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Wordbook of Kurumimochi               くるみもちの単語帳

趣味の英語1


【クリスマス】~サンタクロースの話~
I believe in Santa Claus.

 今年はいつまでも暖かい日が続きますが、街の夜はイルミネーションですっかりクリスマスの装い。家の中にはクリスマスツリーを飾り、イブにはクリスマスケーキ、そしてクリスマスの朝はクリスマスプレゼント。キリスト教徒でもないのに、クリスマスを祝う日本人はなんと多いことでしょう。色彩が少なく寒い冬だからこそ、色とりどり飾りやの暖炉の暖かさにあこがれるのかしら。

クリスマスといえば、子供が待つのはサンタさん。お目当てのプレゼントは何か?わくわくどきどきして待つ。今の子供は生まれた時からサンタさんにプレゼントをもらって、信じている子供が多いのではないかしら?

娘もキリスト教の保育所にものごころがつく前から通っていたのですっかり信じ込んでいたタイプ。毎年恒例の降誕劇で、天使役だったのにマリヤ役が風邪で休んで本番で代役をさせられたことも、今では懐かしい思い出。クリスマスの晩は寝静まってから、ママサンタさんが(私)がごそごそ、枕元におもちゃを置いて…。娘は単純というか、信じ込んでいたのでサンタを待つと頑張ることもなく、いつものごとくすぐに寝てくれたので、苦労はしませんでした。サンタさんが本当にいるのか聞かれたこともありません。

でも、サンタの存在を聞かれて困ったママサンタさんや、パパサンタさんは多いでしょう。小さい間は親の言葉を信じても、友達からの情報でいつかは知れてしまうようです。クリスチャンじゃないからと初めからサンタさんの演出をしないのは、誠実で賢明な親心だと思うけど、サンタにプレゼントを届けてもらう親が不誠実だとは思いません。クリスチャンの子供だって、いつかは知るのです。

かつてドイツ出身の女性にお国のクリスマスの話を聞いたことがあります。ドイツではサンタクロースとは言わないのだけどやはりプレゼントを届けてくれる聖人(名前が思い出せません。聖クラウス、だったっけ?)がいてずっと信じて楽しみにしていたそうです。それが隣の街の郵便局の人だと分かったときは大変なショックだったそうです。これをサンタショックを名付けるとしたら、サンタショックは信仰の有無とは関係がないのです。子供の問いに戸惑うのはどの国の親も同じらしく、アメリカにはこのサンタクロースの存在の有無について子供に語った心温まる社説があるくらいです。(→【趣味の道具】)

いつかは解ってしまうのに、キリスト教徒の親も、そうでない親も子供にサンタクロースの夢を与える。信じて願えば、夢は叶うということを伝えたいのだと思います。実は娘も小学校の3年か4年の時友達に子ども扱いされて、疑ったことがあるそうです。夫から聞いたのですが、一度だけこっそり尋ねられたので、夫はサンタがいると答えたそうです。母親ではなく父親に聞くところが我が家らしいけど、娘は信じたままでいたかったんでしょうね。高校生になった今、彼女に聞くとはっきりと「サンタクロースはいる。」と答えます。公認サンタクロースというのがいて、ちゃんとしたライセンスがあるそうな。これが彼女がたどりついた答えのようです。

《04/12/6》


【展覧会】

 まだ時折暑さがぶり返すこともありますが、9月も半ば、いよいよ秋らしくなってきました。秋といえば、スポーツの秋、音楽の秋といわれますが、内外の展覧会が充実している季節でもあります。私の住む奈良の街では恒例の正倉院展が開かれるのもあって、私にとっては展覧会が一番身近な秋の風景です。

この季節は奈良を訪れる観光客も多く、特に日本人観光客が目立つように感じます。一年を通して外国人観光客はコンスタントに見かけるのに対して、学生は春秋に多く、一般の日本人にいたっては秋に集中しているようにすら感じます。正倉院展が開かれる奈良国立博物館や東大寺、興福寺などを有する奈良公園から、薬師寺や唐招提寺を有する西ノ京へ行く路線バスの中は明らかにアクセントの違う言葉が飛び交っていたりします。ちょうど正倉院展の頃に歴史や文化財に興味のある人たちが恒例のように訪れてくださっているようです。

