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Wordbook of Kurumimochi               くるみもちの単語帳

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October 30, 2008
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テーマ:趣味の英語(406)
カテゴリ:奈良観光案内
 今朝、正倉院展に行ってきました。散歩がてらに家を出て、会場に着いたのは開館時間(9時)を5分くらい過ぎたころ。開館待ちの人が入った直後で、立ち止まることなくスンナリ入場できました。年々混雑がひどくなる正倉院展ですが、平日の朝一番なのでまだましだったようです。陳列ケースの前は一重かせいぜい二重の人垣で少し待てば前列で観ることができました。音声ガイドで説明を聞きながらゆっくり回って2時間位かかりました。目録などを買って、休憩して出てきたら、もう新館の軒下は三折れに巡行していてさらに建物に沿って50メートルくらい並んでいました。ひどい時は春日大社の参道まで延々と伸びるので、これでもまだましな方でしょう。

今年は60回目と言うことで「正倉院展・六十回のあゆみ」と言う分厚い目録集も出ていました。これにいつもの日本語版と英語版の目録を併せて買ったらすっかり重くなってしまいました。さっそくですが、英語版目録からクイズです。英語の宝物名から和名を当ててみてください。

A: Aromatic Log

B: Ivory Tablet

C: Bamboo Shakuhachi Flute with Designs of Flowers, Birds, and Beauties

D: Eight-Lobed Bronze Mirror with Mother-of-Pearl Inlay of Flowers and Birds

E: Cut Glass Bowl

F: Red Sandalwood Sugoroku Game Board with Marquetry Design of Crescent Moons, Flowers and People Riding Birds

G: Lacquered Armrest

H: Sappanwood-Stained Wood Box with Gold and Silver Painted Design of Flowers, Performers and Parrots

I: Gilt Bronze Buddhist Banner (Ban)

H: Coconut Vessel with Human Face

I: "Rainbow Dragon," A Mummified Ermine



さて想像はつきましたか?

A: Aromatic Log 

 アロマセラピー(aromatherapy)のアロマ(香り)にログハウスのログ(丸太)で「香木」のことです。宝物名は『全浅香(ぜんせんこう)』と言い、現代でも使われる「沈香」の一種で長さ一メートルを超す丸太です。とにかく大きいです。銀葉に載せるサイズにだとどれだけ取れることやら私には想像もつきません。


B: Ivory Tablet

 アイボリー(象牙)にタブレット(錠剤)といきたいところですがこのタブレットは「銘板、碑(板)」の意味で「象牙製の札」となります。宝物名は『牙牌(げはい)』です。Aの『全浅香』と共に伝わり、表裏に金字で銘記されています。一センチ以上の厚みがあるのですが上部に紐を通す孔(あな)があいているのでやはり札として使われていたのでしょう。

C: Bamboo Shakuhachi Flute with Designs of Flowers, Birds, and Beauties
 
 英名の場合説明的な表現になることが多く、その方がそのものを思い浮かべやすいことがしばしばあります。これもバンブー(竹)とフルートで「花と鳥と佳人が描かれている竹製のフルート」となります。フルートと言っても横笛ではなく竪笛なので、宝物名は『刻彫尺八(こくちょうのしゃくはち)』となります。「彫刻」ではなく「刻彫」となぜ表現するのかは分かりませんが、竹の表面を彫り残して細密な文様(花、鳥、佳人)を浮かび上がらせています。とても優美な雰囲気を醸しだす笛で、今回の宝物の中で一番心惹かれました。この尺八は唐王朝の様式で六孔(表に5、裏に1)なので、現代のもの(五孔)とは系統が違うそうです。いつも聖武天皇の傍らに在ったそうで、天武天皇の時代から引き継がれた箱(※)に収められていたそうです。描かれている佳人はすらりと細身で、則天武后の時代に好まれた美女像だそうです。同じ唐代でも玄宗皇帝の頃は豊満な美女が好まれたのだから流行り廃れの速さは昔も今もあまり変わらないのですね。尚音声ガイドではこの尺八の復元楽器の音色を聞くことができます。
※『国家珍宝帳(こっかちんぽうちょう)』に記されている『赤漆文欟木御厨子(せきしつぶんかんのおんずし)』のことです。


