2891946 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

勝手に映画批評

勝手に映画批評

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

クロサウルス

クロサウルス

Calendar

Favorite Blog

まだ登録されていません

Comments

あのですね@ Re[1]:スター・ウォーズ/最後のジェダイ(12/29) 王島将春さんへ エゼキエル書が書かれた当…
池永真義@ Re:バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3(04/04) 映画批評、拝読しました。 私も学生時代…
仲嶺亜也菜@ Re:許されざる者(01/15) 仲嶺亜也菜 鶴田葵
今更ブログを見に来た男@ Re:宇宙兄弟(03/17) めちゃくちゃ同意しますね。本当に映画は…
背番号のないエースG@ Re:チャーリーとチョコレート工場(05/31) 「風の子サッちゃん」 ~ Tiny Poem ~…

Category

Recent Posts

2012.08.14
XML
カテゴリ:SF
X-MENファースト1

「X-MEN ファースト・ジェネレーション」X-MEN:First Class 2011年 アメリカ映画

監督 マシュー・ボーン
出演 ジェームス・マカヴェイ マイケル・ファスベンダー ケヴィン・ベーコン
   ジェニファー・ローレンス

 このブログを、前から見ている方々はもちろん周知の通りのことですが、僕は「X-MEN」大好きです。だから、この映画、見たくてたまりませんでした。行きつけのレンタルビデオ屋で、旧作100円になるのをひたすら我慢して待ってたんですが、なかなか旧作にならないで、イライラしていたところ、安く売っているDVDを見つけてしまったので、即購入し、喜び勇んでさっそく観てみた次第なのでありました。

 1962年のキューバ危機の陰には、元ナチスの将校で、マグニートーことエリックの母親を殺した男、セバスチャン・ショウ(ケヴィン・ベーコン)ひきいる、ミュータント軍団がおり、その陰謀を、プロフェッサーXことチャールズ(ジェームス・マカヴェイ)とエリック(マイケル・ファスベンダー)を中心とした、結成したばかりの初代X-MENたちが、その能力を駆使し、阻止するというお話です。

 なんかちっとも60年代に見えないとか、何で少年エリックは、母親を殺したショウを直接攻撃しないんだとか、チャールズの親は得体のしれない女の子をどうして引き取る?とか、ミスティークことレイヴン(ジェニファー・ローレンス)は何であんなに移り気なのとか、チャールズとCIAのモイラは何時いい仲になった?とか、ホワイト・クィーンことエマは体がダイヤモンドに変わるのとテレパスと、なぜ2つの能力を持っている?とか、大小織り交ぜ、いろいろと突っ込みどころはあるのですが、そんなことは気にせずに、それぞれのミュータントが、自分の能力をうまく生かした見せ場があり、非常に面白いお話に仕上がっています。

X-MENファースト3

 とりわけ、後にマグニートーと呼ばれることになるエリックが、その金属を自在に操る能力で、巨大なパラボラ・アンテナを動かしたり、潜水艦を水中から持ち上げたり、無数のミサイルを止めて逆に飛ばしたり、と大活躍です。敵のセバスチャン・ショウが、エリックの因縁の相手ということもあり、どちらかというとチャールズよりも、主人公だったりします。(チャールズの能力がテレパスということもあり、派手な見せ場が作りにくいところもありますが。)
 そして、これはシリーズ全体としても言えることですが、人間との共存を目指すチャールズよりも、人間対ミュータントという立場で戦うマグニートーの方が筋が通っているように思えてしまったのは、僕だけでしょうか。

 プロフェッサーXとマグニートーがそれぞれのミュータント軍団を組織して敵対しているのに、けっこう仲がいいのはどういう因縁があるのかとか、ミスティークがマグニートーと行動を共にしているのはどうしてかとか、プロフェッサーXが下半身不随なのはどうしてかとか、長年の疑問が解決したのは、X-MENファンとしては、うれしい限りです。(ミスティークがウルヴァリンに色目を使っていた理由もわかりましたしね。もともと気の多い女なんですね。)
 もちろん、チャールズとエリックが仲間をスカウトして世界中を回っているとき、チラッとウルヴァリンのところ(カナダの山中で隠遁生活しているときですね。)にもやって来るという、マニア心もしっかりくすぐってくれるところ、大好きです。(前作の「ウルヴァリン X-MEN ZERO」を観てわかる通り、実はウルヴァリンの方が、2人よりも年上なんですよね。)

X-MENファースト2

 ところで、この映画で若きミスティークを演じている、ジェニファー・ローレンスという女優さん、若き演技派女優として、注目中の人みたいですね。この前年に主演している映画では、全世界でいろいろな賞をもらっています。どおりで、なんか異様な存在感があるなあと、思っていました。ちょっと童顔で、魅力的な笑顔を見せてくれて、演技派なんて、思いっきり僕好みの女優さんです。困ったもんです。

 ちなみに、このファースト・ジェネレーションのシリーズ、3部作になる予定だそうですが、前3部作での疑問はすべて解決してしまって、僕的には非常に満足なんですが、後、どんな話になるのでしょうか。劣化した続編は作ってほしくないと思っているのは、僕だけではないはず。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2012.08.15 03:11:01
コメント(3) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.
X