テーマ:今日のこと★☆(106320)
カテゴリ:教育
今年の3月、私の校舎からは50名弱の生徒が卒業していきました
苦楽を1年間ずっと共にしてきた生徒たちだから、いなくなると本当に寂しい…… そう毎年感じるのが恒例。 なのですが…… 嬉しいことに今年卒業していった生徒達は暇さえあれば顔を出してくれるんです。 しかも、志望校に合格できなかった子たちまで…… ある保護者の方からは、 「結果はダメだったかもしれないけれど、先生からは勉強以外の何かもたくさん学ばせてもらった。これからも人生の先輩として支えて欲しい」 という温かい言葉までいただきました。 今日もそんな生徒達が何人も来ました。 そしてまた嬉しいことに、後輩達にアドバイスもしてくれる。 「いいか、くるみ先生は厳しいけど、言うこと聞けば絶対合格させてくれる。 俺らは言うこと聞くようになったのが遅すぎたから失敗したけど、 この先生はこぇーけど、ホントすげーから」 なんてちょっと荒っぽい言い方ですけど、こんなこと言ってくれるんです。 だから余計にこの子達を合格させてあげられなかったことが悔やまれるし、あの時もっとこうすれば……っていう後悔も常に付きまとう だから今年は、そんな後悔をしないように、厳しい・怖いに輪をかけて、初っ端からエンジン全開で授業に当たっています 後悔をしないために…… 実は、次の3年生の受験が終わったら、塾講を引退しようと思っています。 思っている…というより決心したと言った方がいいかな…… 結婚が間近になってきたこと、っていうのももちろんありますが、 今の会社の体制にいよいよついていけなくなってきた、というのが非常に大きくて。 でも、今年卒業していったこの子たちとは、私が今の会社を辞めようが辞めまいが、5年後に彼らがお酒を飲めるようになったら同窓会をするつもりです その時、私がどんな風になっているのか見当もつかないけれど…… 教え子達は、「同じ失敗は2度するな、後悔する生き方をするな」と言った私の言葉を胸にきちんと刻みつけているそうです。 そして「今度は1年から頑張るから」「大学は絶対志望校に合格するから」と、前向きに進んでくれている。 私もそんな彼らを見習って、今年1年、後悔しない授業を1つ1つやっていこうと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.04.06 02:01:06
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