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ぬこまとillust自由帳(´・ω・`)

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2009.04.18
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テーマ:アニメ!!(3877)
カテゴリ:未分類(アニメ)
今更ですが2009冬アニメ(3月終了animation)の総括。17作品+6作品の感想です。小粒な作品が多かったです。

琴線

■続夏目友人帳
1期を超えられない2期と云うジンクスが有りますが、私は2期の方が好きでした。特に後半の畳み掛けが良く、10話『仮家』で作画に力を入れた事に好感が持てました。大好きな回です。story的にも大事な回に腕の有る作画さんを使う事で、この話を大事にしている制作者側の姿勢が垣間見えました。そして11話『呪術師の会』で、人間側の別の勢力を出した事。自分と同じ側の人間の方が危険と云う展開、ゾクりとしました。惹かれました。1期の感想で私は『綺麗な上澄みだけで出来ている質感なので、もう少し泥や灰汁が付いても良いかなと思った』と書いたのですが、2期は其の辺を補完しています。もし出来るのなら、原作が貯まった時点で3期を希望。其の時は制作予算が上がり、静止画が減れば良いなぁと願いつつ。其れにしても、@井上和彦さんがニャンコ先生を演じる事が、世界観と雰囲気にもの凄く貢献しているなぁと、あらためて確信しました。

■忘念のザムド
面白かったです。作画も高品質、物語も刺激的、design的にもハイセンス、音楽の使い方も絶妙でした。けれど、良くも悪くもボンズ的で、『思想臭』が強い作品。気持ちの落ち着いている時で無いと見る気が起きない様な、視聴側の精力を奪う力の有る作品でもありました。この手の思想を扱う作品は、えてしてそちらに力を入れるが為、storyがおろそかになる傾向が有りますが、この作品はキチンと制作されていたかな。ただ『敵』を何と捕らえるかと云う部分を曖昧に残していて、其の辺が、視聴側に『考える事』を強要する作りかなと思ったり。アキユキとハルが主軸ですが、中心人物が途中でぐるぐる変わるので、感情移入出来ない作りなのが残念。そうそう、2009年4月からMX-TVで再放送(未視聴の方は是非)される版は、OPが変更しました。少し残念。前の方がセンスが良かったので。→最終話感想と総括はこちら

■とらドラ!
全体としてアラは有りつつも、大団円。作画も良い回が多く、動きも凄くコミカル、面白い絵作りだなと思いました。学園モノでこの位絵に力を入れてもらえるなんて、幸せな作品。文化祭での大河の可愛さは異常でした。ただ、前半のホンワカ・キャッキャと後半のメロドラマとの間にギャップが有り、急展開に戸惑いました。それと、みのりんの扱いが『頭の可哀想な子』に見えたのが、残念。もう少し彼女の健気さを表現して欲しかったです。其れにしても、女子は皆可愛かったです。だから@釘宮さんスキーな私ですら、女の子全員を応援していました。あとは個人的にノーマークだった@間島淳司さん、素敵な演技でした。

■鉄腕バーディーDECODE:02
面白かったのですが、重すぎでした。1話から差別と云う言葉が出てどんどん重くなり、しかも上げて落とす演出も無く、落ちていくだけ。もう少し上手く魅せて欲しかったです。作画は、例の7話『We Will Meet Again』ですら私は肯定派なのですが、世間は否定派が殆どで誰とも共感出来ず寂しかったです。私は動きに重点を置く絵作りが好きだし、アニメ表現の多様性を支持しているので、こう云う手法もOKだと思っています。勿論、全肯定と云う訳では無いですが。アニメは色々な要素を総合評価するものだと思うので、絵は良くてもstoryや脚本であと一息と云うのが、私の感想。そしてこの感想に同意してくれる人は殆どいないと云う事実。寂しいデス。最終話の戦闘は凄い動きと表現で鳥肌が立ちました。ナタル@松風雅也さんは、さらりとした演技で素敵でした。

