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ぬこまとillust自由帳(´・ω・`)

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2007.11.16
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テーマ:アニメ!!(3877)
カテゴリ:★電脳コイル
〔電脳コイル〕23話〔かなえられた願い〕。正直、今回は感想を書けないかと思っていました。苦しくて。視聴後、苦い気持ちの波で、暫くは見返す事が出来ませんでした。

私は完全にイサコとヤサコの気持ちの真ん中に立っていました。

あの〔大黒市史跡博物館〕の壁に描かれた〔壁画〕が、台詞と心情を補完しているかの様で、凄く気持ちが悪くて、けれど胸を掴まれる、そんな演出でした。階段と共にどんどん下へ下るごとに、壁画の道がどんどん細くなり、風景も町並みから荒野へと変貌し、そして道は途絶える…。

イサコはずっと、兄への〔道〕が有る(有って欲しい)と信じ探していたのでしょう。そして彼女にとって〔道〕とは、〔其れ〕しか無いのです。彼女と他の人々との間には、〔道〕は初めから存在しないと思い込んでいたのかもしれません。だから、友達も出来ない、親戚とも距離を置いていたのでしょう。だって〔道〕は1本しか無いのだから。しかも、其の1本の〔道〕ですら、細くて切れて仕舞いそうで。

〔お前とは友達になれたのか如何かわからない〕。

イサコはヤサコと友達に成れた(かもしれない)と、思ったのじゃ無いのかな。だって、そう思っていなければ、こんな〔台詞〕出てこないもの。

だからこそ、〔罠〕だと判っていても、ヤサコの大切な〔家族〕であるデンスケを助けようと、ヤサコをエレベータへと閉じ込め、暗号炉を暴走させると猫目を脅し、ヤサコをも助けようとしたのかもしれません。

其れと…兄を死に追いやった事への(これも本当なのかまだ判りませんが)自身への罰の様な気持ちも有ったのかもしれません。この辺は〔あっち〕へ行きたがっていたハラケンと似た様な心の動きかもしれませんね。ハラケンも罰して欲しがっていたし。取り返しのつかない過ちと云うものに、心を掴まれて、過去に縛られるなんて…小学生には、酷過ぎます。

今回の題名〔かなえられた願い〕、〔何が〕叶えられたの? 〔誰が〕叶えられたの?

デンスケが最後に身を挺してヤサコを助けました。怖い。怖い。何て怖いシーン。あの〔チョウダイ-オバケ〕がわぁっと。此処でも泣いて仕舞いましたよ、私。デンスケの心意気に。デンスケはいつもイサコ(とキョウコ)を助けていたものね。

謎は今回も、解決と新提示を繰り返していました。大丈夫かな。終るかな。

多分、この作品〔電脳コイル〕の事も凄く好きなのだろうなぁ、私。そして、過剰に気持ちを添わせて仕舞っているのだろうなぁ。〔グレンラガン〕の時もそうでした。だから、冷静に視聴出来ないのです。

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猫目が完全に悪役といった感じです。凄く憎く感じました。いたいけな小学生の女の子に何て事をするんだ、と。こんなにも心を傷付けて最低じゃないか、と。けれど、悪役さ具合がぞわっと来れば来る程、滲み出れば出る程、エロティックにく見えて仕舞うのは、如何して? 邪な気持ちって奴でしょうか。(←なんて汚れた大人)

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絵を如何しようかともずっと迷っていました。感想も今週は止めようかとも思いました。何か萌え絵でお茶を濁そうかとも思いました。けれど、気持ちを描くのが一番かなと思って。だからイサコ。前回は11/2の猫目の絵。今回はアニメ風塗りではなくて、いつもの塗り方に戻してみる。イサコを描いたのは10/26のイサコの絵以来。今回は表情を描いていないけれど、一番雰囲気が出てる様な気がする。
---2007.11.16. 21:40 up ---





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Last updated  2007.11.28 17:36:38
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