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カテゴリ:コメディ
![]() 「40歳の童貞男」 The 40 Year Old Virgin 2005年 アメリカ映画 監督 ジャド・アパトー 主演 スティーヴ・カレル 明らかなB級映画ですが、アメリカ本国では予想外なサプライズ・ヒットとなり、主演のスティーヴ・カレルを、一躍コメディ・スターに押し上げたコメディ映画です。 家電量販店の店員アンディ(スティーヴ・カレル)は、ある日、3人の同僚たちとポーカーに興じていると、話題は下ネタ、それもセックスに関するものになってしまいます。 何とか話を合わせるアンディでしたが、彼らに、40歳にもなって、セックス体験が全くないことを見破られてしまいます。 アンディに童貞を卒業させるべく、協力することを申し出る友人たちでしたが、彼らのナンパ指南や女性講座は、女性を絶対視するアンディにはいま一つ受け入れがたいものでした。 そんなアンディに出会いが訪れます。お相手は職場と通りを挟んだ向かいの店でネットオークション・ショップを営むトリシュです。慣れないながらも会話は弾み、アンディはトリシュに惹かれるものを感じます。 友人たちの指南もあり、初デートでトリシュをベッドに誘うことに成功したアンディでしたが、そこへ若い娘が帰ってきます。彼女は19を頭に3人の子持ちだったのです。 ![]() アンディはTVドラマなどのフィギュアやTVゲームにはまっている、いわゆるオタクです。といって、女性と付き合ったことがないわけではなく、今まで女性とSEXする寸前までいったことは何度かあるようです。 オタクといっても、日本のオタクに多い、2次元の女の子にしか興味がなく、リアル女の子を前にするとまともに話もできないとか、やたら性知識だけが豊富だったり、ロリコンやフタナリ・男の娘にはまるといった歪んだ性志向に走る、というのとは違うようです。 アンディは非常にまじめで、固い性格なようで、同僚たちのちょっと独りよがりなナンパ指南を真に受けて、酔っ払っている子を狙って、ゲロを浴びたり、お見合いパーティに無理やり参加させられたり、失敗を繰り返していきます。 そういったエピソードの繰り返しが面白おかしく描かれているわけですが、何となく、ひとつひとつが丁寧に描かれすぎているためか、テンポが非常にゆっくりに感じられて、退屈に感じてしまいました。基本のコンセプトから、下ネタが満載にならざるを得ない題材なので、もっとドタバタする感じがあった方が、僕としては好みだなと思いましたが、皆さんはどうでしょうか。 ということで、アメリカでは、サプライズヒットになった映画ですが、この日本では、題名から敬遠され、劇場公開すら危なかったという、お下品なドタバタかと思ったら、意外とハ-ト・ウォ-ミングなお話だったというコメディ映画を紹介しました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.08.16 22:29:29
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