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2012.12.23
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カテゴリ:SF
MIB3-1

「メン・イン・ブラック3」 Men in Black 3 2012年 アメリカ映画

製作総指揮 スティーヴン・スピルバーグ
監督 バリー・ソネンフェルド
出演 ウィル・スミス トミー・リー・ジョーンズ ジョシュ・ブローリン

 珍しく劇場公開後まだ半年しかたっていない、このブログには珍しい新しい映画を今回は紹介します。実はひょんなことから、いつものレンタルビデオ屋で、新作もOKなレンタル無料券なるものをもらったのです。これは、いつもボンビーなため旧作100円しか借りない僕としては、新作を見るしかないでしょう。そこで、レンタルが出たばかりの、大好きな「MIB」シリーズの最新作を借りてきたというわけです。ありがとう“Y屋書店”、いつも悪口ばかり書いてごめんね。いつもお世話になっています。

 月面のルナマックス銀河系刑務所から、隻腕の強暴宇宙人ボグロダイト星人のボリスが脱獄しました。ボリスは地球に降り立ち、かつて片腕を失い逮捕される原因となった“K”を過去に遡って殺害するため、タイム・マシーンを持つ電気店経営の男と接触を図るのです。
 一方、MIBのエージェント“J”(ウィル・スミス)と“K”(トミー・リー・ジョーンズ)の2人は地球の平和を守るため日々奔走していました。エイリアンが人間の内臓を食っているとの通報を受け、中華料理店に向かいます。エイリアンが経営する店の厨房でボリスの好物であった宇宙エビを発見、ボリスが脱獄したことを知りますが、その時突然、2人は店内でエイリアンの襲撃を受けます。
 激しい攻防の中、“K”はボリスと再会を果たします。だがボリスは、「お前は過去で死ぬ」という言葉を残し姿を消してしまいます。
 “K”の態度が腑に落ちない“J”は本部に戻りデータベースで1969年に起こった出来事を調べ、「1969年7月16日、フロリダ州ケープカナベラルにてエージェントKがボリスを逮捕」「その際、ボグロダイト星人を殲滅する武器を入手した」という情報を得るものの、それ以上は機密扱いされていたのです。
 “K”は逮捕時にボリスを殺さなかったことを悔やみながら自宅に帰りますが、突然、一切の痕跡を残さずに忽然と消えてしまいます。
 翌日、MIB本部に出勤した“J”は“K”のことを誰も覚えていないことに混乱します。他界した“Z”に代わりボスとして着任した“O”と“J”は、ボリスの歴史改変により、“K”が40年前に死亡したことになっていることに気付きます。
 しかも、1969年にボグロダイト対策に“K”が備え付けたアークネットも失われ、ボグロダイトは地球侵攻が始まっていました。
 “J”は歴史を修正するため、電気店経営の男を訪ね、ボリスと同じ装置で“K”が殺される前日の1969年7月15日にタイムトラベルします。
 そして、そこには若き日の“K”(ジョシュ・ブローリン)がいたのです。

MIB3-2

 結論から言いますと、はっきり言って、がっかりしました。「1」「2」に比べ、いまいち楽しめませんでした。
 今回、公開時の宣伝により、“J”がタイムトラベルをし、若き日の“K”と出会うということはわかっていました。そして、若き日の“K”役の人が、トミー・リー・ジョーンズにそっくりで、すごいなあ、よく探してきたなあ、と非常に興味をひかれていました。だから、とってもとっても楽しみでした。そのため、期待が大きかった分、落胆も大きかったのです。

 「2」の記事の時に、このシリーズは、お話は単純でいい、お笑いが大事だ、というようなことを書いたと思います。
 本作は、“K”の危機を救うために、“J”がタイムトラベルして、救いに行くという、まるで「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の二番煎じのようなお話です。そして、ちょっと涙を誘うような(僕はちっとも泣けませんでしたが。)、ちょっとしたドラマがあったりして、お話が少し工夫してあるのです。