D: Eight-Lobed Bronze Mirror with Mother-of-Pearl Inlay of Flowers and Birds

 lobedは葉の縁に浅い切れ込みが入っているさまを表現する結合語で数字と組み合わせて形容詞になります。この場合はeight-lobedなので「8個の切れ込みのあるがある」となります。ブロンズは通常「青銅」ですがここでは「銅の合金」の意味です。これは銅(70%)に錫(25%)が混ぜられた「白銅」だそうですが、さほど白っぽくはなく銅の色を強く残しいています。mother-of pearlは貝の「真珠層」のことで螺鈿に使われます。inlayは「象嵌(ぞうがん)」のこと。inlayは動詞だと「はめ込む、象嵌する」の意味でリーダーズ英和辞典によると語の成り立ちはin-「中へ」、layはlieの過去形だそうで、「中に横たわった」となります。どうして過去分詞のlainじゃないのかしら。その方が「中に横たえられた」とスンナリ理解できます。過去形だと螺鈿が自ら鏡の白銅面に横たわりに行ったような感じがします。すみません。ちょっと脱線してしまいましたが、英名に戻って「螺鈿で花と鳥の象嵌細工が施された8個の切れ込みのある銅合金製の鏡」となります。宝物名は『平螺鈿背八角鏡(へいらでんはいのはっかくきょう)』です。螺鈿が施されているのは鏡の裏面だから「背」を含んでいる和名の方がこの点は正確だけど、この鏡には角がなく、円を8ヵ所丸く窪ませているので八角よりeight-lobedの表現の方が優れていると思います。鳥は二羽ずつ象嵌されているのですが、どこにあるのか探すのに手間取りました。結局なんとかローブされた(切れ込まれた)部分の内の4ヵ所で見つけることができました。


E: Cut Glass Bowl

 これは分かりやすいですよね。「カットガラスのボウル」。ガラス製の切子碗です。外来語のボウル(ボール)は食材を混ぜ合わせる調理器具ですが、正倉院展ではよく見かける単語で、底が曲面の器全般に使われます。これは抹茶碗位の大きさです。宝物名は『白瑠璃碗(はくるりのわん)』。白と言うよりかなり琥珀に近い色合いです。「瑠璃」はガラスのこと。正倉院の宝物は伝来品であり、優れている点の一つに保存状態の良さがあげられます。このガラス碗は西アジアで作られササン朝ペルシャからシルクロードを渡ってきたそうです。ほぼ同じものが安閑天皇陵(大阪府羽曳野市)から出土され東京国立博物館に所蔵されているそうですが、出土品なのでこの正倉院のガラス碗のような輝きは無いそうです。参考品として西アジアで出土した同様のガラス碗が展示されていましたが、土が深く染み込みガラス面はほとんど見えませんでした。


F: Red Sandalwood Sugoroku Game Board with Marquetry Design of Crescent Moons, Flowers and People Riding Birds

 sandalwoodは「白檀」のこと。red sandalwoodで「紫檀」になります。「紫檀の『すごろく』ゲーム盤」ですね。例によってwith以下に説明があってmarquetryは「象嵌、はめ込み細工」の意味。Dで出てきたinlayが螺鈿(貝の真珠層)を材料とするのと使い分けられているようで、こちらは象牙や鹿角・水牛角が施されています。crescentはクロワッサン、「三日月」のことですよね。それで「三日月や花や鳥に乗った人の意匠が施された紫檀の『すごろく』ゲーム盤」となります。宝物名は『紫檀木画双六局(したんもくがのすごろくきょく)』です。三日月や花や鳥に乗った人は脚付き盤の側面わずか数センチ幅のところに象嵌されています。象嵌は精密なもので、目録の写真を見ると特に鳥に乗った人は目や眉もくっきり描かれていて驚かされます。


