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2013.04.27
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カテゴリ:サスペンス
96-1

「96時間」 Taken 2008年 フランス映画

監督 ピエール・モレル
主演 リーアム・ニーソン

 「シンドラーのリスト」「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」のリーアム・ニーソンが、元CIAのすごい親父を演じ、アメリカで大ヒットをした作品です。続編も公開していますね。

 カリフォルニア州に暮らす元CIA工作員のブライアン(リーアム・ニーソン)、仕事を退いた今の唯一の楽しみは、離婚した妻レノーアと裕福な再婚相手と暮らす17歳の実娘キムと会うことでした。
 そんなある日、キムは友達のアマンダと2人だけでパリ旅行に行きたいと実父のブライアンの元に許可書へのサインを求めてきます。最初は、危険だ、とサインを拒んだブライアンでしたが、定時連絡を入れる事を条件に許します。
 しかし、パリに着いた2人は直後に拉致されてしまいます。拉致される瞬間までキムと電話で話し続けていたブライアンは、わずかな手がかりから、犯人がアルバニア系人種で構成される人身売買組織である事を突き止めます。
 ブライアンは娘を救出するために単身パリへ乗り込み、組織に戦いを挑むのでした。

96-2

 友人(もちろんCIA関係)から紹介された人気歌手の警備員の仕事で、歌手を危機から救い、その実力を見せつけ、娘の誕生日会にプレゼントを持って現れますが、元妻の再婚相手のプレゼントの違いを見せつけ、彼の現在置かれている状況を語り、じっくりと基本設定を説明してくれる序盤です。
 そして、娘が誘拐されてからは、移動中や待っている時間の描写は極力省略し、ブライアンが少ない手がかりをたどりながら、敵を次々と倒して行き、誘拐された娘の元へ向かっていく展開を、ノンストップでたたみかけるように観せて行きます。
 後から考えると、多少強引だったり、都合が良すぎたりするところがあるのですが、冒頭で、ブライアンがただ者ではないところを見せ、不器用ながらも娘に多大なる愛情を持っているところを見せられ、なおかつ考えるスキを与えないほどノンストップで突き進んでいくので、強引に納得させられ、いつの間にかブライアンを応援しており、ラストで娘を助け出すことに成功した(ネタばれになってしまいますが、展開上そういう結末になることは明らかなので、あえて書かせてもらいました。)時、心から安心している自分に気づかされます。
 そして、観終わってから落ち着いて考えてみると、ひとりの娘を助けるために、いくら悪党ばかりだとはいえ、いったい何人殺してしまったんだろう、なんてクレージーなオヤジなんだ、と恐ろしくなってしまいます。
 そういう映画です。「ボーン・シリーズ」と合わせて、CIAというところは、なんて恐ろしいところなんだろう、と思ってしまいました。

96-3

 ということで、若い娘を誘拐してひと儲けしてやろうと思っている人は、その娘の父親の仕事(職歴も含めて)を、しっかりと調べて、CIAでないことを確認してから、実行しましょう。という映画でした。





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Last updated  2013.04.27 23:36:50
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