もうすぐ三回忌
ここに母に向けた駄文を書いていた頃は、今にして思えばとても混乱していた。母と一方的にでも連絡を取りたいと思い詰め、宛先がないことにがっかりしたり、そんなバカなことをやっていた。心身ともに最悪の体調で、全く余裕がなかったと思う。母は病床にあったとは言え、脳溢血で急に死んでしまったことを受け止めることが難しかった。今もまだ母の部屋をいじることもできずにいるし、今も些細なことで母を思い出しては辛くなり、日に何度かは「おかあさん」と声に出してしまう。様々な状況や場面で、母のこと・・・と言うより母に対しての自分の言動を振り返っては辛くなっている。それでも、少しずつ母の死を客観視して諦めと共に受け入れることができるようになってきた。