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テーマ:アニメあれこれ(26109)
カテゴリ:★グレンラガン
五月雨式独り言総括其の2です。 実はロージェノムと云う人物が凄く好きです。彼は〔人間〕と云う存在を端的に〔具現化〕した人だと思います。 私は〔人間〕について、シモンの様に希望的には考えられません。だから自身を振り返っても、シモンの〔人間は其処迄愚かでは無い〕の言葉に、実は凄く肩身の狭い感じを懐きました。いえいえ、愚か愚かな存在だと思うよ、と。 けれど、〔性善説〕や〔性悪説〕みたいな、2択では推し量れない存在だと思っています。〔人間〕って、揺れ幅・ブレ幅の大きな矛盾したモノを抱える存在だと思うのです。だからこそ、人間って魅力的なのだと思います。そのブレ幅を一番表現していたと思うのが、この〔螺旋王ロージェノム〕です。 9/28の26話(最終話の1つ手前の話)の感想で、ロージェノムについてこう書きました。
27話(最終話)でロージェノムが〔一度は絶望と倦怠の海に沈んだ魂が~云々〕と語った場面では、まぁ其の、子供の様に〔やったぁ〕と思いました。何て云うのかな、先読み出来たと云うか、当たった!って感じで。子供なんですよ、私。 でも、彼のそんな言葉が本当に聞きたかったので嬉しかったです。人間として、自身の行いを正義と信じ、その時代では最高の所迄突き進んだロージェノム。その頃の心の中には、真直ぐなモノしかなかったであろうに。けれど絶望の中で、其の同じ人間があの様に変貌していくのです。其れも人間。そして最後には、その心をまた取り戻し、自己犠牲の中で死んで行く彼。自己犠牲は違うかな? 元から有った前に突き進む気持ち、みたいな感じかな。人の本能みたいな。 人って、長い時を同じ心の儘で持ち続けられない様に、プログラミングされているのじゃないのかな。例えば、凄く理にかなった思想を打ち出しても、其れを実践する段階で必ず破綻したり、少しづつズレて行って仕舞うと云う事。例えば、まだ少数の国で実践されている左寄りの思想だって、破綻していたり。〔等分に分配〕という理想的な考え方も、執り行う人の意思が介在したり、また、時間が介在する事によって人の意識が変質したり、当初の理想とはかけ離れたものになって仕舞うし。それも、〔人間〕の揺れ幅・ブレ幅が有るからこそ、なのかなと。 だからこそ、人は王には成れても、神には成れないのかな、と。 ロージェノムは、人としての〔揺れ幅・ブレ幅〕の極限の深淵を覗いた人で(それは彼の本意では無なかったとしても)、其の事を思うに、ああ、もう、凄く好きなのですよ。揺れ動く存在。だからこそ人間は前へ進めるのかな。螺旋の様に。 最後に彼が〔螺旋の戦士〕として死ねた事が、本当に救いかな。 ------------------------------ 絵の話。すみません、この絵のテイストの方が早く描けるし、気持ちを込めやすいのですよ。なので、気分が変わらない限り、〔グレンラガン〕総括では、このテイスト。まぁ決まった事では無いけれどね。筋肉は正直判らないから、animationを見ながら適当に模写。 過去総括:〔感想と総括-1.1〕は10/6ヴィラルの絵、〔感想と総括-0.0〕は9/30ニアの絵。 ---2007.10.08.23:52 up--- お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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最終回のロージェノムのセリフ「一度は絶望と倦怠の海に沈んだ魂が~」を聞いてなんか以前もこんなこと言ってなかった?と思ったのですが、くろぬこさんの感想だったんですね!
スッキリしました!&先読み的中お見事!! ロージェノムは一度ニアを捨てたくせに今更父親面は虫が良い!という手厳しい意見もあるようですが私は彼のこういう心の矛盾を持つ人間くさい部分が好きです。 26話のBパートの平行世界は本人の願望を映す夢ではないそうですが、レイテと一緒に子供の学校の授業参観にいたロージェノムはもしかしたらニアに父親らしいことをしてみたかったという気持ちが表現されていた?なんて勝手に思ってしまいました。 この画風もステキですよ~。 何よりくのぬこさんのリアルな想いがストレートに伝わるのが良いかと。 今回のイラストは真っ先に胸毛に視線が行きましたw (2007.10.09 04:24:15)
>フジリョウさん
お早うございます、フジリョウさん^^。 コメントありがとうございます! >最終回のロージェノムのセリフ「一度は絶望と倦怠の海に沈んだ魂が~」 >を聞いてなんか以前もこんなこと言ってなかった?と思ったのですが、 >くろぬこさんの感想だったんですね! >スッキリしました!&先読み的中お見事!! もしかしたらスミマセンになるのかな。。。 例えば、ナルトやBLEACHとかで、 〔もしかして○○じゃね?〕と思っても、 なるべく書かないようにしているのですが(当たっていたら嫌だから)、 この時は、そういう事はもうスルーされるんだろうなと思っていたし、 ネタバレとは少し違う(既知の事実だし)から 感想として書いたのですけれど、 何ていうかな、ロージェノムが、ああいう台詞を云ってくれた事が 凄く嬉しかったのです^^。 (↑何云ってるだろ、訳判らないですね、この文章…) >ロージェノムは一度ニアを捨てたくせに今更父親面は虫が良い!