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2011.08.12
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カテゴリ:スペクタクル
「デイ・アフター・トゥモロー」The Day After Tomorrow 2004年 アメリカ映画

監督 ローランド・エメリッヒ
出演 デニス・クエイド ジェイク・ギレンホール

 すいません、またエメリッヒ監督です。この人、CG満載SF系パニック映画が得意なものですから、よく見ているんですよね。またいつか「インデペンデンスデイ」も書きますのでよろしく。

 この映画、不覚にも、DVDを買ってしまったのです。実は監督名を確認してなくて、地球温暖化の話だから、きっと現実的な映画だろうと思ってしまったのです。題名の意味も考えずに。でも、観てみてやっぱり最初の原因が現実的だからでしょうか、案外いいなあと思ってしまいました。決して、宇宙人や怪獣が襲ってきたり、わけのわからん予言通り唐突に世界的地殻変動が起こるわけではなく、地球温暖化が原因なのですから。

 実は、地球温暖化によって、極地の氷が解け、海流が変わって、氷河期になるという異変、現実に起こりうることなのです。科学的に分析して、そう主張している学者がいるのです。確かに、ヨーロッパなどは、緯度的に温帯なのはおかしいのだけれど、大西洋に流れる暖流のおかげで暖かいのだ、というのを昔学生時代に習った覚えがあります。また、実はまだ氷河期のうちで、最後の氷期が1万年ほど前までだから、今は間氷期で、そろそろ氷期になる頃だという説も聞いたことがあります。

 だから、現実的には、起こりうることだとしても、実際には兆候が現れてから何年もかかって徐々に氷が増えてというように、十分対応できるペースで変わっていくはずですが、それでは監督の好きなパニックにならないので、あっという間(地球的には2,3日でというのはあっという間です。)に、変化するという話にしてしまったのです。だから、題名になっているように、地球的規模の異変があっという間に起きてしまうというのがこの映画のみそなのです。

 映画の中では、主人公の気象学者ジャック・ホール(デニス・クエイド)が、言い出してから、明後日(day after tomorrow)に、異変が始まるので、TVなどで世間に警告を与える間もなく、政府など関係機関を説得する間もなく、人々が避難する間もなく、家族が再会する間もなく、大騒ぎになってしまうわけです。そして、香港のような東京でこぶし大のヒョウが降り、ロサンゼルスが竜巻で壊滅し、イギリスでヘリコプターが墜落し、ニューヨークが大高潮(原因が地震ではないので津波ではない)で水浸しになり、超低温で超大型の低気圧が地球上に3つも現れ、北半球の大部分が氷で覆われ、勇敢に避難した人々が凍死し、図書館の本が燃やされたのです。しかし、これらの被害は頭の固い副大統領が、ジャックの言葉に耳を貸さなかったせいではありません。すべてが、まさに想定外だったからです。これは決してお役所のいいわけではありません。誰が明後日から氷河期になるなんて予想ができますか。専門家のジャックだって分かっていなかったのだから。

 ということで、エメリッヒ監督好みの展開になるわけですが、意外と早くアメリカが氷におおわれてしまうので、後半は大異変が起こらず、静かに危機が起こります。超低温超大型低気圧の中、息子を助けに旅立つジャックと、図書館にこもって助かっていたのに、惚れた女の子の危機を救うために薬を探しに吹雪と狼の群れの中へ出ていく息子のサム(ジェイク・ギレンホール)の、超低気圧の超低温の目をギリギリ避けるという離れ業で、ドキドキさせられます。とにかくドキドキハラハラが作りたい監督です。

 しかし、息子が心配でたまらないからといって、超低気圧の中、助けに行きますかね。いくら観測のため南極とか行っていて慣れているとはいえ、無謀もいいところですよね。しかも、これから政府の中枢で働かなければならない立場になることがわかりきっているのに。結果として、見事たどり着けていますが、仲間の一人が命を落としているじゃないですか。本人は覚悟の上のことですが、サムがそのことを知ったら、どう思うでしょう。父親の助手だから、顔見知りだと思われ、その人が、自分を助けるために命を落としているという事実、高校生には荷が重い事実ではないでしょうか。もう少し冷静に行動してほしいものです。

 それから、気になるのは、世界のほかの場所がどうなっているかということです。異変が起こり始めて最初の方で、東京とイギリスはちらっと出てきますが、後半はニューヨークとその近辺(ジャックのいるところのこと、何度見てもジャックがどこから息子を助けに行くのかがわかりません。足かけ2日で歩いてニューヨークに行けるところですから、あまり遠くのわけがないんですが。)と、アメリカの臨時政府が置かれているメキシコと思われるところしか出てこないのでわからないのです。確か、超大型低気圧は、3つ発生していて、アメリカとアジアとヨーロッパ方面でしたが、あとの2つの被害はどうなっているのでしょうか、日本人としては、アジア方面が気になるところですが。それから、寒くなってない南の方の国の状況も気になるところです。実際、昔の氷期の時も、赤道に近い方は凍ってなかったわけですし、東南アジアや中近東や、アフリカやアマゾンはどうなっているのでしょうか。(意外と、全く異変に気付いてなくて、日々の生活を送っていたりして)世界的な配給を考えているなら少しは描写しておかなくては、と思うのは僕だけでしょうか。

 もう一つ、細かいことですが、狼たちはどこから来たのでしょうか、アメリカって、ニューヨークという大都会のすぐ近くに狼の生息地があるのでしょうか。ニューヨークが氷に覆われてから、何日もたってないはずですし、船の中に始めからいたわけないですし、どう考えてもわかりません。もしかして、セントラルパークに住んでたりして。

 しかし、アメリカのパニック・SF映画って、自由の女神好きですよね。ニューヨークが被害にあうと必ず、自由の女神が象徴的に壊されてます。この映画でも、凍った海の中で、寒そうに凍っている自由の女神が見られます。






Last updated  2011.08.13 02:09:19
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