G: Lacquered Armrest

 lacquerは「ラッカー、漆」のことでlacqueredで「漆塗りの」になります。armrestは「ひじ掛け」、「脇息」とも言うけれど、宝物名は『漆挟軾(うるしのきょうそく)』となっています。同音だから、「挟軾」は「脇息」の古い表現なのかしら。これはとても大きなひじ掛けで、シンプルだけど力強さを感じさせます。漆の状態がとてもよくて、このまま家具屋さんで新品として売れそうな位です。


H: Sappanwood-Stained Wood Box with Gold and Silver Painted Design of Flowers, Performers and Parrots

 sappanwoodは「蘇芳(すおう)」のこと。stainは染めることだからsappanwood-stainedで「蘇芳に染められた」。「花や演者やオウムの文様が金銀で意匠された蘇芳染めの木製の箱」となります。宝物名は『蘇芳地金銀絵箱(すおうじきんぎんえのはこ)』です。桜材を蘇芳で染め、金泥銀泥で文様を線描しています。音声ガイドによると、蓋の表中央上部に衣を翻して踊る童子、その下左右に篳篥(ひちりき)や鼓(つづみ)を奏でる童子が描かれていると言うのですがなかなか見極められません。真正面からみてやっと宙を舞う衣の衣文がわかり、中央の童子は見つけられたものの、左右の童子はおぼろげに顔の輪郭を見分けるのがやっとでした。目録の写真だと向かって右手の童子が鼓を打ち、左手の童子が篳篥をふく姿がはっきりと見えます。よほど集光度の良いレンズを持っていかないとこうは見えそうにありません。


I: Gilt Bronze Buddhist Banner (Ban)

 giltは「金箔をかぶせた、金色に塗った」。バナーは最近ではもっぱらウェブサイトで見かける横長の広告のことですが、もともとは「旗、幟(のぼり)」の意味。「旗」と言えばまずflagがでてくるのですが、違いがはっきりしません。感覚的にはflagは国旗のような長方形のもの、bannerは軍旗のように二倍以上横長または縦長なものを思い浮かべるのですがどんなものでしょう? とりあえずここは「金色の銅合金製の幡(ばん)」としましょう。「幡」は仏堂の内外にかけて使用する仏具の一種なので、buddhist bannerに当てました。宝物名は『金銅幡(こんどうのばん)』です。通常幡は布製なので、こういった金属の幡はとても珍しいものです。この幡は金属製だけれど透かし彫りがとても優美な線を描いていて、とても惹かれました。銅版は坪(つぼ)と言い、それぞれ異なる文様が描かれており、坪同士は蝶番でつながれています。今回の目録の表紙にあしらわれています。右手に幡頭と第一坪・第二坪と第三坪の途中まで。左手に第二坪の途中から第三坪と第四坪と鈴からなる幡脚が写っています。第一坪は花唐草文、第二坪は亀甲文(六角形)、第三坪は中央に花卉(かき:草花のこと)文、その上下に直線と花文の組み合わせ、第四坪は連珠の飾りと鳥のつがいの文様。坪のつなぎ目には葉の形の飾りと全体に鈴が飾られています。現代でも洒落た壁飾りとしてそのまま使えそうです。


H: Coconut Vessel with Human Face

 これは「人の顔をした椰子の瓶」で宝物名は『椰子実(やしのみ)』です。ココヤシの果殻に人面を施した容器です。ムンクの『叫び』を丸顔にしたような、ちょっと困ったような、でもどこかユーモラスな表情です。結構人気のある宝物で、何度か出品され、以前にも見たことがあります。遅くとも平安時代の終わり頃には正倉院にあったそうですが、当時の人は遠い南の島から流れてきたことを知っていたのでしょうか?