毎年決まって開催される展覧会というのは珍しいものなのでしょう。もちろん当の正倉院が、国立博物館のすぐ近く、東大寺の境内にあるお蔭ですが。正倉院展は今も人気のある展覧会で、地元に住んでいるからといって、のんびり鑑賞できるわけではありません。夫が中高校生だった頃(三十年近く前)は放課後に訪れると人影もまばらだったそうですが、今では平日のどんな時間帯でも人がいて、列の後から背伸びをしないと見れないこともしばしばあります。毎年開催される展覧会でこんなに賑わうのは珍しいのではないでしょうか。

ところで、何故趣味の英語で展覧会かと言うと、展覧会は英語の勉強にもってこい、趣味の英語にピッタリなのです。正倉院展に限らず、英語案内のある展覧会は結構多いものです。英語案内というと英米からの観光客向けと思われるかもしれませんが、実は対象はもっと広いのです。日本語の解説の他は英語の解説しかありません。つまり、日本語を解さない人すべてを対象としています。英語が世界の共通語的な役割を果たしているのです。英語を母国語しない人にも分かるように、英文の解説は判りやすいものになっています。日本文より平明です。日本語の解説は文献などに忠実なので、漢字なども見たこともないものがあって、一体何を表すのかわからないこともしばしばあります。そんな時は、英文の説明を見ます。

 正倉院展の場合だと、日本文表記とほぼ対になるように、英文表記がありますし、図録も英文のものは別に用意されています。長年、図録の後に英語の解説が簡単に記されていましたが、数年前から英語版として独立しています。 あいさつの言葉から、正倉院と宝物、図版解説、用語解説まであり丁寧な作りになっています。
もっとも図録の英語版のというのは珍しいようです。先日上野の東京国立美術館を訪れた際、過去の展覧会の図録を見ましたが、英語版というのはありませんでした。日本語版の裏に英文解説が付いているのしかないということでした。
(つづきは趣味の道具へ)
《04/9/18》


【海外での交流】

 英語を学ぶ楽しみの一つとして、外国の方々と交わる喜びは外せません。旅行会社のパック旅行で、カタコトの英語だとしても、ちょっと勇気を出せば英語を使う楽しみが味わえます。

 ささやかな私の海外体験の中で、英語で話す楽しみを味わえたのは、フランスでした。少うし前にフランスを訪れた方には意外かも知れません。
-フランス人はプライドが高いので、フランス語しか使わない。英語はわかっているけど、しゃべってくれない-と思われているようです。実際以前訪れた方はそうおっしゃるのでそうだったんだと思います。二年近く前に私が研修で初めてパリを訪れた際も、家人が心配して、フランスで英語で話をしてもらうための話法を一生懸命教えてくれました。

ところがいざパリを訪れてみると私が行くような場所、空港やホテル、美術館、大通りのお店はすべて英語でOK、日本人観光客の多いお店なら日本人スタッフもいます。外国人の消費や購買をますためでしょうが、柔軟な対応はありがたいことだと実感しました。私はフランス語の素養がなく、簡単な挨拶や数字くらいしかいえませんでした。英語でもそれなりに意志が通じるのが分かったで、やっぱりまず英語をマスターしなくちゃと思いました。

私の泊まったホテルもほんの二十年前までは日本人はスイートに泊めてもらえなかった高級ホテルなんだそうです。(決して私がスイートに泊まった訳ではありません。念のため)
それが、今ではロビーに日本人が団体でひしめいています。待ち合わせでロビーのソファーに座っていたら、アメリカからの旅行客(女性)がお隣に座りました。ロビーは混雑していてソファーも詰め詰め、彼女は日本語で賑やかにしゃべる日本人女性たちの様子をうかがっています。私と目が合って、仲間かと問われたので、違う、このホテルには沢山の日本人観光客グループが宿泊していると答えると、また彼女が質問しました。

「ルイ・ヴィトンやエルメスで日本人を多く見かけるが、日本にはお店がないのか?」
「いっぱいあるけど、日本のお店には置いていない珍しいものを探しているのだと思う」と答えると得心してくれたようでした。
あと互いの旅ことを少し話しました。
彼女はアメリカからご主人が来るのを待っているそうで、ロビーで時間潰しをしているのでした。
僅か十分前後の会話で、当たり障りのない内容だったけど、楽しかったな。もちろん、ホテルのロビーといえども、十分に注意はしなければいけませんけど。

パリで丸一日だけ自由行動の日がありました。英語が通じるのがわかったので、マドレーヌよろしく、散歩をすることにしました。ひと気のないところは避けなさいとアドバイスされていたので、ルーブル美術館からノートルダム寺院、オペラ座界隈、シャンゼリゼ通りから凱旋門を回って宿舎のホテルまで。おおよそ3万歩!

