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カテゴリ:SF
![]() 「アメイジング・スパイダーマン」 The Amazing Spider-Man 2012年 アメリカ映画 監督 マーク・ウェブ 出演 アンドリュー・ガーフィールド エマ・ストーン リス・エヴァンス マーティン・シーン サリー・フィールド 前回の記事が5月8日なんですね、ずいぶんご無沙汰になってしまいました。しかし、この間、このブログの閲覧者が若干ですが増えつつあります。う~~ん、こんな、わがままいっぱいの自分勝手なブログ、たくさんの方々に見ていただいていて非常に恐縮です。これからもなかなか更新できないことがあるかと思いますが、飽きずにご贔屓くださるとありがたいです。 さて今回は、「アメイジング・スパイダーマン2」の宣伝のため、TV放送していた前作です。TV放送を録画していたものを、やっと観ることができました。前シリーズのサム・ライミ監督が突然降板したため、監督・キャストを一新してリニューアルされた新シリーズの第1弾です。 両親を亡くし、叔父のベン(マーティン・シーン)と叔母のメイ(サリー・フィールド)の許で育てられたピーター・パーカー(アンドリュー・ガーフィールド)は、ある日、自分の父親が残したバッグに隠された資料をみつけました。 父について知りたいピーターは、父の研究者仲間だったコナーズ博士(リス・エヴァンス)に近づき博士の授業に参加します。しかし、単独で行動し侵入した部屋で遺伝子の組みかえられたクモに刺され、博士の下で勉強している同級生のグウェン(エマ・ストーン)に追い出されます。しかし。その帰りの電車の中、ピーターは驚異的な力に目覚めてしまいました。 翌日、ピーターは博士の家を訪ね、父親の資料にあった計算式を教えます。 その夜、帰宅したピーターはベンと衝突し、いきなり家を飛び出します。しかし、ピーターの後を追い、外へ出たベンは、ピーターが見逃した強盗に殺されてしまいます。 おじを殺した犯人を捜し出すため、ピーターはクモをモチーフとしたスーツを着、スパイダーマンとなって、夜の街に飛び出していくのです。 一方、コナーズ博士は、ピーターの教えた式によって作った薬を自分自身に投与します。しかし、完成したと思われていた薬は不完全なもので、博士はトカゲ男“リザード”に変身してしまいます。 リザードの正体を博士と知ったピーターは、彼を止めようと決意します。 ![]() なかなか面白いエンターテイメント作品でした。ビルの間を飛び交うスパイダーマンのアクションを斬新なカメラアングルで映し出していて、なかなか見ごたえがありました。若干ご都合主義的なところとか、ピーターが自分からマスクを取ったりする場面があったりして、ヒーローもののお約束がないがしろになっているところなど、気になる部分がありつつも、まあ、ヒーローものエンターテイメントとして、非常に楽しく観賞させていただきました。 しかし、やっぱり僕は、サム・ライミ版のシリーズが好きです。(その理由の大半は、ヒロインMJ役のキルスティン・ダンストにあるのではないかと、以前からこのブログを御覧の方々は、ご推測なさるかと思いますが、それは秘密です。) 前シリーズのサム・ライミ監督は「4」を撮る気満々だったため、「スパイダーマン3」は完結していません。以前の僕に記事でも書いているように、「スパイダーマン」は、主人公が成長途中にある若者(「1」では高校生、「2」「3」では、大学生です。今回の新作でも、高校生から始まっていますね。)で、道を誤ったり悩んでしまったりして行く中で、人間的に成長していくという、ピーターとヒロインの成長物語としての側面があり、僕はそこが気に入っています。 だから、やっぱりサム・ライミ版で、トビー・マグワイアとキルスティン・ダンストの物語の続きが見たかったのです。 しかし、監督は完全にへそを曲げてしまっているようですし、いくら童顔とはいえ、すでにアラフォーのトビー・マグワイアが大学生役というのはさすがに無理があるので、今さら実現不可能であることはわかりますので、非常に残念な思いを抱いてしまいました。 ![]() ということで、新しいシリーズのエンターテイメントを楽しみながらも、残念な思いを募らせてしまったというお話でした。 でも、「アメイジング・スパイダーマン2」も楽しみです。(もちろんわかっていると思いますが、僕が観賞するのは1年以上後のことになると思いますけどね。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.08.06 22:20:34
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