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2019.03.12
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カテゴリ:コメディ




「カメラを止めるな」 2018年 日本映画

 

監督・脚本 上田慎一郎

 

 全く無名の監督・俳優陣の低予算映画が、面白いと評判になり大ヒットし、日本アカデミー賞最優秀脚本賞も受賞してしまった話題の映画が地上波のTVで早々と放送していましたので、観てみました。

 

 結論から申しますと、面白いの一言に尽きます。久々に心から笑える映画を観たという感じです。

 冒頭30数分、非常に面白くないB級感たっぷりの短編ゾンビ映画を見せられます。しかし、なんとなくおかしな場面、違和感バリバリの映像が非常に気になります。例えば、同じ会話を繰り返していたり、監督が変な場所から突然現れたり、突然カメラが地面に置かれたままになってしまったり、ヒロインが叫んでいる場面が異常に長かったり、といった感じです。

 こんな素人感丸出しの映画が話題になるわけがない、これはきっと何かあるぞと思って、はっきり言って全く面白くない超B級な映像を細かい部分まで気にしながら頑張って見続けました。すると、エンドロール後、その種明かしが始まりました。

 なるほど、なるほど、これはこういう意味だったんだ、あそこは全くのアドリブだったんだ、あの事情がここにつながるんだ、といった感じで、どんどん違和感が腑に落ちてきて、観終わった後は、心からの爽快感と満足感に浸っている自分がいたわけです。

 そして、思わず、もう一度最初から観たくなり、もう一度観てみました。今度は、最初のどうしようもなく面白くない短編ゾンビ映画で、思わず笑いがこみあげてきます。特に、監督の最初のセリフとメイク係が繰り返す「ポン!」に大爆笑でした。そういう映画です。




 ところで、例によってこの記事を書く前に、ネットでのこの映画の評判を観てみました。そうすると、「全く面白くなかった。」「こんな映画がどうしてヒットしたのかわからない。」などなど、非常に酷評をしている方々が少なからずいることに気が付きました。中には、「最初が全く面白くなかったので早送りで観ました。」とか、「全く退屈だったので途中で観るのをやめました。」という、非常にかわいそうな人もいました。

 残念ですね、こういう知的遊戯が理解できないかわいそうな方々が世の中には少なからずいるもんなんですね。




  ということで、久々に心の底から笑えるコメディを堪能し、非常に満足でしたというお話でした。そうそう、監督の娘が学生時代バスケやってたという、ほんの一言が最後の方で生きているのに気が付いて、同じバスケ経験者として、非常にうれしかったということも付け加えておきましょう。(この点について指摘していた感想がなかったので、あえて書かせていただきました。)

なお、今回は、あらすじを書くとそれだけでネタバレになってしまうので、あえて割愛させていただきました。






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Last updated  2019.03.12 19:34:27
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