途中何件かのチョコレートショップでお買い物をしました。いずれも気持ちよく買い物できましたが、特にある小さなお店でのお買い物が忘れられません。
チュイルリー公園を抜け、オペラ通りに出るまでの石畳の小道の四つ角に、うっかり通り過ぎてしまいそうなその店を見つけました。角向かいの教会が目印です。ガイドブックにミルクチョコレートがお勧めとあったのでマークしてい ました。

小さなお店で、観光客の気配はありません。落ち着いた調度の洒落た店です。棚にはパッケージが何種類かあってそれを選べばお買い物は簡単なのですが、残念ながらミルクチョコレートだけの箱はありません。私はおそるおそるミルクチョコレートだけが欲しいというと、店員さんは怪訝な顔をします。ミルクチョコレート以外にも自慢の美味しいチョコレートはあるでしょうから。それで、
"I have a daughter. I want to buy a souvenir."といいました。
(この"souvenir"の使い方間違ってます。"present"または"gift"と使うべきでした。詳しくはくるみもちの単語帳(6月30日))

事情を察した彼女の顔がパッと明るくなって、量り売りを勧めてくれました。これなら好きなチョコレートだけを選べると言って。平たい四角柱型のパッケージの底にまずトリュフを2・3個入れてショーケースのチョコレートを一つずつ説明してくれました。そして私がうなずくのを確認してから詰めてくれました。一通り選んで計りにかけると、あと2個入れられるとのこと。ではトリュフを追加してというと、彼女は申し訳なさそうに、トリュフが上になるとココアの粉が他のチョコレートにかかるというのです。もっともなことで、彼女のチョコレートに対する誇りと愛情を感じました。ささやかな買い物でしたが、最後まで丁寧に接客してくれました。袋を受け取る時にこんなに楽しいお買い物ができたのはあなたのお蔭ですと御礼をいいいました。

本当に、お買い物のプロセスを楽しむなんて、永く忘れていた感覚で嬉しくなりました。それも言葉の不自由のない日本ではなくて、つたない英語でパリジェンヌとですから。(生粋のパリジェンヌかどうかは確かめたわけではないけど、エレガントさはうらやましいくらいでした)

英語で怖い思いをしたのは一度だけ。
ノートルダム寺院の前で、ジプシー風の女の子に
"Can you speak English?"
と尋ねられたのです。即座に逃げましたが、物取りか何かだと思います。人が多いところだからと安心はできないようです。ちょっとしゃべれるのも良し悪しだと思いました。
このように書くとちょっと英語がしゃべれるように思われるかもしれませんが、初めてTOEICを受験して、大卒新入社員程度の点数しかなかった頃のことです。それでも前年のオーストラリア旅行よりは格段の進歩でした。ん十年ぶりの英語は簡単な文も思いつかず、単語だけの世界でしたから(笑)

「必要は発明の母」ならぬ、交流の楽しみは学習意欲の母だと思います。

《再編集04/8/15》《元稿04/8/3》



【英検】

 学生時代、英検には全く縁のなかった私が英検を受けるようになったきっかけ、それは英検2級が「観光ガイド養成講座」の受講資格だったからです。観光ガイド養成といっても超難関のガイド試験合格を目指す講座ではなくて、ボランティアとしてのガイド養成で、一年間の養成課程を修了するとその団体が主宰する観光ガイドクラブに所属できるというものです。

