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ぬこまとillust自由帳(´・ω・`)

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2009.02.22
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テーマ:アニメ!!(3877)
カテゴリ:▲鉄腕バーディー
…重すぎるよ。『鉄腕バーディーDECODE:02』7話『We Will Meet Again』。

其の人が『幸せなのか、そうでは無いのか』を他人が勝手に決める権利は無い事は、重々承知しています。バーディー自身は、自分の事を不幸だとは思っていないと思います。けれど…T_T...

イクシオラと云う特殊能力者として造られたデザイン・ヒューマンであり、アルタ人と云う被差別人種でもあり、生まれた時から人生は決められていて、親も居ない生活。いくらバーディーが明るく可愛い女の子だという面を見せられても、正直、痛々しくて見ていらいれないです。

回想の中に出てくるヴァイオリンの優しい態度は、実は彼女の記憶の中で創られたものでしか無く、本当の姿は、ただのプログラム・マリオネット。生まれてたてのヒヨコが初めて見たブリキの人形を親と思い追い駆けるが如く、ヴァイオリンに思慕の情を寄せる姿が、何とも切ないです。けれど、何となく判る気もするなぁ。人ってこういう能力が元々備わっているのだよなぁと、少し思ってみたり。記憶のすり替えは、心の痛みを和らげる機能なのかな。人の記憶は、客観では無く主観ですからね。

ただバーディーが、仕事仲間(トカゲのオッサン達w)には恵まて、可愛がられていたのは救いかな。

街中をぴょーんと駆け抜けるバーディーとナタルは、凄く可愛かったけれど、恋に足を踏み込むには未だ早い雰囲気。バーディーはナタルの事をお兄ちゃんと思っている感じですね。

ヴァリックに唆されたのか如何か判りませんが、ナタルがマントを被りタワーへと向かいました。この後ナタルがした事(何をしたのかは未だ判りませんが)が、ナタルの激痛の謎や、例の能力、其れに『あの出来損ない』と云う台詞の原因になるのでしょうか。

テロが起った後、タワーの中でのヴァイオリンとバーサーカーの例のシーンと、バーディーのバーサーカー殺しのシーンは、もう…怖くて痛くて悲しかったです。

只今7話で最後迄視聴をしないと如何なるのか判りませんが、ただ少し思ったのが、今回が悲劇的なバーサーカの殺しの回なのだから、先週辺りは楽しい雰囲気で高揚感の有る展開を入れてもらい、緩急の有るstory運びにして欲しかったなぁと云う事です。1話から今回の7話迄、ノンストップで悲劇へと一直線なので、正直、視聴していてしんどいです。ナタルとのイチャイチャとか、小さい頃のもっと楽しげな描写の後で、『上げて落す』様に悲劇的な面を畳み掛けて欲しかったかなぁと。1期よりもシリアスとの事で当初は期待をしていましたが、その辺の舵取りをもう少しバランスを持って欲しいと思いました。

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今回、色々な意味で凄かった、作画の事。

私は、顔が綺麗・止め絵が綺麗と云う作画よりも、所謂、動きに力を入れている作画が好きです。たとえ回ごとに多少キャラクターの顔が丸かったり尖っていたりと、描き手の味や作画の癖が出ても良いじゃないのと思っています。私は、人が描いた『手触り』が感じられる絵が好きなのです。けれど世間的には、顔が綺麗とか全体が整っている絵の事を良作画と云う方が、何となく増えてきている様に感じます。でもね、顔が毎回同じで綺麗な絵が良ければ、3D-CGで2Dっぽくマッピングしたアニメを見れば良いじゃないの、と思ったりもするのですよ(←暴言w)。

そんな私ですが、今回の作画に関しては、うーん…混乱しました。

いえ、本当に凄かったのですよ、作画は。何種類もの素敵な絵でした。目立った所を大雑把に分けると4つ有り(勿論、細かく云えば数秒単位で沢山有ります)、前半は、バーディの走ったり飛んだりの動きが細やかで明るいタッチの作画。中盤は、バーディーとバーサーカーとの動き中心の超簡素化された線と塗りの独特の戦闘。其れから、ダイナミックで踊る様な動きに心惹き付けられるヴァイオリンの迫力有る戦闘の作画。其れから、動きと線と陰影とで感情を絵で表現した作画。…本当に凄かったです。其れに、私の大好きな人も原画に名を連ねていたしねっ(*´Д`*)。

けれど、初見の時にあれっ?と思ったのも本心だったりします。

複数のタッチの違う作画が混ざる時は、何て云うのかな、如何割り振るかとか、タイミングとか、前後との兼ね合いとか、止め絵が有る時は其処だけ別の絵を差し込むとか、そう云う各シーンの繋がりをトータルで演出して欲しいなと思うのです。

あとほんの一寸の気遣いの差で、可也凄い回になっていた筈なのに。

前にもこのblogで書いた事が有るのですが、日本の2Dアニメーションには頑張って欲しいと思います。3Dで絵を作るのは、どちらかと云えば技術に頼る部分が多く(勿論、其れだけでは無いのだけれども)、別に日本じゃ無くても作れます。何故なら3D-CGはノウハウと技術がマニュアル化しやすいからです。そんな中で、日本の独自性を出す為にも2Dのアニメには無くなって欲しく無いと思います。絵ばかりは個人の力量に寄る所が多く、簡単には会得出来ないものだと思うからです。そして2Dの絵に関しては、一つのテイストに偏らずに、様々なタッチで描いて欲しいなと思っています。だって、手で描いた絵でしか表現出来ないものが有ると思うから。

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絵の話。

仔バーディーです。イメージ絵なのでタワーの中の絵と云う訳ではありません。全く持って『別人』ですw これで2枚目かな、バーディー描いたのは。あとは前回カペラも描いています。このポーズは以前にも何度か描いている様な気がするなぁ。色味を明るめにするか、赤を黒く潰して血まみれっぽくしない様にするか、迷いましたが、中間位で止めておきました。

---2009.02.22. 14:30 up ---





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Last updated  2009.02.22 18:40:42
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