855872 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

ぬこまとillust自由帳(´・ω・`)

2007.09.28
XML
カテゴリ:★グレンラガン
〔天元突破グレンラガン〕26話〔行くぜダチ公〕。

先週・先々週と次々とメンバーが消え行き、辛くて感想が書けませんでした。特にキタンの死はきつかったです。でもこの、すぅと引き絞ってぱぁっと開放するstory展開、(良い意味での)制作者の大人のテクニックと云う感じですね。この〔すぅ&ぱぁっ〕をこの作品では何度も使用していて、飽きさせない作りになっています。

カミナとシモンの〔心の邂逅〕シーン。夕日の中、心の中。こう云うシーンがいつか絶対有ると思っていました。シモンも他のメンバーも、カミナを過去のものと決別している様であっても、本当はずっとカミナの背中を未だに見ていたのですよ。勿論、視聴者も。シモンも11話でカミナの死を乗り越えるイベントをクリアしましたが(ゲームみたない云い方だね)、カミナとの〔直接対峙〕と云うイベントは実は無かったので、多くの視聴者が不満な気持ちを抱えていたのだと思います。其れを、あんな形でT_T...

多元宇宙・平行世界(何処かに有る筈の別の未来)に出てきた、カミナ。勿論、目の前で頭を擦り付けて下げているカミナも、其の世界での本当のカミナなのだけれど、〔シモンにとっての本当のカミナ〕は、シモンの中に居る、優しくて強くてクレイジーな男。パラレルから脱出する力になった、心の中の本物のカミナ。

カミナの背を越したシモン。年齢だってもうシモンの方が上なのかな。夕日の中で向かい合う姿に、涙と鼻水が止まらず、横隔膜がひゃくっと成って仕舞いました。

シモンは11話で〔兄貴の喪失〕から復活を果しました。でもシモンが兄貴と並ぶ存在だとか超えたと云う描写は、その後有りませんでした。だからあそこで、兄貴が出てきた事は良かったし、ひと区切りと云う感じだったと思います。けれど、カミナを越えたと云う描写は無くても良かったかなとも思いました(背を追い越したと云う描写でしたが、心理的には決別と云う事を見せたかった感じでした)。実際、シモンがカミナを越えたとは感じられないし、越えていないし、視聴者もまだカミナを引きずっているしね。若しそう見せたいのなら、11話の復活と26話のカミナとの決別との間に、もうひとつエピソードが欲しかったなぁと思いました。

其れを思うに、ああ、27話構成では無くて、52話構成で1年の連載で放映して欲しかったなぁと、欲を持って仕舞います。確かに尺が倍に伸びれば疾走感は薄まりますが、各キャラクターへの細やかな描写が実現出来たのではと思うのです。

後半に入って細かい気持ちの機微などは、よりざくざくと切り落とされている感じですし。まぁ其れが、逆に物語の疾走感にも繋がっているのだけれど…。

敵方の〔アンチスパイラルの男〕ですが、何度目かの視聴後に〔もしかして上川さん?〕と思ったのだけれど、EDロールを見て〔ああ本当だ〕と、吃驚しました。矢張り。劇団繋がりかな。上川さんの声は、抑揚が少なくて合っていると思いました。

この敵、〔アンチスパイラルの男〕の風貌をした何か、此れって〔千と千尋の神隠しのカオナシ〕や、〔漫画版ナウシカの虚無〕を思い出させますね。若しかしたら、性質的に同種なものなのかもしれませんね。アンチスパイラルは、螺旋の力を持つ人間を今まで機会が有るのにも拘らず、何故か殲滅はしてきませんでした。宇宙は〔認識〕されて初めて〔存在〕するのだそうです。だとしたら宇宙を〔認識〕してくれる存在である〔螺旋の民〕を全て殲滅して仕舞ったら、この虚無の様なアンチスパイラルや、宇宙其の物も消えて無くなってしまうのでは無いのかな。なんてね。これって、凄くジレンマ。

この〔アンチスパイラルの男〕の手書き風な表現も凄く好きです。歩く時に水音がするのですよ、彼。こう云う、表現の多彩さって云うのが、この作品の良い所だと私は思います。最近は、綺麗な絵だけを求める人が多くて、決まった型でしか受け入れられず、少しでも変わったものは受け入れられない風潮が有ります。例の4話を作画崩壊と呼ぶ人もいる事だし。勿論私はそうは思わないし、逆に4話は癖の有る〔良作画〕だと思っています。因みに〔作画崩壊〕とはパースが狂っているとか、そう云う事を指すのだと思うのだけれど。この作品には、そう云う沢山の〔表現方法〕を内包して欲しいと思います。(この作品のキャラクタデザインだって、表現の多彩さを許容させたいが為、ワザとデフォルメの有るキャラクターデザインを採用したのだと思うし。折角〔絵〕なのだから、animationなのだから、色々な表現で楽しませて欲しいのです。

