2892853 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

勝手に映画批評

勝手に映画批評

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

クロサウルス

クロサウルス

Calendar

Favorite Blog

まだ登録されていません

Comments

あのですね@ Re[1]:スター・ウォーズ/最後のジェダイ(12/29) 王島将春さんへ エゼキエル書が書かれた当…
池永真義@ Re:バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3(04/04) 映画批評、拝読しました。 私も学生時代…
仲嶺亜也菜@ Re:許されざる者(01/15) 仲嶺亜也菜 鶴田葵
今更ブログを見に来た男@ Re:宇宙兄弟(03/17) めちゃくちゃ同意しますね。本当に映画は…
背番号のないエースG@ Re:チャーリーとチョコレート工場(05/31) 「風の子サッちゃん」 ~ Tiny Poem ~…

Category

Recent Posts

2013.05.31
XML
カテゴリ:ファンタジー
赤ずきん1

「赤ずきん」 Red Riding Hood  2011年 アメリカ映画

監督 キャサリン・ハードウィック
出演 アマンダ・セイフライド ゲイリー・オールドマン

 童話ではありません。実写映画です。行きつけのレンタルビデオ屋では、恋愛ドラマのコーナーにありました。「これってここじゃないよなあ?」と思いつつ、借りてきました。(以前にも書いたように、「ザ・ライド」がホラーコーナーに、「ゲット・スマート」がアクションコーナーにあった、いつものビデオ屋です。「またかよ」と思ったのです。)

 年頃の娘ヴァレリー(アマンダ・セイフライド) の住む森のほとりの小さな村では、オオカミの襲撃を恐れ、毎月生け贄(ブタとか)を供えてきました。
 ヴァレリーは幼馴染のピーターと恋仲でしたが、家の都合で、裕福な家の息子ヘンリーと婚約させられていました。
 ヴァレリーとピーターが駆け落ちしようと相談していると、オオカミの出現を知らせる鐘が鳴り響きます。襲われ命を落としたのは、ヴァレリーの姉ルーシーでした。
 悲しみに暮れる村の女たちでしたが、男たちはオオカミ討伐隊を組織し、森へ向かいました。討伐隊に参加した父とピーターとヘンリーを心配するヴァレリーは後を付け、村はずれに住むおばあちゃんの家までやってきました。不安がる孫娘に、おばあちゃんは真っ赤なフードつきのケープを与え、元気づけます。
 討伐隊はオオカミに襲われ、不運にもヘンリーの父親が襲われ命を落としましたが、見事オオカミの首を掲げ、帰ってきました。
 そこへ、魔物退治で名をはせるソロモン神父(ゲイリー・オールドマン)が部下を率いて現れ、村を襲っているのは、ただのオオカミではなく、満月になるとオオカミになる“人狼”で、その正体はこの村の中にいる、と言います。そして、今は月と赤い惑星が重なる“血の月”と言われる期間にあたり、“人狼”にかまれたものは、“人狼”になってしまう、3日後、月が欠け始めるまで、警戒しなければならない、と村人に説くのでした。
 その夜、“人狼”は、また村を襲い、数人の犠牲者が出ました。大騒ぎの最中、ヴァレリーは“人狼”に出くわし、「一緒に、村を出よう。」と話しかけられます。

赤ずきん2

 Wikipediaには、ホラー映画と書いてありますが、まったく怖くないし、そんなに血が流れるわけではありません。“人狼”の正体は誰か?ヴァレリーはなぜ言葉がわかるのか?“人狼”とヴァレリーの関係は?などミステリー要素がありますが、途中で読めてしまって、いまいちです。ヴァレリーとピーターとヘンリーの三角関係を描いているのかと思いきや、ヴァレリーとピーターの関係を知ったヘンリーが自ら身を引いて、争いになりません。童話をなぞらえたところも、ヴァレリーが“赤ずきん”を手に入れる件が非常に無理やり感があるように、取って付けたようなものばかりで、情けなくなってきます。
 ホラーとしても、ミステリーとしても、恋愛ものとしても、童話の実写ドラマ化にしても、何もかも中途半端で、今ひとつ盛り上がりに欠ける展開で拍子抜けでした。
 だいたいが、満月って、月に1回しかないはずですよね。なんか“血の月”なるものを無理やり作り出して、4.5日連続で“人狼”が現れるなんて、ご都合主義もいいところですよね。水谷豊に怒られるぞ。(右京さんはかつて“バンパイヤ”でした。)

赤ずきん3

 何とかいいところを探してみると、中世ヨーロッパの森の真っ白な雪景色が美しいところと、無名なキャストの中唯一名の知れた演技派スターゲイリー・オールドマンが、高圧的で嫌な男を好演していたところと、ヴァレリーの眼力ぐらいですかね。
 ヴァレリー役のアマンダ・セイフライドという子、まだまだ新人ですが、あの眼はスターになる素質十分ですね。なんか、「レ・ミゼラブル」で、アン・ハサウェイと、眼力合戦やっているみたいですね。ちょっと楽しみです。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2013.06.28 23:34:15
コメント(0) | コメントを書く
[ファンタジー] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X