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カテゴリ:読書
長野まゆみ著、河出書房新社刊 秋、冬、春、夏。 アビと宵里、二人の少年が過ごした一年を描く、 幻の初期作品を文庫化。 長野まゆみさんの描く世界が好きです。 『少年アリス』を読んで、活字嫌いだった私は 日本語はこんなにも美しいものだったのかと 衝撃を受けました。 特に初期の作品が好きなので、 この『天球儀文庫』はとても気持ち良く読めました。 “長野まゆみ語録”なるものがあるらしいのですが、 曹達水(ソォダスイ)腸詰肉(ソォセェジ) 筆記帳(ノォト)夏麻(リネン)切符(チケ) など読んで(見て)いて飽きない魅力的なものばかりなのです。 夜、寝る前にベッドの中で読むのが最適。 私は夜型で、夜になると脳味噌が活発になってしまうので、 丁度良い子守唄的効果を発揮してくれます。 でも美味しそうな食べ物が沢山出てくるので、 空腹時は注意が必要だったりもするのですが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.12.28 00:15:14
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