2006/06/01(木)03:39
『陽気なギャングが地球を回す』
伊坂幸太郎著、祥伝社刊
嘘を見抜く名人、天才スリ、演説の達人、精確な体内時計を持つ女。この四人の天才たちは百発百中の銀行強盗だった…はずが、思わぬ誤算が。せっかくの「売上」を、逃走中に、あろうことか同じく逃走中の現金輸送車襲撃犯に横取りされたのだ!奪還に動くや、仲間の息子に不穏な影が迫り、そして死体も出現。映画化で話題のハイテンポな都会派サスペンス。(楽天ブックスより)
かなり、面白かったです。
今までに読んだ伊坂さんの作品でこれが1番好きです。
まず会話のテンポが絶妙で、くすっと笑えます。
ミステリ要素も分かり易くてスッキリ。
そしてやっぱりキャラクターが良い!
どのキャラも素晴らしく素敵です。
成瀬も響野も雪子も好きですが、
特にツボだったのが久遠。
動物愛に共感出来るし何より可愛い。
こんな純朴な銀行強盗が居たら
世界は上手い具合に回るんじゃないかと思います。
現在映画が公開中ですが、
上映が1日1本20時~なので観に行く気力が沸きません…
DVDが出たら買うという事にして映画館は諦めます…
パンフレットだけでも買おう。
映画公式ガイドブック
これも欲しい…
新作小説を付けるのはズルい!!
映画『陽気なギャングが地球を回す』公式サイト
デザインがとても可愛いです。