テーマ:趣味の英語(406)
カテゴリ:スリランカ
昨日紹介した『どんたかどん』には伝統的な悪魔祓いの儀式(病気の原因となっている悪魔を追い払う)を扱った「トウィル」が描かれていますが、スリランカにはもうひとつ「コーラム」と呼ばれる娯楽性の強い仮面劇があります。
『ねこのくにのおきゃくさま』(福音館書店刊) シビル・ウェッタシンハさんの『ねこのくにのおきゃくさま』にはこの「コーラム」が描かれています。働くことしか知らないねこの国に、仮面と派手な衣装を着た不思議な二人組が訪れ、細長い太鼓を打ち鳴らしてしなやかに踊り、ねこたちを楽しませます。ねこの国に音楽と踊りがもたらされるお話です。スリランカから帰ってきて初めてこの絵本を読んだのですが、ねこの国を舞台に、スリランカの文化を愛情を持って紹介しているのがよく分かります。機会があれば「コーラム」を見てみたいものです。 同じく作者の『きつねのホイティ』(福音館書店刊)も読み直してみると、スリランカの美味しい食べ物がいっぱい描かれて、懐かしくなりました。ホイティが仮装して食べさしてもらおうとするのも無理はありません。最後の結婚式のお菓子を食べる機会はないでしょうが、甘いものだけに興味津々です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
June 11, 2006 06:36:04 AM
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