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2013.05.18
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カテゴリ:サスペンス
ソウ1-1

「ソウ」 SAW 2004年 アメリカ映画

監督 ジェームズ・ワン

 ホラーは嫌いだけど、シチュエーション・スリラーは大好物です。ということで、シチュエーション・スリラーの大ヒットシリーズの第1作です。
 新人監督により、まったくスターではない俳優たちを使い、非常に低予算で作られたこの映画は、インディペンデンド映画の登竜門である、サンダンス映画祭で注目を浴び、一般公開され、異例の大ヒットを記録したのです。

 老朽化した広い浴室で目覚めたのは、青年アダムとローレンス・ゴードン医師です。突然拉致された2人の足首は鎖で部屋の隅に括り付けられており、その真ん中には自殺死体が転がっていました。ポケットに入っていたテープを再生すると、6時までにローレンスがアダムを殺さないと、2人とも殺害するという犯人のメッセージが入っていました。
 この犯人は、命を粗末にしている人間にその大切さを教えることを目的に、残虐なゲームを次々行なっている人物で、”ジグソウ“と呼ばれていました。
 彼を執念深く追っているのはタップ刑事です。彼は犯人を追い詰めた時、相棒の新米刑事シンを殺され、自分もノドを裂かれかけたのです。
 一方、浴室の2人は、ゴードンの妻のアリソンと娘のダイアナが犯人に捕らえられていることを知り、アダムは、ゴードンの浮気調査をしていたカメラマンであることが明らかになります。やがて6時のタイムリミットがやってきます。

ソウ1-2

やはり、大ヒットシリーズの第1作、非常に面白いです。
 汚いボロボロのバスルームで、鎖につながれた2人とその間にある微動だにしない死体、それだけではもちろん、1本の映画として、もつわけないのですが、“ジグソウ”の過去の猟奇殺人(一応“殺人”と書かせていただいていますが、“ジグソウ”自身は、ひとつも直接手を下しておりません。)の数々、それを追う2人の刑事の姿、ゴードンの妻子が襲われる姿など、次々に挿入され、飽きさせないどころか、本筋のバスルームの2人の様々な状況が明らかになっていき、緊迫感がドンドン増していき、目が離せなくなってきます。
 また、もちろん、一作目ということで、主人公である“ジグソウ”の正体は全く分からず、うまい具合に勘違いさせる展開もしっかり用意してあり、ますますドキドキさせられます。
 そして、最も意外なところにいた“ジグソウ”、思わず、「やられた!!!」と叫んでしまったほどです。(もちろん、これを明らかにするという、一番愚かで、みっともないことはボクはやりません。)

ソウ1-3

 「ダイ・ハード」「エイリアン」「バタフライ・エフェクト」などなど、斬新なアイデアで作られた第1作が大ヒットし、2匹目3匹目のドジョウを取りに行ったおかげで、どんどん劣化していった例は、数々あるわけで、このシチュエーション・スリラーの名作が、どう劣化していくのか、非常に興味がわいてきましたね。今回の場合、どう斬新的でドキドキするシチュエーションを作れるかに掛って来ると思いますね。
 しかし、“ジグソウ”ってすごい我慢強いですね。





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Last updated  2013.05.19 00:59:20
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