惰性

■まりあ†ほりっく
相変わらずの新房昭之節作品。作画では無くdesignと演出に力をいれた作風でした。アニメとしては邪道ですが、映像の表現手法としてはアリだと思い始めている今日この頃。オンナノコに変態役なんて、上手い設定でした。寮長@沢城みゆきさんも可愛かったです。後半出演の神父@杉田さんにはニヤニヤ。シャフトが手がけていなければ、多分視聴していない作品でした。

■絶対可憐チルドレン
何だかんだで1年、楽しかったです。サラっと終了しましたね。シナジーSPの良い方の制作だと思います。作画も良い方でしたし、綺麗系のRGB特性を残した色彩設定が好きでした。違う能力の人達との共生と、子供を大切にする世界観が好きでした。是非1年後に、続編でチルドレン達と、皆本&少佐に会いたいです。萌えもありがとう!

■CLANNAD AFTER STORY
人生を描いた作品でした。男の子向け萌えアニメで結婚や出産を描くなんて珍しいです。22話のアレさえ無ければ可也の良作でした。原作ゲーム派なら、アレに至る迄の仕掛けを知っているから、アレで良かったのでしょうが、初見派は『ポカーン』です悪い意味で。折角、1期2期と『綺麗な現実感』を積み上げて来たのに、いきなりズルをされた感じでした。このオチなら、せめてもう1話分の時間が必要だと思いました。岡崎@中村悠一さんは、駄目な男の子役がはまり役で素敵でした。作画は毎回素晴らしかったです。

■ソウル・イーター
作画も毎回素晴らしく、1年続く作品の中ではトップレベルだと思います。designもセンス良く、戦闘シーンも迫力有り、制作者さんの顔ぶれも能力の有る方達ばかりで好きでした。けれど…仕方が無いですよね、storyに全く興味が持てなかったので(あの薄っ軽い世界観)、惰性で視聴していました。好みの問題です。声優さんは大人組が素敵でした。

■ドルアーガの塔~the Sword of URUK~
後半の脚本&作画のグダグダは、1期でも感じたよなぁ。何このデジャヴ。けれど面白かったです。ギャグ回の方が冴えていました。

脱落寸前

■みなみけおかえり
何と云うか、中の中。1期が良すぎたので3期は残念な感じでした。演出も今一つ、作画も良い回も有りましたが、全体として今一つ。私にとっては、キャラデザの変更は大した問題ではありませんでしたが、視聴をしている他の方にとっては重要みたいです。ほさかと藤岡には、ニヤニヤとさせられました。ご馳走様w

■アキカン!
愛すべき、超駄作。作画は殆ど最低レベルなのに、何故か11話だけハイレベル。制作会社はブレインズ・ベース、元々作画の良い会社なので、其の嫌味にも似た意地が11話を生み出したのでは。『予算と時間さえ有れば、これだけのモノは作れます』と云うアピール。カケル@福山潤さんの超絶早送り下品演技は、素晴らしかったです。

■鉄のラインバレル
単発では面白い回も有り、中盤盛り上がって来たのですが、結局モヤモヤした気持ちの儘で終了したので、個人的には途中で視聴停止でも良かったかなと思いました。其れと3D-CGの戦闘は、絵的にも詰まらないのだよなぁ。3Dに関して云えば、技術は可也凄いなと思うのだけれど、1枚絵としての美的な部分や感情表現が、まだまだかなと。其れと絵として全体の親和性も低かったです。主人公@柿原徹也さんは頑張りましたw

■今日からマ王!3
折角のサラレギー@石田彰さんを生かしきれない儘、終了。作画も平凡で普通の女子向けアニメでした。だから私もムラケン@宮田幸季さんを愛でる為だけに視聴。…作品背景について辛口意見。片手に武器(魔力)を持ちもう片手で握手する姿勢は、本来『正しい国防・外交』です。けれど有利は『戦いは駄目、話し合い』と発言をし、自国の取る外交姿勢に気付いていません。訴えようとしている事と実際の行動に差が有り、違和感を感じるのです。制作者の誤魔化しが透けて見えます。

