テーマ:趣味の英語(406)
カテゴリ:西国札所
関西の巡礼、観音信仰といえば、「西国三十三ヶ所」です。
もともと木の札を打ちつけて奉納したので、札所とも言います。 岩間寺は琵琶湖を望む風光明媚な山の頂上にあります。 日本三霊場(岩間・熊野・吉野)のひとつだそうです。今年世界遺産に登録された熊野・吉野と違い、岩間寺は馴染みがありませんでした。ところが、芭蕉の有名な句が読まれた処と聞いて親近感が湧きました。 「古池や蛙とび込む水の音」 松尾芭蕉 本堂のすぐ横にその小さな池はあって、さりげなさに拍子抜けするくらいです。芭蕉が伊賀(三重県)の出身なのは知っていましたが、江戸俳壇の印象が強く、まさか湖国で芭蕉に出会うとは…。江戸に出る前、修行していたときに作られた句だそうです。 この句は英語の俳句でも有名で、数多く英訳されているそうです。詳しくは「初めての英語俳句」(アルク)をご覧ください。奥が深そう! "pond"、"frog"、"sound"、"water"がキーワードになりますが、英語の俳句でも、少ない言葉で、情景を鮮やかに切り取って心情を表現しているようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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