 そして、肝心の“お笑い”というか、“おふざけ”というかの部分が非常に少ないのです。
 なにしろ、「2」で大スターになった犬のフランクがいないのですよ。まあ、確かに、「2」から10年たっているので、普通の犬はだいたい死んでいます。しかし、フランクは見た目は犬ですが、実はエイリアンなんでしょ、生きていてもいいんじゃないか?または、フランクJr.が出てきてもいいんじゃないか?これ見よがしに、“J”の家にでっかい遺影を飾っとくんじゃあねえよ。
 それから、「1」「2」で、いろいろと見せてくれた、様々なエイリアンたちの様子が全くと言っていいほどありません。「2」で、大事なお姫様を保護するという重い役目を仰せつかって(結局奪われていますが。)、大活躍(?)だった、“ワーム”たちも、MIB本部で他の通行エイリアンと同じく、チラッと映るだけです。
 また、「1」では、シルベスター・スタローン、「2」ではマイケル・ジャクソンが映ってしゃべっていた、MIB本部のモニターですが、今回は予想通り、レディー・ガガが映っていましたが、しゃべることはおろか、背景で一瞬映るだけでした。話によると、ジャスティン・ビーバーも出ていたということですが、たぶん非常に一瞬だったのでしょう、全くわかりませんでした。
 それに、1969年で、アンディー・ウォーホルが、実はエージェント“W”というのが有りましたが、彼ほどの変人だったらエージェントじゃなくて、エイリアンだろう、何考えてるんだよ。ついでに、彼のところに“ヨーコ”なる人物が訪ねてくるくだりがありましたが、それって、オノ・ヨーコのことでしょ、あのジョン・レノンの嫁さんの。結局、名前が出てくるだけでその姿は出てきませんでしたが、彼女も格好のエイリアン候補じゃないですか、夫婦ともども。絶好のチャンスを逃していますよね。

 そうなんですよ、“お笑い”につながりそうなチャンスをことごとくつぶしている、というか、わざとすかしているような気がしているのですが、どうでしょう。
 いったい何を考えているのでしょうか。
 今更お話を練った映画を作ってどうするつもりなんでしょうか。
 単純なお話の上に、“お笑い”や“おふざけ”を満載して、人気を博してきたシリーズではないですか。
 今更コンセプトを変えて、どうなるものではないでしょう。
 しかも、考えて作ったはずのお話が、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の二番煎じになっているようでは、だめでしょう。
 お話を考える暇があったら、もっともっと変なエイリアンを考えなさいよ。結局あっけなくやられちゃったけれど、「2」のサーリーナなんて、あの物理法則全く無視の増殖ぶりは見事でしたし、あのロッカーの中に王国を作っているちっちゃなエイリアンたちもなかなかでした。そういう独創的なエイリアンたちをもっともっと見せてもらいたかったです。

MIB3-3

 また、エイリアンをやっつける。すごい新兵器も楽しみのひとつでですが、今回、「GANTZ」に出てきたのと同じような1輪のバイクや、1人乗りカプセルで飛んで行くものなどがありましたが、1969年に、現代でも見ないような新兵器が出てきちゃあ、いかんでしょう。現代のエージェントが持っている手のひらサイズの“ニューラライザー”(通称“ピカッ”、あの一瞬光って、記憶を消してしまう機械のことです。)が、1969年にはまだなくて、若い“K”が、“J”の記憶を消そうとして、MRIのようなでかい記憶消去装置に入れられていたように、そういうアナログ的な時代ギャップをもっともっとギャグにすればいいのに、と思ったのは私だけでしょうか。

 若き日の“K”役のジョシュ・ブローリンさんが、顔が似ていることだけに頼らずに、そのしぐさやしゃべり方・表情など、一生懸命にトミー・リー・ジョーンズのまねを頑張っているのは感動しましたが、結局、若き日の“K”を見事に描いていたことと、アポロ11号の発射とうまく絡めたということ以外は、見どころが少なかった、コンセプトを見誤った、残念な第3弾を、今回は紹介しました。






Last updated  2012.12.23 05:47:19
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