■RIDE BACK
1話の興奮とドキドキ感はどこへやら。終わってみると、大国・権力批判したいだけのご都合作品。主人公がソチラ側に行く部分をキチンと描かないので、ただの迷惑な『依存症患者』にしか見えませんでした。例えば、スポーツに依存的にのめり込む姿や物語は、惹かれる題材でもあるのですが、其れをテロや反政府活動と云うモチーフやバイク(ライドバック)でされてもなぁ。正直、主人公達の方がタダの迷惑人物にしか見えず、いくら『権力側ってこんなに横暴なんですよぉ』な展開を見せられても、冷めるばかりでした。

■明日のよいち!
ワッサン@中井和哉さんを愛でる作品でした。この作品を1クールで制作する事自体に、無理があるのでは? TV局側の尺合わせ作品と云う扱いですよね。こうやって、無駄に原作を使い捨てするのは、そろそろ止めた方が良いと思います。

■テイルズオブジアビス
一番ワクワクしたのはOP(笑)。ルーク&アッシュ@鈴木千尋さんを愛でる作品。本当は面白い素材を持った物語なのに、勿体無いです。26話で描ききれる様な物語では無いのでしょう。原作を知らない私ですらうすうす気付く駆け足展開、粗筋だけのstoryと脚本で、途中からは専門用語が出てきても、調べる気すら起きずスルーして仕舞いました。制作はサンライズでそこそこ良かったです。けれど、惹かれる様な絵では無く、整っている絵と云う感じでした。

■機動戦士ガンダム00セカンド
人は期待しているからこそ裏切られた時に、怒りと云う感情を抱きます。期待も興味の無いものに対しては、無関心と云う感情を持ちます。そして私がガンダム00に対して抱いた感想は『ク○アニメ』。登場人物の誰にも感情移入出来なかったし、人物が生きている感もしなかったです。そしてソレスタルビーイングに対しては、他人に厳しく己に甘いテロリスト集団としか思えなったです。そろそろまともなGUNDAMを、誰か制作して!

停止と途中脱落

■黒執事
作品の肝である『萌え』を適当に扱い、己の思想の方はコッソリ埋め込む手法にドン引き。いい加減女子向けアニメを『あなた』の思想の宣伝ツールに使わないで下さい(上の00もね)。作画の良い会社なので期待していたのに。タラレバですが、制作が桜蘭のスタッフだったらなと想像してみたり。

■ミチコとハッチン
いくら作画が凄くても、designがcoolでも、物語自体に興味が持てないのだから、仕方が無いです。そういえばロードムービー的作品は3作目では? 『サムライチャンプルー』と『Ergo Proxy』と今作。そろそろ頑張って。

■キャシャーンSINS
戦闘は派手な作画なのだから、物語にスピード感が有っても良いのに、何故か物語は観念的。そうであるならdesignに凝った絵作りをすれば良いのに、絵の方はエフェクトで誤魔化した作り。何かこう全体がしっくり来ない印象。中盤詰まらなかったので視聴停止。

■空を見上げる少女の瞳に映る世界
京都アニメーションのオリジナル。この作品を視聴して京アニへの私の評価を変えました。この会社は作画は良いけれど、脚本は駄目なのかもしれない、と。途中視聴停止。

■地獄少女三鼎
作画も良く雰囲気も好きだけれど、マンネリ・迷走は否めなくて。

■源氏物語千年紀
多分、この制作者さんは『源氏の君』の事を好きでは無いのでは。好きな人に対しての視線とは思えなかったので。世界に出した事が日本の恥。

---2009.04.19. 10:00 up ---





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Last updated  2009.04.19 22:30:43
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