テーマ:趣味の英語(406)
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昨日Queenの話をしたので、今日はコンサートを取り上げてみます。
"concert"は"con"(共に)+"cert"(決める)より「協定する」「一致する」を意味する動詞。「音楽会、演奏会、コンサート」の意味で名詞として使われることが多いが、語源は「調和する、調和させる」("harmonize")を意味するイタリア語"concertare"で、フランス語の"concerter"を経由してイギリスへ。フランス語では、"concerter"(動詞)と"concert"(名詞)に分かれていたものが、イギリスへ渡ると"concert"一語に。 Queenはもちろん、"a rock concert"「ロックコンサート」 "a promenade concert"で野外音楽会、プロムナードコンサート "a concert of music by Mozart"はモーツァルトの曲の演奏会 「コンサートを開く」は"give [do] a concert" 同じコンサートでも、行事・式典としての意味が強くなると "hold a charity concert"「チャリティコンサートを開催する」 「音楽会に出かける」は"go to a concert" 「コンサートを聞きに行く」は"attend a concert" この辺も動詞の使い分けが細かい。 "concert"でもう少し動詞の使い方を見てみましょう。 "organize a concert"は「音楽会を企画する」 "rehearse a concert"「コンサートのリハーサルをする」 "sponsor a concert"「コンサートを後援する」 "concert"といえば"recital" こちらは「独奏会、独唱会、リサイタル」で "give a recital"「リサイタルを開く」 "concert"(名詞)には「協調、提携」の意味もある。というより動詞の「協定する、協力する」からまずこの意味がでて、そこから「一致、協力、調和」さらに「音楽会」へ発展して行ったのでしょう。 "in concert"は「演奏中の」「ライブ演奏して」より 「いっせいに、声をそろえて(together)」の意味で用いられることの方が多いようです。 "in concert with"で「~と協力して、~と提携して」 最後に、"The concert went out without a hitch." 「コンサートは滞りなく進行した」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
recite(暗唱する),recitation(暗唱)
大学時代のサークル内で行われたrecitation contestで1st prizeをもらった事があります。 ↑過去の栄光(^^ゞ Lincoln大統領の演説を暗唱しました。 1年生が入会して、2年生の先輩がそれぞれ担当指導員に割り当てられて、特訓(?)を受けます。 私と友人が二人で一人の先輩に付きました。 先輩同士でも、担当した後輩がどこまで伸びるかを競うようなところがあります。 卒業後、その時担当した先輩ともう一人担当された私の友人は結婚しました。(^O^) (そのお子さんはうちの長女と同級生です。) 全然関係ない話になってゴメンナサイ。m(__)m (August 22, 2004 06:18:59 AM)
recitalの補足説明ありがとうございます。
音楽面のことしか浮かばなかったのですが、そうですね"re"(再び)+"cite"(呼び起こす)はもともと「音読」"read out"が語源だそうですね。 >大学時代のサークル内で行われたrecitation contestで1st prizeをもらった事があります。 さすが、ポンチョさん! 読み書きだけじゃなくて、声を出すのも頼れるのなら、やっぱり海外旅行のお伴をさせていただきたいわ(笑) >卒業後、その時担当した先輩ともう一人担当された私の友人は結婚しました。(^O^) ロマンスも生まれるのですね。 古美術が縁より、おしゃれな感じですね。 (August 22, 2004 11:46:25 AM) |