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Wordbook of Kurumimochi               くるみもちの単語帳

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May 25, 2007
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テーマ:趣味の英語(406)
カテゴリ:カテゴリ未分類

週刊ST(ジャパンタイムズ)の英作文コラム「ヤワらかアタマの英作文教室」(霜村和久先生)を教材に勉強し、投稿後このブログで答案(投稿文)を公開しています。《1週目》課題紹介→《2週目》答案(投稿文)公開→《5週目》モデル例紹介 

 4月27日号の課題
  「だいぶ元気になりました」。

 私の答案(投稿文)(5月4日の日記)は
 
 I’m getting rather better.

 5月25日号に掲載されたモデル例は
  I'm pretty much back to normal.

 今回も残念賞。進行形が悪いわけではないのだけれど、言葉選びがイマイチだったようです。モデル例は normal を名詞として使ったもので back to normal で「元どおりになって」。体調だけでなく一般的な状況にも使われるそうで、この抽象名詞を使った表現が今回のポイントでした。詳しくは週刊ST5月25日号(5月22日発売)本紙をご覧下さ~い。

 
 さて今日のお勉強。
 
 5月18日号の課題
 「若い人たちの意見を聞いた方がいいかもしれませんね」。

 私の答案(投稿文)は

 You can appeal to the young for opinions.

 相手(多分、年配)に対してやんわりと「若い人たち(the young)に意見を求める」ことを勧める表現だと考えました。
 「若い人」は young people ですが、この young の名詞になると集合的に「若い人」を表し、the をつけて the young で「若い人たち」。

 「若い人たちの意見」だと the young's opinions になりますが、the young と opinions を分けた方がスッキリすると思うので「若い人たちに意見を求める」と訳してみました。appeal to A for B で「AにBを求める」。

 そうしてまず浮かんだのは、

 You could appeal to the young for opinions.

 です。これは

 You should appeal to the young for opinions.

 に似ていますが、could を should に置き換えているので「すべき」とかなり強くなります。一方、can なら可能性を表す(4月20日号の課題の解説より)から、選択肢の一つのとしての提案になると考えました。

 さらに仮定の意味合いを出して和らげるために could を用いてみました。でもこれだと仮定法そのもの、つまり「聞くことができたのに聞かなかった」と受け取られるかもしれません。疑問文も考えましたが、

 Could you appeal to the young for opinions?

だと、「聞いてみてくれませんか?」と自分のお願い事をしているみたいです。

 それで投稿文にしてみましたが、霜村先生やネイティブ・スピーカーのスタッフに通じるでしょうか?


 次はイタリア旅行の写真第6弾。ヴェネツィアの続きです。

       水の都

 今でこそヴェネツィアの名前をよく耳にしますが、子供の頃はイタリア、水の都と言えば、ベニスでした。もちろんヴェネツィアとベニスは同じ都市のこと。イタリア語か英語かの違いです。

    イタリア語      英語
 ヴェネツィア Venezia  Venice ベニス

 通常日本人は外国の名前は現地語読みします。イタリアもそうです。ところが、ヴェネツィアに限ってはかつて英語読みが優勢でした。イタリア貴族出身のヴィスコンティ監督の映画ですら邦題は「ベニスに死す」でした。なぜでしょう? 

 私は'The Merchant of Venice'「ベニスの商人」の影響だと思います。作者は言わずもがな、シェイクスピアですから原文は英語。日本人が中国の漢字を日本語読みしてしまうように、イギリス人はイタリアの地名も英語で読み書きしてしまうようです。だから日本では英語読みの方が先に浸透してしまったのでしょう。

 やがて実際にイタリアを訪れる人が増えて、今では、特に旅行のパンフやガイドブックは圧倒的にヴェネツィアが優勢のようです。


 フィレンツェだと

    イタリア語      英語
 フィレンツェ Firenze  Florence フローレンス
  
 これはもっぱらフィレンツェですね。メディチ家やダビンチなど、ルネッサンスからの情報が多いからでしょう。Firenze の古名は Fiorentia で「花(fiore)の都」に由来します。もっとも英名 Florence の方がたやすく「花(flower)」を連想させてくれますが。このイタリアの「花の都」は京都の姉妹都市です。いい相性。ウィンク


 ミラノは

  イタリア語      英語
 ミラノ Milano       Milan ミラン
 
 これもミラノでしょうが、案外、ミランも聞きます。A.A.Milan でしたっけ、サッカーチームの名前で馴染みがありますよね。サッカーはイギリス発祥のスポーツだからやはり英語読みが優勢なんでしょう。ミラノのチームと言えばあとインテルもありましたよね。

 脱線しちゃいましたがおまけにヴェネツィアの写真をあと2枚。その1はヴェネツィアン・グラス工房内のショップより。

       ベェネツィアン・グラス工房

 販売員さんは日本通で、浅草が好きというだけあって立て板に水の日本語で商品を魅力的に説明してくれました。口上に感心して、寅さんからバナナを買うように、デカンタを購入してしまいました。

 その2は溜め息橋。ゴンドラから見上げて撮りました。

       溜め息橋

 ドゥカーレ宮殿と牢獄をつなぐ橋です。牢獄側から宮殿側に渡るのは赦されて出る時か処刑される時のどちらかです。実際通りましたが、壁に囲まれているので小さな窓の網目から運河を見なければ橋だとはわかりません。けれど暗い牢獄から出たら微かな光でもまばゆかったでしょうね。溜め息橋とはよく名付けたものです。


 さて次回5月25日号の課題は

 「返信が遅くなってすみません」。これを英語で表現してください。

 一緒に投稿してみようと思われる方はこちらからどうぞ。→「ヤワらかアタマの英作文教室」






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最終更新日  May 25, 2007 12:49:04 PM
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