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2014.11.16
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カテゴリ:恋愛
ギャツビー1

「華麗なるギャツビー」 The Great Gatsby 2013年 アメリカ映画

監督 バズ・ラーマン
出演 レオナルド・ディカプリオ トビー・マグワイア キャリー・マリガン

 どえりゃあ、やあっとがめの更新になってまいましたね。ほいでも、この間けっこうな方々が見とってくれとって、でらうれしく思っとります。(何で名古屋弁やねん!!)

 さて、「華麗なるギャツビー」を観ました。有名な1974年のロバート・レッドフォード主演のものではなく、昨年公開された、ディカプリオ主演のリメイク版のものです。
 その目的は、高級な衣装に包まれ思いっ切りカッコつけたディカプリオのイケメンぶり、ではなく、トビー・マグワイアの「スパイダーマン」とは違う年相応の巧みな演技、ではなく、このブログの数少ないファンの皆さんのご推察通り、僕の大大大大好きなキャリー・マリガンのかわいい姿を思いっきり堪能するためです。
 この物語、アメリカの国民的作家F・スコット・フィッツジェラルドの超有名小説の5度目の映画化(TV映画を含む)で、もちろん前述の非常に有名な1974年のレッドフォード版は、かなり以前に観たことがあります。でも、あまりにも以前すぎて、ストーリーは全く覚えていませんでした。レッドフォードがプールに浮かんでいる姿と、一見地味だが演技をさせると輝いて見える不思議な女優ミア・ファローのかわいらしさだけが印象に残っていました。

 1920年代。ジャズと禁酒法の時代。アメリカン・ドリームを追い求め、故郷の中西部からニューヨークへとやって来た作家志望のニック・キャラウェイ(トビー・マグワイア)は、宮殿のような豪邸で毎夜豪華絢爛なパーティーを開く謎めいた大富豪ジェイ・ギャツビー(レオナルド・ディカプリオ)の隣に居を構えます。
 港を隔てた向こう岸には、いとこのデイジー(キャリー・マリガン)とその夫で女好きのトム・ブキャナンの住む邸宅がありました。
 そんなある日、ニックはギャツビーから彼の生い立ちを打ち明けられます。裕福な名家に生まれ、ヨーロッパで宝石や名画に囲まれた贅沢な暮らしを送った後、戦争で数々の勲章を受けて英雄となり、両親が亡くなった今は天涯孤独の身だというのです。
 しかし、そんなあまりにもの出来すぎた話に、ニックは「ギャツビーは何かを隠している」と直感するのです。
 やがて、耳を疑う噂と危険な人脈、そしてデイジーとの禁じられた恋が、少しずつギャツビーの華麗な仮面をはがしていくのでした……。

ギャツビー2

 めっちゃ腹が立ちました。かつてのアメリカの富裕層の身勝手さ、傲慢さ、思い上がりさにです。そして、大大大好きなキャリーがそんな女を演じていたということに。
 おそらくこの物語は、のちに“狂騒の20年代”と呼ばれる、この時代の、ごく一部の富裕層が膨大な富を所有する異常さを描き出すことがテーマだったと思われ、そんなおかしな時代を何とかしたいという思いで描かれているのではないでしょうか。
 実際この物語は1925年出版ですから、そんな狂騒の時代の真っただ中に書かれているのです。だからもちろん、この異常な時代が、1929年の世界恐慌で崩壊することは知らずに書いているのですが、その異常さから長くは続かないだろうという思いで書かれていることは明らかです。
 だから、観終わった感想としては、主人公のニックと同じように、“怒り”の感情を湧き起こされて正しいのだと思います。
 しかし、キャリーはとってもとってもとってもとっても可愛らしかったです。「私を離さないで」「ドライヴ」では、地味で薄幸な女性の役だったので、ファッションも地味気味だったわけですが、今回はお金持ちのお嬢様の役ですから、当時の最先端の美しいファッションで身を包み、メイクもばっちりで、非常に美しいお嬢様ぶりでした。また、最愛の人(ギャツビー)との再会に喜ぶ姿が、非常に可愛らしく、またまた惚れ直してしまいました。
 だからこそ、この物語のラストには納得がいかず、「なんだよ、そんな女だったのかよ!!!」と腹が立ってしまったのです。

ギャツビー3

 ということで、大大大好きなキャリー・マリガンのかわいらしい姿を堪能しつつ、作者の思惑の見事乗せられ、怒りを覚えてしまった、というお話でした。
 観賞後に、物語のテーマにぴったりの感想を持ってしまったということは、名作なのかなあ???
 なお、他にも、トムの嫌な男ぶりや、ギャツビーの鼻につく成金ぶりや、ニックのあまりにもなお人よしぶりにも腹が立つ映画です。





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Last updated  2014.11.16 19:23:09
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