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Wordbook of Kurumimochi               くるみもちの単語帳

March 20, 2006
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テーマ:趣味の英語(394)
カテゴリ:United Kingdom
(中央左右に長いのがケンジントン公園とハイドパーク、ハイドパークの右上の緑がリージェンツパーク) 
 
 久々に昨夏のイギリス旅行の話です。

 ヒースロー空港からケンジントン公園に面したホテルにチェックインして一息ついたのは夜八時頃。日本にいる時は夏でももう暗い時間ですが、緯度の高さからこちらはまだ夕方の明るさ。疲れていたけれど、目の前のケンジントン公園に散歩に行こうと思いました。娘はベッドで横になっていると言うので独りで出かけました。

 イギリスを旅するのは初めて。子供の頃からあこがれていた国だったので行きたいところはいっぱいあるけれど、わずかな滞在日数なので訪問先は絞らなければなりません。それでテーマを大好きな絵本に縁のある場所にしました。『ピーター・ラビット』、『くまのプーさん』、『くまのパディントン』、『不思議の国のアリス』、そして『ピーターパン』。厳密に絵本と言えるのは『ピーターラビット』だけ、せいぜい『くまのパディントン』、『くまのプーさん』までだけど、いずれも挿絵やアニメーションに親しみがあるものばかり。どれだけ訪ねることができるか判らないけど、行きたい場所をリストアップしておきました。

 中でも『ピーター・パン』は年初にジョニー・デップが作者のジェームズ・バリを演じた映画「ネバーランド」を見たところだったので思い入れが強く、ロケ地を探したいと思い、ケンジントン公園に徒歩でこれるホテルを選びました。探索は後日のこととしてまずは挨拶がてら、ピーターパン像に会いに。

 以前夫が出張の帰りに訪れた時、ピーターパン像になかなか辿り着けなかったと言っていたので、あらかじめ公園内の位置は地図で確かめてありました。
 ホテルを出て目の前に小さな門が見えたけれど、車が途切れないので信号を目指して東を向いて歩き出しました。地下をセントラル・ラインが走るこの通りは、この辺りではベイズウォ-ターロードと呼ばれ閑静な雰囲気ですが、マーブル・アーチ(ハイドパークの東北端、凱旋門のような建物)辺りでオックスフォード・ストリートと名前を変え、デパート(セルフリッジ)や店が並ぶ繁華街になります。

 信号を渡り、鉄の柵に沿って行くと今度は大きな門、中央にアーチ型の両開きの扉。その両脇には小さな扉があり、開いていた西端の小さな扉から入りました。門を入ったところに地図があり本日の閉園時間の欄もありましたが時間は記されていませんでした。

 やや薄暗くなりかけていたものの、公園は清潔で見通しがよく、視野に常に人影が入るので怖さを感じませんでした。ジョギングする人とも何人かすれ違いました。ただ、突然木陰からリスが出してきたのには驚きました。奈良公園ではありえないことです。人に対して無頓着なのか芝生に座り、やがて逃げるふうでもなくいつの間にか木立に消えて行きました。リスの歓迎にすっかり疲れも飛び、足取りも軽くなりました。小径が放射線状に伸びているので、ややこしいのですが見通しがいいのでロング・ウォーターと呼ばれるハイドパークとケンジントン公園を東西に区切る池には迷うことなく辿り着けました。
 
 あとは池沿いに南に下がるだけです。道が池から離れる部分はちょっぴり不安になりましたが、そのまま進み再び池に面するところで数人が立ち止まって写真を撮っていました。そこにピーターパン像がありました。
 もうかなり暗くなりかけていたけれど、ピーターパンも台座の妖精や小動物たちもはっきりと見ることができました。
 流石に有名な場所です。私の後にも何人か訪れる人がいました。

      ケンジントン公園のピーターパン      
      (これは後日撮影したもの)


 来た道を戻りましたが、人影はずいぶん少なくなっていました。池の端の辺りにはまだ人がちらほらいました。ここにはさらに大きな門がありました。地下鉄の駅(ランカスター・ゲート駅)に近く一番賑わう場所なのです。けれどこの門から出ようとは思わず、リスを見つけた径を戻って入った門から出ようと思いました。

 小径に入った途端、すぐ近くに恰幅のいい男性を見つけ、一瞬固まりましたが、制服に制帽、左上腕には無線電話(「携帯」より「小型のトランシーパー」といった趣)だったので安心しました。公園の警備員さんらしく、パトロールをしているようでした。無言で後ろを歩いていたのですが、入った門近くで静寂を破って彼の電話が鳴り、手にとって何やら話し出しました。電話を切ると、門の方からもう一人、若い警備員さんがこちらに向かって歩いてきました。私が門の方に曲がろうとすると、 "Next gate, madam" と言われたので戻って彼らと一緒に次の門まで歩いた。

 恰幅のいい警備員さんに朝は何時から開くのですかと尋ねたら、ちょっと狼狽されて、若い人に聞いていました。そのうち、小さい門が見え、お礼を言って門を出ると、若い警備員さんが鍵を締めました。
 
 ホテルの部屋に着いたのは9時半位で、娘はすっかり寝入っていました。

      ケンジントン公園のリス
      (明度を上げています)

【今日の英語】
madam:[非常に丁寧な呼びかけ;通例35歳以上の女性に用いる]奥様、お嬢様(ジーニアス英和辞典より)
語源は古フランス語の ma dameで、英訳するとmy lady

ジーニアスさん、年齢まで細かく書かなくてもいいのですよ。
貴婦人なのですから。(#^.^#)


      ケンジントン公園ピーターパン像の台座
      (台座の妖精とリス)








最終更新日  March 20, 2006 05:57:25 AM
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