 世界遺産に囲まれた土地に住み、学生時代から仏像や庭園、古建築に興味があったので、観光ガイドは定年後の社会参加にいいと思いました。それに、何より英語を使えるのが魅力でした。一年間も定期的に講座に通うのは当分無理だとは思いましたが、取りあえず受講資格の2級までは取っておこうと思いました。 でもそのころ、英検2級は私にはとてつもなく高いハードルに感じられました。学生時代英語は苦手だったし、一般教養以来英語に触れる機会がありませんでしたから。二十年近いブランクです。
 英会話教室に通いだして一年目、まず準2級に挑戦しました。受験者は中高生が主でせいぜい20代、試験官も私よりはるかに若く、教室で最年長だったろうと思います。子供のような学生に囲まれて、試験を受けるのは恥ずかしかったです。会場は私立大学の教室で、リスニングもよく聞こえました。二次の面接官は落ち着いた感じの好青年で、リラックスできました。

 次に2級に挑戦。さすがに年齢層は高く、私の親の世代の方もチラホラ。引け目を感じずにすみました。でも二次試験になると、周りは学生やせいぜい20代にしか見えない人ばかりで、再び恥ずかしくなってしまいました。ただ面接官が私より年上だったので、少しほっとしましたし、これからも頑張りなさいと励ましてくれました。一次試験の会場は私立高校の教室だったのですが、スピーカーの音割れがひどく、会場による環境落差が大きいと感じました。

 私はいずれも英検対策用の問題集、準2級は一ヶ月もの、2級は一週間ものをしました。確実に受かりそうな級を選んだつもりなのに結構難しくて間違うことが多かったのです。一巡しかできませんでしたが、実際の試験より難しい内容を勉強することになるので本番(1次)は楽勝でした。TOEICと比べて、きわめて正統的な出題形式で、学生時代の試験のようで解きやすかったように思います。現役の学生なら、中学高校の授業内容がしっかり身に付いていれば英検のための特別な勉強をしなくても合格できると思いました。

 英検受験のための勉強は総合的な英語の勉強になると思います。学生でないからこそ、あえてこういった機会を持つことが効果的だと思いました。試験とか差し迫った必要性がないとなかなか勉強できないものです。学生は試験が在るけど、趣味の英語をモットーにする私の場合は、自分で目標を作って勉強する機会を作ってやらるしかないのです。

取りあえず目標の2級に受かったので、英検はしばらく休んで、いずれは準1級を目指すつもりです。 1級、準1級は10回受けたという話を結構聞います。2級にてこずる人もいるようです。どの級で頭打ちになるのかは一人一人違うようですが、私は確実なレベルになってから受験したいと思っています。決して急ぐ旅ではないのだから。むしろどれだけ英語の勉強を継続させることができるかが一番の課題だと思っています。
《04/6/29》



【趣味の映画】

  英語が苦手だった私が「英語が趣味」なんて言いだしたのは最近ですが、映画を見るのはずっと好きで、細々ながら続いている趣味です。この趣味のお蔭で、趣味の英語が楽しく興味深いものとなっています。
中学生の頃には一人ででも映画館に行くようになっていました。というのも私の住む小さな町に映画館はありましたが、上演するのは学生不可の成人映画ばかり。各停しかない電車で街の映画館に行かないと洋画は見れなかったのです。それも二本立てで少し前の映画。最新のロードショーは、さらに特急電車に乗って都会に出なければなりませんでした。もっともそのロードショーですら、昨今の世界同時上映とはほど遠い時差があった頃。中学生の私は映画好きの友人と、また時には独りで、小さな電車に揺られ街の映画館に通ったのです。自分が住む現実とはかけ離れた世界、見たこともない景色、美しい人たち、装束や調度のきらびやかさ。異国文化への憧れから、映画館通いは私の一番の楽しみになりました。映画館の中では日常を忘れ、非現実の世界に浸ることができたのですから。当時この趣味が英語の勉強には結びつかなかったのは残念ですが、このとき養われた異文化に対する憧れが今の英語学習を楽しく豊かなものにしてくれているのですから、映画好きでいてよかったと思っています。