因みに、多元宇宙・平行世界って、5次元目以降のものなのかな。1次元が点、2次元が線、3次元が空間、4次元が時間、5次元目以降が平行世界&多元宇宙みたいな感じかな?〔ノエイン〕でもそう云う世界観が出てきたよね、確か。

〔確変決めて大当たり〕。まぁ、賭博産業との提携のお陰で資金面に余裕が出来た、ガイナックスらしい台詞(苦笑)。

其れと、心がぎゅうとしたシーン。ヴィラルがぁっ。子供をぉっ。何て優しいヴィラルの顔。そうだよね、彼って不幸なのだもの。ううん、違う。彼は子が持てないのだけれど、其れが不幸か如何かは彼にしか判らない事だよね。獣人として生まれた彼にとって、遺伝子を残すという生殖行為が幸せな事なのかは、判らないし。でも、ヴィラルが〔甘い夢を見たのだな〕と呟いたと云う事は、彼にとって〔家族〕とは〔甘くて、夢の様なもの〕だと云う事なのですね。何だか切ないなぁ。でも、平行宇宙の何処かには、彼が幸せに暮らしている世界が有ったと云う事が判っただけでも(其れが敵が見せた幻影であっても)、私は少し心が温かくなりました。

所謂〔パラレル(平行宇宙)〕をここで持ち出す辺りも、〔ガイナックス〕らしいなぁと思いました(←判る人には判る筈 笑)。

ブータ! 矢張りお前か。丁度1話を再視聴した後だったので、冒頭のリーゼントの彼は誰なのかと思っていましたが、ブータだったのね。頑張れブータ!

ロージェノムと〔アンチスパイラルの男〕との会話は、凄く興味深かったです。ロージェノムも元々は〔螺旋の戦士〕だったのだもの。その頃のロージェノムは、今のグレン団の様な熱い男だったのかもしれませんね。それが決定的な敗退。〔絶望〕の虜と成り、敵側の手先と成り下がり、また、或る意味人類が生き残る為の最後のストッパーと成った彼。

そして、永遠に近い長い生の中で、生きる目的も曖昧と成り、植えつけられた〔絶望〕の中で〔快楽〕にしか興味を持てない、持たざろうえない様な生き方と成り、でも、捨てられない〔義務感〕と〔惰性〕の中で生きて来た彼。感情の無い、コンピュータの姿で〔アンチスパイラルの男〕と邂逅しましたが、若し、昔の〔螺旋の戦士〕の頃のロージェノムだったら、この状況を如何思ったのでしょうか。

上でも云いましたが、先週と先々週は辛くて感想が書けませんでした。人が死ぬのは矢張り辛い。カミナが死んだ時も、まるで知人が亡くなったかの様な、物凄い喪失感でした。何だろうね、この存在感。

確かに、主人公であるシモンへのシンパシーが一番感じにくいと云うジレンマは有るのだけれど、この〔天元突破グレンラガン〕への情熱、後残り1回、ぎゅうと心を抑えながら待つ事にします。

最後にナイショ話。パラレル中のハート柄のシャツ着た詐欺師風の情けない何処かの宇宙に存在するカミナ。もっそツボでした。だって、駄目な男に弱いのだもの、私。

------------------------------
絵の話。本当はカミナを描こうと思っていましたが。最終回もあるし…ね。ヴィラルが最後かもしれないので描きました。例の甘い夢の絵。服が単純なので結構早く描けました。下からのアングルを最近描いてばかり。練習中。流行か? 昨日の〔ぽてまよ〕の絵は角度を付けすぎたからアレだし。〔ヅラ〕の絵は階段を手抜きしたのがちょっと後悔。後で直すか?面倒。〔デイダラ〕の絵も下からだね。…あ、今気付いた。右側からばかりだ、ヴィラルの絵。 _| ̄|○ 最低。因みにグレンラガンは、今回の絵を入れて8枚目。カミナが2回、ニアが2回、ヴィラルが4回描いている。一番気に入っているのは矢張り8/28のニアの絵
---2007.09.28.16:30文章up---






Last updated  2007.09.29 13:46:09
コメント(16) | コメントを書く



Copyright (c) 1997-2020 Rakuten, Inc. All Rights Reserved.