた時に、第2話の感想で書いた事(4/15の日記)が、またふわっと思い出されました。中年のモラトリアムですかぁ、他人のフンドシで自分の夢ですかぁ、昔のツレから涙ビンタですかぁオイっ、な展開で、エウレカのホランドですかぁと突っ込みをしたく成りました。何でだろうね、全然違うお話なのに、何故かエウレカを彷彿して仕舞うんですよね、この作品。 其れと過去話の時、ラテン系のギターのBGMでしたが凄く良かったです。人生の酸いも甘いも経験した中年にこそ、このジブシー(差別用語だったら御免なさい)みたいな音楽が似合うと思うのです。同じ様に実写の時代劇の鬼平犯科帳で使われたジプシーキングスのエンディングを彷彿させる感じです。ホロウだか何だかな奴にはこういう音楽は似合わないと思うのは私だけでしょうか(また話がズレタ)。 まあ、文句タラタラだけれど、とは云いつつ、結構好きな作品と云う事です。好きなクラス女子に意地悪をする中2男子な心持ちなので、暖かい目で見てやって下さいね。 ---2007.04.22. 18:23 up---

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