という手厳しい意見 >もあるようですが私は彼のこういう心の矛盾を持つ人間くさい部分が好きです。 ああ、凄く同じです!!! 人って非情にも成れるし、心を取り戻す事だって出来る、 そんな揺れみたいな感じで。 >26話のBパートの平行世界は本人の願望を映す夢ではないそうですが、 >レイテと一緒に子供の学校の授業参観にいたロージェノムはもしかしたら >ニアに父親らしいことをしてみたかったという気持ちが表現されていた? >なんて勝手に思ってしまいました。 確かに… あのシーンはそういう世界も有ったかも…と思わせますね。 何人も、いえ何百人もの子供を捨ててきたであろう、ロージェノムの、人の親らしいシーンというか。 そうで無い世界もあった筈と云うか…。 ---ゴメンナサイ、続きます。--- (2007.10.09 07:18:22)
>フジリョウさん
---続きです^^。--- ごめんなさい、長くて…。 ニアとロージェノムとの関係性とか、ヴィラルとロージェノムとの関係性とか、まだまだ色々云いたいし。 病気ですね…(汗 >この画風もステキですよ~。 >何よりくのぬこさんのリアルな想いがストレートに伝わるのが良いかと。 >今回のイラストは真っ先に胸毛に視線が行きましたw ありがとうございます^_^ あっでも、これ胸毛と云うわけでは…。でも、そう見えるかも(汗)。 螺旋の穴なんですよ、シモンに開けられた。 一応、最後の人間化したロージェノムの方を描いた心算です^^。 後半のロージェノムには穴の後が有ったので。 このテイストって、わああっと気分で描けるので、自分の気分に凄く合っているのかなって思います。 ロージェノムの事も、後から後からまだ云いたい事が出てきて…。もう、如何しよう…って感じです。 名前の事は気になさらないで下さいね。 わざわざお気遣い、ありがとうございました^^。 (2007.10.09 07:22:48)
最後には、善きパパンだったとしか、いい様がないです。
なんだか、人類の・・というより、娘も頑張ってるから、俺も・・に見えたんですけど・・検討違いですよね ^□^; それにしても、上川隆也が、アンチスパイラルってのは、意表をつくというか、アニメ界に新しい礎を築いた気がしたのは、ワタシだけでしょうか? しかも、めっさ、適当な作画・・・ (2007.10.09 09:17:33)
>幸ちん6566さん
おはようございます、幸ちん6566さん^^。 コメント、ありがとうございます! すみません、続けてコメント頂いて仕舞って^^; >最後には、善きパパンだったとしか、いい様がないです。 >なんだか、人類の・・というより、娘も頑張ってるから、俺も・・に見えたんですけど・・検討違いですよね ^□^; いえいえ。 あれだけ娘を何人も何百人も殺してきた彼も、 最後は親心というか、人らしい気持ちが戻ってきたみたいですしね^^。 ニアにとっては、最後の最後で良かったなぁと思いましたヨ。 ロージェノムも、元々は螺旋の戦士で、銀河系迄は戦いに出たと自分でも云っていたけれど、そんな〔熱い男〕が、〔あんな風〕になるって事が、私には何ていうのかな、心が痛いと云うか響くのですよねぇ。 >それにしても、上川隆也が、アンチスパイラルってのは、意表をつくというか、 >アニメ界に新しい礎を築いた気がしたのは、ワタシだけでしょうか? そうそう!!! 私は勝手に、グレンラガンの脚本家さんが劇団の人だから(中島さんと云う方) その繋がりで上川さんが抜擢されたのかなと思ってました。 (上川さんもキャラメルボックスという劇団の人です^^) 大抜擢ですよねぇ~^^。 >しかも、めっさ、適当な作画・・・ アンスパの作画は、私は肯定派かな^^。 パースの狂いとかで無い限り、絵は結構どんなテイストでもドンと来いって感じです。 (でも、パース狂いと紙芝居みたいな静止絵はヤダけど) (2007.10.09 10:05:55)
穴っ!!
素で胸毛かと思ってましたw しかも螺旋状なのでさすが螺旋王!とか馬鹿な喜び方をしてました、阿呆ですね~。 ヴィラルが螺旋王の前では最後まで敬語だったのが好きでした。 死なない体=永遠の語り部という極めてへヴィーな役目を背負わされたというのにソレに対して恨みがましいことを決して口に出したりしないヴィラルは格好良いと思いました。 (2007.10.09 12:02:58)
>フジリョウさん
こんばんは^^。フジリョウさん。 いえいえ、コメントありがとうございます! >穴っ!! >素で胸毛かと思ってましたw >しかも螺旋状なのでさすが螺旋王!とか馬鹿な喜び方をしてました、阿呆ですね~。 〔さすが螺旋王!〕って云う所に、吹いてしまっちゃいました^^*。 穴っぽく、傷っぽく描かなかったから、 全然いいんです。 >ヴィラルが螺旋王の前では最後まで敬語だったのが好きでした。 >死なない体=永遠の語り部という極めてへヴィーな役目を背負わされたというのにソレに対して恨みがましいことを決して口に出したりしないヴィラルは格好良いと思いました。 ああ。 彼って、根っからの〔従者気質〕って云うか〔侍〕って云うか。 そういう所がありますよね。義を重んじる感じとか。 シトマンドラとの遣り取りや、3部での地下に居たい人間達に見方する所とか。 ロージェノムに対しても、最後迄敬意を払っていたし。 素敵な男ですよねぇ。でも、可愛いのっ(*´¬`*) (2007.10.09 19:40:30) |