I: "Rainbow Dragon," A Mummified Ermine

 これは「虹の龍、実はミイラ化した貂(てん)」。マミー(mummy)はミイラ、ermineはイタチ科の小動物のことでここは「貂」のこと。宝物名は『虹龍(こうりゅう)、貂のミイラ』骨格が良く残っており、龍を想像させたらしい。この宝物のある宝庫を開けると必ず雨が降るという伝承からこの名が付いたそうです。正倉院の宝物って本当にいろんなものがあるでしょう。


今年の正倉院展は11月10日(月)まで。興味のある方はどうぞお早めに。

            

【追記】
 奈良生まれのnararaさんの子供ころの正倉院展の思い出はこちらです。







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最終更新日  October 31, 2008 06:54:40 AM
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行ってこられましたね。   narara さん
正倉院展行ってこられましたね。

今日は天皇・皇后両陛下のご観覧とかで・・
ヘリが上空を旋回していてにぎやかでした。
御物の英訳面白いものですね。
見てきた経験が役立ち、私でも半分は当て推量ながら分かりました。
話は変わりますが、染色系の展示品の色の残りのよいのには驚かされす。天蓋の支木を通す皮部の紫色、今でも目に焼きついています。
また、染料関係の英語教えてください。 (October 30, 2008 10:54:00 PM)

nararaさん   くるみ もち さん
 さっそくコメントありがとうございます。
nararaさんのブログで正倉院展の日記を拝見してあったので参考になりました。特に子供の頃の正倉院展の印象は興味深かったです。

 両陛下のご到着はちょうど正倉院展の帰り道、近鉄奈良駅で知り、私もお出迎えの列に加わりました。お二人ともずっと満面の笑みを浮かべ手を振ってくださり、とても和やかな雰囲気でした。お蔭でさまで、今年の正倉院展は格別なものになりました。

染料関係の英語も勉強してみます。気長にお待ちください。

(October 31, 2008 05:13:53 AM)

Re:第60回正倉院展(10/30)   カサブランカ さん
新聞を読みながら、くるみもちさん、きっと行かれて、ご紹介くださるだろうと思っていました。
また、実物を見に行きたいものですね♪

本当にいろいろあって60回を迎えるのもすごいです。 (October 31, 2008 05:47:44 PM)

ご案内ありがとうございます   セージグリーン さん
英語から推測するのは、頭の体操になり、面白いですね。
分かったものは、やはり実物を見ているもので、貂のミイラや椰子美は全く知りませんでした。
正倉院展は3回ほどしか観ていません。ちょうどこの時期に奈良に行ってみたいものです。

蘇芳は、私の数少ない着物の中で最も出番の多い大島紬の八掛の色です。
こっくりとした深い色合いは、まさに豊穣のシンボルに思えます。
日本の色には植物由来のものが多く、英語の色名にには動物由来のものが目立ちます。
これも農耕文化と狩猟文化の違いのゆえか、と勝手に思います。

金銅幡の花唐草文、亀甲文、花卉文、連珠の飾り、鳥のつがいの文様などは、今でも染織工芸を中心に盛んに用いられていますね。それがこの当時既に誕生していたと思うと、日本の文様の壮大な歴史に思いを馳せたくなります。
大寄せのお茶会には、色無地に正倉院由来の名物裂
の帯を締めた方が見られます。
ちなみに私も柊唐草(炎草文)と有栖川錦の帯を持っています。 (October 31, 2008 09:33:48 PM)

有栖川錦   カサブランカ さん
セージグリーンさん

>大寄せのお茶会には、色無地に正倉院由来の名物裂
>の帯を締めた方が見られます。
>ちなみに私も柊唐草(炎草文)と有栖川錦の帯を持っています。

わぁ~素敵。あこがれですよ~!
紫の色無地に、鹿文有栖川錦の帯を着こなされる姿。
これは、お子ちゃまでは、到底似合わないですからね。
お茶会では、着物以上に帯に目がいくことを知りました。わびさびの精神ではありますが、名物裂を観るのも楽しみの一つでもありますからね。
歴史ある正倉院文様は、格調高く時代を超えて美しいです。高級感も最高です。
(November 1, 2008 11:01:14 AM)