  その頃観た映画で一番印象に残っているのが、「嵐が丘」。二本立てのついでに見た映画。荒涼としたヒースの丘、ヒースクリフ、キャサリンの墓をあばく。その壮絶な愛憎は私には想像しがたいものでした。印象が強すぎて、一緒に見たお目当ての方の映画のことは何も覚えていないのです。タイトルすらも。すぐにエミリー・ブロンテの本を買いました。映画ではキャサリン(母の方)が死ぬまでの前半部分しか描かれていませんでしたが、原作を読んでその後のヒースクリフやキャサリン(娘の方)を描く後半部分があることを知りました。楽しく読める内容ではなかったけれど、文学少女でない私が読み通せたのはなんと言っても、映画のお蔭です。映画のヒースクリフにもう一度会いたいと思いましたが、手がかりはありませんでした。映画館ではパンフレットを売っていなかったし、「スクリーン」や「ロードショー」などの映画雑誌にもこの映画のことは載っていませんでした。優雅なエドガーを見下ろす長身、鋭いまなざしを探して、それからは映画を見るたび必ずパンフレットを買っては俳優のプロフィールを見るようになりました。リバイバルロードショーで名作の誉れ高い「嵐が丘」(1939年)を都会の映画館で見ましたが、予期した通り私のヒースクリフではありませんでした。名前もわからないんだからと諦めかけたころ、やっと再会しました。「フラッシュゴードン」で。

  これはアメリカのコミックヒーローを実写した映画で、私の好みではありませんでしたが、クイーンが映画音楽を担当しているという理由だけで見に行きました。縁とは不思議なものです。いろんなことに興味を持つことで、世界が広がり、結びつくのですから。
主人公のフットボール選手と記者のアメリカンカップルとは対照的な貴族的なカップルがいて、その男優のプロフィールに「嵐が丘」(1970年)を見つけた時は驚きました。フラッシュに見下ろされる、レット・バトラーのようなダンディーがヒースクリフ?いえ、彼が小さかったのではないのです。なんとフラッシュ役の俳優が2メートルを優に越す大男だったのです!彼、「ティモシー・ダルトン」の身長は1.88m。その後、007、四代目ジェームズボンド役も務めたのですから、小柄ではないですよね。誠実なティモシー・ボンド、私は好きでしたが、ボンドに誠実という形容は合わないと案じたとおり、2作品で代替わりとなってしまいました。彼に対してはミーハー的な思い入れはほとんどないのですが、私にとっては映画という異文化体験にいざなってくれた忘れられない俳優なのです。もとはシェイクスピア俳優だったそうですが、もし今もイギリスの舞台に立っているのなら、観てみたいと無謀なことを思ったりもします。
《04/5/27》



【NHKラジオ英語講座】

  学業や仕事なら向こうから英語はやってくるけれど、趣味の英語の場合は自分で用意しなければなりません。まず毎日手軽に楽しめて、長続きするもの。英語の環境がなければ、日常生活の中に英語を組み入れるのです。これにはNHKのラジオ講座がピッタリ。時間を合わすのがちょっと窮屈かもしれないけれど、聴くための時間を作る。「時間ができたら勉強する」では、いつまでたっても始められませんから。
  『15分でいい毎日ラジオを聞く日課を作る。』
どうしても時間が合わなければ、録音して一日分ずつ聴く。NHK出版からCDも発売されていて便利ですが、何日か毎にまとめて聴くのではなく、ラジオを聴くように毎日聞くのが長続きするコツ。講座が豊富で迷いますが、初めは余裕のある講座をひとつ決めて聞き始める。そしてラジオ講座を聞く習慣ができたら、講座を増やしたり変えたりする。時間に余裕があれば、前後の英語講座を流し聞きするのがいいけれど、メインにしている講座のテキストは必ず購入してきっちり学習すること。一日の中に必ず英語に接する時間を設け、日常的に接することで英語に慣れ、英語に対する関心や興味を膨らませていくのです。

