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2012.02.12
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カテゴリ:SF
ウィッチマウンテン
「ウィッチマウンテン/地図から消された山」 Race to Witch Mountain 2009年 アメリカ映画

監督 アンディ・フィックマン
主演 ドゥエイン・ジョンソン

 1975年の「星の国から来た仲間」という映画のリメイクのファミリー向けディズニー映画です。主演は、元プロレスラー“ザ・ロック”ことドゥエイン・ジョンソンです。

 ラスベガス近郊の砂漠の中、不時着した未確認飛行物体を回収する政府のエージェントは、現場に残された子どもと思しき足跡を発見し、2体のエイリアンが脱出していることを確認し、その行方を探り始めます。
 ラスベガスのタクシードライバー、ジャック・ブルーノ(ドゥエイン・ジョンソン)は、少しいらついていました。それは、前日、宇宙博覧会に参加するイカれた客を、たびたびプラネット・ハリウッドホテルへ送っていたからです。
 そんな中、元運転手をしていたマフィア・ウルフの手下(彼らは、劇中でたびたびKYな感じで絡んできて、うっとうしいです。)が、朝一からうっとうしく絡んできたのを、追い払って車に戻ると、いつの間にか後部座席には、十代前半の兄妹が乗り込んでいました。
 セスとサラと名乗る2人は、やたら丁寧な言葉遣いで話し、一万ドルを超える大金を差し出し、小型の奇妙な機械を見て、行き先を北緯と西経で告げました。
 不思議に思いながらも、ブルーノは、2人が言う通り、車を発進させました。

 昔の映画のリメイクということで、基本的な設定はありきたりな感じがして、単純なストーリーで、悪い奴ははっきりしていて、どんでん返しもなく、予想通りの結末で、都合よく話が進んで行き、難攻不落のはずの秘密基地に簡単に入れて、非常にうまいことギリギリで脱出でき、突っ込みどころ満載でした。
 しかし、DVDの特典映像にあった、監督のインタヴューつきカット集で、テンポを鈍らせるようなところは切って行ったと、監督が語っていたように、非常にテンポよく話が進んでいき、マッチョなドゥエイン・ジョンソンにふさわしい、アクションも適当にあって、簡単な謎解きの要素もあり、安心して観ていられるファミリームービーとして、好感が持てました。

 ところで、僕がこの映画で注目したい点はそこではありません。
 僕が注目したのは、この時、偶然(?)にも、プラネット・ハリウッドホテルで行われていた宇宙博覧会についてです。
 この大会、DVDの字幕では“宇宙博覧会”となっていましたので、そのまま書かせていただきましたが、はっきり言って、コミケかSF大会のような非常にマニアックな大会のようです。
 コスプレイヤーがいて、アブダクティーがいて、自称UFO研究家がいて、かぶり物のショーをやっているかと思えば、大学で科学的にエイリアンを研究している先生の講演会もありの、ミソもクソも一緒な大会のようです。まるで女装者も性転換者もドラァグクイーンもニューハーフもゲイもただの女っぽい男もすべてひっくるめて“おネエ”という言葉でかたずけてしまう日本のTV局のようです。
 マニアックな僕としては、この大会の様子をもっともっとしっかりと観たいと思ってしまいました。
 ブルーノとセス・サラの3人はここで講演をしているはずのフリードマン博士(美女)を頼るために、1度離れたラスベガスに戻ってきました。その時、この大会の会場にやってきて、その様子が映し出されるわけですが、通りすがりに映し出される会場の、ごちゃまぜのガチャガチャ具合が非常に面白く、もっともっと見せてくれようと、思わず叫んでしまったほどです。
 しかし、残念なことに、コスプレしている人が、はっきりそれだとわかるのは、「スターウォーズ」のストームトルーパー(帝国軍の下っ端の白いヤツ)のみです。確かに奇抜な格好をしている人はたくさんいるようですが、何となく宇宙人っぽいカッコウだけで、何が何だかわかりません。(僕がアメリカの宇宙系アメコミなどに詳しくないからだけかもしれませんが。)ダースベイダーやジャバ・ザ・ハット、C-3POはおろか、「スタートレック」や「ファンタスティック4」や「スーパーマン」や「ガンダム」や「エヴァンゲリオン」や「ケロロ軍曹」など、当然いてしかるべきコスプレイヤーが確認できなかったのが残念でなりません。
 どうやら、物語の本筋とは関係ない場面での“遊び”を作れるほど、このスタッフには余裕がなかったようです。それとも、自身の著作権に異様に厳しい、ディズニーからOKが出なかったのでしょうか。残念です。

 以上、取り立てていい映画ということではありませんが、家族で、安心して楽しめる映画ということで、「ウィッチマウンテン/地図から消された山」を紹介しました。

 ちなみに、サラ役のアナソフィア・ロブちゃんですが、「チャーリーとチョコレート工場」で、ひたすらガムを噛んでいる小生意気な記録挑戦マニアの少女を演じていた子です。そう、最後は全身紫色の軟体少女になってしまった子です。笑顔が印象的な可愛い子ですね。今後が楽しみです。





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Last updated  2012.02.12 22:20:05
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