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ぬこまとillust自由帳(´・ω・`)

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2009.04.11
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テーマ:アニメ!!(3877)
カテゴリ:未分類(アニメ)
追記:文章がめちゃくちゃで云いたい事が誤解されそうでしたので大幅修正致しましたm_ _m.

『東のエデン』第一話『王子様を拾ったよ』。

監督である神山健治さんの作品(やIGの作品)は、メッセージ性の高いものが多いです(良くも悪くも)。監督は過去に『攻殻機動隊SACシリーズ』や『精霊の守り人』を手掛けていらっしゃっていて、これらの作品も凄く面白いです。そして今回の『東のエデン』、原作もと云う事なので、お手並み拝見です。

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普通じゃ無い方の感想。

『文化は高位から低位へと流れる』と云いますが、日本のアニメ文化は高い位置『高位文化圏』であって、日本→海外への矢印の流れ、アニメ→実写への矢印の流れ、要するに、川上/川の上流なのだそうです。えーアニメが?と、馬鹿にされる方もいらっしゃるかと思いますが、深夜アニメは既に大人達のモノであり、実写よりも芸術性の高いものも有ると、私は思っています。だってアニメと云えど、表現媒体であり、『絵』なのですから。其れに輸出コンテンツ産業でもあります。ハリウッドも原作として扱ったりしていますし、世界のcreatorで影響を受けていると公言する方も居る位ですから。

…それで昨今、このアニメ群に反米と云うモチーフが織り交ぜられる事が増えてきていて、この流れは今後ドラマや映画等、川下にも波及しそうな感じがします。ただ反米と云っても思想的にはミギもヒダリも有りますし、今作の東のエデンについて云えば、『ちょっと考えてみようね』的な問い掛けと云う気もします。まぁ、今作がどの方面を目指しているのか判りませんが、何気にコンプレックスな気持ちは透けて見えます。

前述の通り、日本のアニメは海外でも人気が有ります。日本でon-airされた数時間後には(勿論違法ですが)世界中で視聴出来ます。大事な輸出産業である状況でのこの思想的傾斜は、少し怖いなぁと思ったりもします。『様々に存在する作品や考え方の中の一つ』であれば良いのですが、昨今の状況は少し一方向へ偏りがちかなと思います。

其れから同じように最近のアニメで対の様に出てくるのが、日本にミサイルとか、日本に核とか、日本占領とか、日本解体とか、日本滅亡とか、其の手のstory。これらは反日的なものなのか、それとも回り回って一回転で逆に愛国的なものなのかと、考えてみたりもするのですが、正直私には、其の辺のぐちゃぐちゃとした事情が判らないので、何とも云えません。

そう云えばコードギアスも、当初は米国で反発が有ったと聞きます(※只今米国でTV放送中)。当たり前ですよね、露骨でしたから。けれど物語が進むにつれ、storyの面白さや、其れ自体は主軸では無いので、受け入れられたそうです。逆に云えば、そう云うモチーフが有っても、アニメと云うコンテンツ-フィルタが有れば、受け入れられると云う事実。凄いよね、コンテンツ産業。政府がコンテンツ産業(アニメ等)に力を入れると最近ニュースになりましたが、遅すぎです(笑)。もっと早くに戦略を立てていれば良かったのに。

東のエデンの1話冒頭で、森美咲がホワイトハウスに小銭を投げて『世界の中心~』と云ったり、空港での『根っこの部分ではここに~』や、『日本の重たい空気を何とかして下さいとお願い~』の辺り、視聴していてポカーンとなりました。今の子供ってこんな感覚なの? あれ? おかしくね? と。其れとも私達の頃と教育が違うの? 世代で感覚が違うの? 地域差? それとも何かの代弁? 暗喩?

其れで思い出だしたのが、このblogで起こった事です。気付かされた事が有りました。日本人と云う同じカテゴリに属する人は、国とか自分達に対する意識について、似た様な価値観を共有していると私は思っていたのですが、実際はそうでは無く、地域や年代や受けてきた教育によって、違う価値観を持つ人も居る事を知り、凄く吃驚しました。色々な価値観を持てる事は良い事だし、日本は自由な国だからこそなのでしょうけれど、自分の国が嫌いな人が居る事を知った時には、何とも云えない気持ちになりました。netのニュースで、そう云う教育が一部地方では行われていると見聞きはしていたのですが、本当に有るのだと、初めて経験で触れたものですから…。

え? 何でこんな話を延々とするのかって? だってこう云う事を考えて欲しい作品でしょ、この『東のエデン』って。『日本の重たい空気』、受け手側として、如何云う風にも取れる言葉です。

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普通の方の感想。

絵として凄く良くて、人の動きも細やかでペタペタっと歩いている感じが良く出ている作画、流石Production I.Gと云う感じです。キャラクターdesign(誤) キャラクター原案(正)も羽海野チカさん(ハチクロの方!)なので、可愛らしさも充分、背景もリアルだけれど絵の良さも残している感じで、3D-CGの使い方も上手い馴染ませ方です。物語も、あと1週早かったら放送が危ぶまれたのではと勘ぐる様な、『何ともタイムリー』な内容で、凄くドキドキとした30分を過ごしました。

滝沢朗@木村良平さんは、wikiで見ると夏目友人帳の西村君だそうです。おおっ、今後を期待しましょう(*´Д`*)。

ネイティブな英語の台詞がありましたが、これは評価かな。英語が苦手な私でも判る程度の会話内容でしたし、常々、アニメ内での外国人役の下手な日本語英語には、恥ずかしくてドンビキしていたので。

施設に子供が沢山いるフラッシュバック、携帯で連絡を取る何某かの組織、記憶喪失、救世主…何か大きな組織が背後に有る様な描写です。最後には判明するのかな。

最後、ミサイルが東京に落ちたニュース映像。怖いよぉ。まぁ確かに今現在、日本へ照準を向けて実装配備(其の気になったら直ぐに撃てる)されてるミサイルって、周辺国だけで何百発も有る訳だから、あながちフィクションとも云えないのだけれどね(笑 ←笑えない)。

オープニングがOASISの『FALLING DOWN』だなんて、どんな力の入れようなの!

今期(2009春アニメ)の1話の期待値のランキング感想の時には、未放映・未視聴でしたので入っていませんでしたが、勿論、区分けは『group-A 期待』です。

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*ご注意: 思う所あって今後感想とillustを別々にupして行く予定です^^*

---2009.04.11. 18:00 up ---





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Last updated  2009.04.16 11:43:47
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