  ここで私の失敗談。私が最初に選んだラジオ講座は『英会話入門(遠山顕先生)』(2001年度) 理由は『新基礎英語1・2・3』=中学生程度の認識で、いくら英語が苦手で20余年のブランクがあったとはいえ受験英語の経験があるので、『新基礎英語1・2・3』では物足りないと思ったのです。ところが、これが大誤算。単語なんかキレ~イに忘れちゃってて、わからない言葉ばっかり。4月から始めたもののいきなり学習意欲をなくし、テキストが溜まるばかり。やっと聴きだしたのは、翌年1月から。長い間探していた英会話の先生が見つかりレッスンが決まって、やっとラジオの前に座りました。切羽詰った状態で始めたのが良かったのか、すぐ習慣になって日々の楽しみになりました。
  『英会話入門』に慣れたのも束の間、2002年度からは『英会話入門』と『英会話』がなくなり、新しく『英語リスニング入門』と『英会話レッツスピーク』が始まりました。私は『英語リスニング入門』を受講しました。学生時代(英語は一般教養課程まで)には経験したことがない学習法が新鮮な驚きで、一年間続けましたが、正直当時の私にはかなり背伸びをした状態でした。
  翌2003年度もテキストを購入し続けましたが、子供が使わずに置いていた『新基礎英語3』がもったいないので『新基礎英語3』を聴きだしたら、これが面白くて楽しくて、『新基礎英語3』がメインになってしまいました。
  今年度は『英語リスニング入門』の方をメインにしていきたいと思っていますが、子供(高校生)が『新基礎英語3』を聞き出したのでこちらも続いて受講しています。ただし子供とはテキストもラジオも別々です。お互い心おきなく練習できるように!
  『新基礎英語1・2・3』が学生にも効果があるのはいうまでもありません。語彙を増やせる、音読のリズムを身に着けられる、基本的な発音の聞き取りと発声の練習になり、中学生程度の文法が一年で一通り学べるのですから。

[ぷらすアルファ] NHKテレビ英語講座について。
  映像が加わるることによって、具体的な情景が表現され、楽しさが増すのがテレビ講座です。英語との関わり方のヒントもたくさん。ただ、週1回放送の講座が多くこれだけでは「英語って面白そう」で終わってしまいがち。ラジオ講座と組み合わせることで、英語学習の幅を広げ、楽しく英語を続けることができると思います。
《04/4/21》

  

【電子辞書の話】~学生時代に電子辞書があれば、英語嫌いにならなかったかも?!~

  紙と鉛筆があればいい数学などと違って、英語の場合はまず暗記、辞書がなくては始まりません。初めての言語を学ぶのだから、当然のことなんだけど、当時その裏にこんな楽しい世界があることはつゆ知らず、ただただ試験のための勉強を嫌々していました。
  電子辞書(ここでは携帯型のIC辞書を指します)は軽くて、簡単に辞書を引けるのがなんと言っても魅力です。紙の辞書に比べれば高価で、私はすでにジーニアスなど数冊の紙の辞書を持っていましたが、電子辞書を奮発しました。カシオのXD-S8500でジーニアス英和・和英/ロングマン英英/広辞苑/漢字源が搭載されていました。
  きっかけは、子供のホームスティ。英語を習い始めた中学生は語彙も少なく、電子辞書は必需品だと勧められました。お守り代わりに持たせたら、これが大活躍!子供は和英のボタンを押して言葉を伝え、ホストファミリーは英和のボタンを使って返事をするという翻訳機的な使い方で、電子辞書そのものがコミュニケーションツールでした。その後、古語辞典が必要になり同じカシオで英英の替りに全訳古語辞典が搭載された電子辞書を学校の斡旋販売で買い足しました。
  私は子供のお古を使っていたのですが、ジーニアスだけではもの足りなくなり、SII(セイコーインスツルメンツ)のSR-T6700を買いました。リーダース+プラス英和/英和活用辞典/コンサイスオックスフォード英英(COD)/コウビルド英英などが加わった電子辞書で私には猫に小判状態ですが、訳語を見比べるのも面白く、手放せません。
《04/3/21》



【趣味の英語とは?】~メインテーマ~

  学業じゃない、仕事じゃない、でも英語を学びたい。だから、趣味の英語。 偏差値で進路が決まるわけじゃない、TOEICのスコアで昇進が左右されるわけじゃない、自分自身を高めて満ち足りる英語。それが、趣味の英語。 自己満足と言われればそうかもしれないけれど、決して自分の殻に閉じこもることではない。なぜなら、英語はコミュニケーションの道具だから。英語を楽しむということは、異文化と交わる喜びを知ること。これが、趣味の英語。 趣味の英語だからこそ時間をかけて、学ぶ楽しさや使う喜びを存分に味わいたいものです。
《04/3/21》


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