猫に小判

　週末は、すごい値動きでびっくらこいた。
　木曜の夜、ガラ終了かと寝た後に大ガラがきてたのね。
　でも専業でない限り、普通あの時間帯は寝てるよなぁ。
　金曜日の朝、日本中で「おはぎゃぁぁぁぁ！！」の声がこだましたに違いない。
　
　私はというと、８時過ぎくらいに起きて取引画面を見て、目が（・・）になった。
　この間腐臭を放ち続けていたクソＳポジ群が、きれいさっぱり消えている。
　「寝てる間に、いったい何が？？？」とチャートを見たら、羊さんなど７６円台まで行ってるではないの！！

　ちょっと待て！　４日に８２円のＳポジを損切りしたとこなんだぞー　
　返せ！　戻せ！　この野郎　！！

と、思わず喚いてみたけど、もちろんこういうのはよくあることだ。
　それより悔しいのは、またまたガラに立ち会えなかったこと。
　ポン様もキーウィも、指値の位置より更に５円以上も落ちてる。（同値撤退するつもりの指値だったんだもんね）
　もし起きてたら当然指値は外して追いかけてただろうから、とんでもない爆益だったのに。。。　

　でももし起きてたとして、冷静でいられたかというと自信はない。
　なんせ私は、塩漬けＬポジも山盛り持っている。

　秒速ガラで見る間に証拠金維持率が減っていく。
　時々ポンと回復するのは、Ｓポジ指値に刺さって利益と証拠金が確定するから。
　でもそれも束の間。
　Ｓポジが減っていく分ポジションは買いに傾くわけだから、維持率減少の速度は加速していく・・・・　

　うーん、書いてるだけでも怖い。
　まともに立ち会っていたら、朝には髪の毛が真っ白になってたかもしれん。

　そしてなお怖ろしいことは、これで終わったとは限らないってことだ。
　いつもは「早く月曜日にな～れ」と呟いてる私だが、今回は「あのー、よければもう２，３日休んでくれてもいいですよー」という心境。
　今回のガラが、下落トレンドの始まりだったりしたら、とってもヤバイ。
　もしも明日、５円以上円高で窓開けしたら即死するかもしれん。

　Ｌポジを持っていた人たちは、金曜日にみんなポジションを閉じたと思いたいんだけど。
　もしリーマンの時みたいに底なしの動きになるとしても、値が飛ぶような大ガラは、日本時間午後９時から１２時までの間に限定してほしい。
　
　円安材料ーアメリカが景気回復の兆候。日本で口蹄疫発生。普天間決着難航。
　円高材料ードイツの選挙。アイスランドの火山。ギリシャの騒乱。中国の通貨切り上げ観測。
　
　さて、どうなる？