名物裂   セージグリーン さん
>紫の色無地に、鹿文有栖川錦の帯を着こなされる姿。
これは、お子ちゃまでは、到底似合わないですからね。

あ、有栖川文の帯は黒地なので銀鼠の色無地に合わせています。銀鼠は無彩色なのでとても便利で、紋を入れずにセミフォーマルから街着にまで着ています。
紫は憧れますが、面積が広いので、帯止まりにしています。白髪になったら似合うでしょうか、、、。 (November 1, 2008 09:28:04 PM)

カサブランカさん   くるみ もち さん
 すっかりお返事がおくれてごめんなさい。でもセージグリーンさんとお話が弾んでいて良かった~。

 カサブランカさんがお出でになったのは華麗なる碁盤、『木画紫檀棊局(もくがしたんのききょく)』が出展されていた時だから、第57回。もう3年も経つのですね。また機会があればお出でください。その時は声をかけてくださいね。

>わびさびの精神ではありますが、名物裂を観るのも楽しみの一つでもありますから。

その通りですね。正倉院で見かける文様は、今に伝わるものも多く、見かけると懐かしい気持ちになります。

(November 1, 2008 11:03:24 PM)

セージグリーンさん   くるみ もち さん
 お遊びに付き合ってくださってありがとうございます。

>貂のミイラや椰子美は全く知りませんでした。

正倉院は東大寺の倉庫としての期間が長いので、結構意外なものがあるんですよね。機会があればぜひいらしてください。

>蘇芳は、私の数少ない着物の中で最も出番の多い大島紬の八掛の色です。

裾が翻るとさぞかし艶やかでしょうね。

>日本の色には植物由来のものが多く、英語の色名にには動物由来のものが目立ちます。
これも農耕文化と狩猟文化の違いのゆえか、と勝手に思います。

まぁそうでしたか。今度から注意してみます。

>金銅幡の花唐草文、亀甲文、花卉文、連珠の飾り、鳥のつがいの文様などは、今でも染織工芸を中心に盛んに用いられていますね。それがこの当時既に誕生していたと思うと、日本の文様の壮大な歴史に思いを馳せたくなります。

 その通りです。色んなところで見かけます。二月堂の南側の階段の上からと下からのそれぞれ三段ずつ、石肌に雲や青海波や亀甲が彫られていて、こんなところにも♪、と嬉しくなります。

有栖川文は幾何的ではっきりとした柄なので私などは難しいのですが、目鼻立ちのはっきりしているセージグリーンさんならさぞかし粋に着こなしていらっしゃるのでしょうね。目に浮かびます。

紫の着物、私も持っていませんが、娘は振り袖に紫地を選びました。振り袖なのでそれこそ凄い面積です。友禅柄や刺繍で地色が出る分量は減っていますが、それは華やかなものです。セージグリーンさんの思い描いていらっしゃる紫とは対極にあるものですが、若さと好きな色と言う思い入れで着てもらうしかありません。

(November 1, 2008 11:37:16 PM)

Re:第60回正倉院展(10/30)   クーン43 さん
昨日のNHKで正倉院展を紹介していました。
ここでご紹介の物をじっさいみることができました。

Shakuhachi Flute はおもしろい笛ですね。
また木を蘇芳で染めるというのもなぜかという説明をきいておもしろいと思いました。

自分の目でみてみたいけど、奈良は遠くて。
残念です。いつか一度は見にいきたいです。 (November 3, 2008 09:37:20 PM)

クーン43さん   くるみ もち さん
 11月2日にNHKで放送があるからそれまでに行った方がいいと言われていたのですが、新日曜美術館だったのですね。そんなに充実した内容なら私も見たかったわ。

 3年前から宣伝の仕方ががらりと変わり、入場者数が2倍近くになりました。遠くからたくさんの人が訪れてくれるのはありがたいことだけど、十分にご覧いただけているのか心配なところです。

 いつかはクーンさんにもじっくり鑑賞していただきたいものです。

(November 3, 2008 10:01:21 PM)

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