テーマ:子どもの教育(36)
カテゴリ:教育
しばらく、塾の先生らしい内容を書いていなかったので、今日は塾の先生らしい日記にしようと思います。
生徒達の学年末テストも終わり、結果が出てきました。 私が受け持っているクラスは、学力別で一番下のクラスが多くて…… 授業はわかるまで帰さない、っていうのが私のやり方。 だから、生徒は必ず私が出した問題を解けるまで帰ることはできません。 それならテスト前焦らずとも結果は出てくるだろう、と思われるかもしれませんが(^^;) 現実はそんなに甘くなくって…… 生徒は次の週になると前回やったことの8割は忘れてきます。 でも、点数を取らせてナンボのこの仕事。 退学につながるのはマズイわけです(^^;) そこで、今回私が行ったのは、簡単です。 「反復法」 問題集があると直書きしたくなるものですが、それは禁止。 全てノートにやらせました。 そして、間違えた問題は問題集の該当するところへ鉛筆で×を付けさせる。 問題集が一通り終わったら、×が付いた問題だけもう一度。 次正解すればその×を消しゴムで消します。 その×が1つもなくなるまでとにかく繰り返し。 私が指示したのは以上です。 実はこれ、私が学生時代に行っていた方法。 問題集を買ったら3回は繰り返しました。 中学の問題なんて、言い方悪いですけど、いかに覚えられるかにかかってきます。 テストに出る問題なんてある程度予想できますから……。 そして、結果が返ってきて驚きΣ(- -ノ)ノ 今まで50点満点中20点台だった子、30点台だった子が40点以上を取ってくるではありませんか(^-^) 「40点以上取ったらジュースおごってあげよー」 なんて言っていた私。内心、そんなに取れないだろうと思っていた部分もあって。 お財布が嬉しい悲鳴をあげています(^^;) 点数を取らせること、それが生徒の為になるとは思っていません。 ただ、テストを受けてもいつも悪い悪い点数…それじゃ勉強する気にはならないし、きっとつまらないんだろうなぁと思います。 少しでも高い点数を取れば、次も頑張ろうと思える。 周りの人がいつになく自分のことを褒めてくれる。 自分が認められたようで、自分に対して自信を持つことができる。 大事なのは、なぁなぁに毎日を過ごしている彼らに、何でもいいから少しでも興味・関心を持てるものを持ってもらうこと。 今回はそれに少しだけ成功したようです。 「先生!!40点取ったよ!!」 誇らしげに笑顔を見せてくれた生徒。 「先生のおかげで初めて勉強面白いって思った☆ありがとう!!」 苦痛だった勉強が面白さに変わった嬉しさを教えてくれる生徒。 君達のそういう顔が見たくって私は毎日頑張ってる。 これからも厳しく、楽しく頑張ろうね! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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